カセットコンロ

防災豆知識(カセットコンロ・ボンベ編)

こんにちは。東京事務所の石田です。
早いもので今日から10月がスタート、私が東京事務所に異動してちょうど1か月が経ちました!

引っ越しは人生2度目のことでしたが、やっぱり体力がいりますね。
荷物の梱包だけでも気が遠くなりそうな作業量でしたが(思い切って断捨離を決行!)、物件探しではハザードマップを片手に何件も見学、、、「防災・防犯面での安全性」と「使い勝手の良いキッチン」という私のこだわりポイントを満たしてくれる物件探しにも苦労しました。


そんな慌ただしくしていた時期に私が住んでいた大阪府高槻市を襲ったのが、大阪北部地震と台風21号。
これらは台風通過後に撮影した高槻の様子ですが、強風でバス停が大きくゆがんだり、木や電柱が倒れて道がふさがるなど、大きな被害がありました。

大きな災害の後はライフラインが止まってしまいます。
今回はそんな時に、1家に1台あると大活躍する「カセットコンロ」についての豆知識をお伝えしたいと思います。

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「カセットコンロ」はこれからの季節、お鍋をする時の必需品ですよね。カセットコンロと一緒にボンベも買い置きされている方が多いかと思いますが、みなさんはカセットコンロ・ボンベの使用期限をご存知ですか?お家に何本備えていますでしょうか?


◆燃焼時間と備蓄数
この問題の正解は、、、②の約60分です!

カセットボンベ1本の燃焼時間は3.5kW(3,000kcal/h)のコンロの場合、強火で約60分使用可能と言われています。地震直後は行政支援が遅れることが想定されるため、一週間分以上の食糧、飲料水、生活物資などの家庭備蓄を確保するよう呼びかけています。家族の人数や備蓄している食材を考えてカセットボンベを大目に買い置きしておくと、イザというときに役立ちます。高温多湿を避けて屋内に保管しておきましょう。


◆使用期限
カセットコンロは約10年、ガスボンベは約7年が目安です。ガスボンベ15本の備蓄は大変!と思われた方も、約7年の使用期限であれば安心ですね。使った分を買い足すローリングストック法を活用して、しっかり備えておきましょう。ちなみに、使用頻度に限らず、年月が経過すると劣化のためひび割れしたり、変形してガス漏れなどの原因になるため注意が必要です。カセットコンロ、ガスボンベをよく見て、ゆがんで変形しているもの、さびが出ているものは使用しないようにしましょう。

◆廃棄方法
ボンベを振ってサラサラと音がする場合はまだガスが残っています。火が消えるまで完全に使い終わったら、火の気のない風通しのよい屋外で穴をあけ、地域の取り決めに従って分別廃棄しましょう。


今回の引っ越しでは新しく住む・勤める土地の防災情報を調べたり、お家の防災グッズを確認したりと、私自身の防災について見直すきっかけになりました。日本に住んでいる以上は地震や台風などいつ起こってもおかしくありません。「備える場所も、時間も、お金もない!」と思いがちですが、防災専用のものではなく普段から使えるものを選び、大目に買い置きしておくことがポイントです!

今回はカセットコンロ・ボンベについて紹介しましたが、その他の防災グッズ情報は以下から資料をダウンロードできるので、自分のお家は大丈夫か、改めてチェックしていただければと思います。

▼地震ITSUMO.COM「防災グッズ」


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