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plus 1℃ worker(プラスイチドワーカー)

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人はなぜ働くのでしょうか? 学生である私たちは、「モチベーションが高く、いきいきと働いている人たち」のことを「普通の人より平熱が高い」という意味を込めてplus 1℃ work… もっと読む
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記事一覧

「破顔一笑、働きがいのある事業所の実現をめざして」

はじめに  この度、“ワークセンターわい”という福祉事業所の所長である籔文章さんにお話を伺うことができました。籔さんは“生きがいと意欲が感じられる”福祉事業所の運営に長年取り組んでおられます。籔さんが福祉に携わるきっかけや、仕事の魅力についてお話を伺います。 福祉に興味を抱く  13~14歳の頃、とあるテレビ番組で盲導犬特集の番組を見て福祉に興味を持ち、盲導犬訓練士になりたいと思いました。しかし、どうすれば訓練士になれるかわからなかったので、高校卒業と同時に“そごう”とい

デザインで社会を変える

■ はじめに 今回は、NPO法人Co.to.hana(コトハナ)の代表理事を務めていらっしゃる、西川亮さんにお話を伺うことができました。  この記事を読んでいただければ、社会課題をデザインで解決するとはどういうことなのかを知り、なぜ働くのかについて考えるきっかけになり、学生の人は在学中に何をするべきなのかがわかるのではないでしょうか。 ■ 西川さんのお仕事とは?  大きく分けて、デザイン事業/プロジェクト運営/デザイン研修の三つです。これらの事業に共通して言えることは、「

自分を変える、生き生きと働ける秘密に迫る

■ はじめに 女性なら誰でも知っている、有名な@cosmeという口コミコスメサイトはご存じでしょうか?  関連する@cosme を運営、美容系の求人・人材派遣紹介等のお仕事をされている、「istyle careere」で、前向きに生き生きと働いていらっしゃる大野さんにお話を伺いました。  誰でも前向きに働けるわけじゃないし、、、と思っていらっしゃる方もいると思います。  この記事を読んで頂ければ、自分も前向きに働くことが出来そう!!と思える“”キッカケ“”になるのではな

ママが自分らしく生きれる社会をめざして主婦から起業

■ はじめに NPO法人ホッピング理事長をはじめ、二児のママ、保育士、幼稚園教諭、キャリアコンサルタント、自分史活用アドバイザーなど…数多くの肩書をお持ちの貫名茜(上田茜)さんにお話をお伺いすることができました。  この記事を読んでいただければ、どんな立場や状況であっても1歩踏み出せば明日は変えられる、ということがわかるのではないでしょうか? ■ 団体を設立されたきっかけとは?  当時(25)一児の母親として育児をしていましたが、行政の育児支援イベントに参加するも何か違和

”何か人に言えない悩みを抱えている子どもたち”に頼られる人になりたい

■ はじめに NPO法人あっとすくーるの理事長をされている、渡剛さんにお話を伺うことができました。  この記事をよんでいただければ、人間が働く意味や人生で何を大切にしたいのかを考えなおすきっかけになるのではないでしょうか? ■ どのような事業をされていますか? ひとり親家庭の子どもでも通いやすい学習塾の運営と、行政からも委託を受けて生活困窮世帯で暮らしている子どもたちへの支援をしています。前述の事業は「中学生と高校生」を対象に、後述の事業は「小学生~高校生」を対象にしてい

大学を飛び出した。本気の同世代に出会った。

■ はじめに みなさんは大学はどんな場所だと感じていますか?「勉強をする場所」「遊ぶ場所」いろんな考え方があると思いますが、飛田さんは学生時代に大学を「何一つ楽しくない場所」と考え、大学を飛び出しました。  この記事をよんでいただければ、小さなコミュニティにとらわれない考え方を知っていただけるのではないでしょうか? ■ どのようなお仕事をされているのですか?  NPOについての研修受け入れ、就業・起業サポート、社会貢献塾、生活支援・介護予防サポーターなど、地域に根付いた総

子育てと仕事に壁はない。

■ はじめに 「大阪を変える100人会議」にて初めて石川さんの姿を見た時、とても驚きました。小さな娘さんを抱っこしながら大勢の前で登壇し、お話されていたからです。 母親でありながら会社とNPOの代表を務める、そのバイタリティはどこから溢れてくるのでしょうか? ■ "いきいきつながる会”設立のきっかけ  転職をくり返していた24歳の頃、“コーチング”のお仕事に出会い、「人がイキイキと能力を発揮する」ことの楽しさに気づきました。「このままじゃ出産の機会を逃す!」と思うほどコー

両親は聴覚障害者。第一言語は手話。

大学の授業で、「五感の中でひとつだけ残るとしたらどれを選ぶか」という質問をされた事がありました。その際、視覚と並んで多かった答えが聴覚でした。「音の無い世界」をその時初めて想像しました。そのくらい、聴覚とは私の中に当たり前に在るものです。 そんな私に尾中さんが聞かせてくれたのは、全く新しい音でした。 ■部活に熱中した高校時代 当時は県内で1番偏差値の高い高校に通っていました。なので、必然的に周りに勉強のできる人が多く、偏差値や大学の話ばかりをすることに飽き飽きしていまし

派遣業から日本の未来を変える

皆さんは「派遣」という言葉にどんなイメージがありますか?良い印象を抱いた人は少ないのではないでしょうか。そんなネガティブな印象を持つ派遣業にこそ、日本の未来を変えるチカラがある。新しい視点があることを山内さんは教えてくださいました。 ■どのようなお仕事をされていますか? 数少ない派遣業界専門の経営コンサルタントをしています。 ■仕事をする理由とはなんですか? 前提として、「自分らしく、自由に働きたい」という考え方があります。 前職が軌道に乗ってきたとき、ふとこれからの日本

掃除屋は、綺麗にする事だけが仕事じゃない

一見大らかそうに見える金子さんが、黙々と繊細な作業を必要とするイメージの強い「お掃除屋さん」と聞いて、最初少しびっくりしてしまいました。そんな金子さんに、何故お掃除屋さんに?どんな思いで働かれているのか?などなど、取材させて頂きました。 ■どのような経緯で起業されたのですか? 龍谷大学で学生生活を過ごしていたのですが、留年が確定してしまい大学を辞めることになります。その後、友人の塾で経営を手伝ったり、家庭教師をしたり、建築関係のお仕事をしたのちに「お掃除本舗」にFCとして

働く上で大切なのは、「人との関わり」

2018年の漢字に選ばれたのは「災」。 その通り多くの災害に見舞われた平成最後の年でした。 ニュースで目にしたのは、本当に現実なのか疑うほどに破壊された道路や建築物。 そんな現場と密接に関わる、土木業務を専門とする設計会社、前川プランニング代表の前川さんに、お話を伺いました。 ■どんな学生時代を過ごしましたか? 学生時代は1日3件バイトを掛け持ちしたりと、アルバイト三昧でした。 ですが働く事の楽しさはその頃から養われていました。 ■起業されたきっかけを教えてください。 3