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未来は自分で見よう!他人が教えてくれる未来は役に立たない!かも?

未来が自分で見れたら便利だと思いませんか?
このnoteでは、未来予知する方法について書こうと思います。


経営者によく聞く質問で『五年後の未来はどうなっていますか?』と言うのがあります。
その経営者が話す答えは、合っているようで合っていません。
何故かというと、未来は確定事項ではなく複数ルートあるからです。

確定事項でなくても、経営者としては言い切る方が楽だし、かっこいいので、取り敢えず確率の高そうなルートを1つだけ言い切ります。

本当は心の中では、条件によって変わる多くの別ルートを複数想定しているのです。

聴衆は、残念ながら多くのルートを知ることはできません。

ではどうしたら良いかというと、自分で未来を予知するしかありません。
自分で予知できれば、前述の経営者よりも多くの未来が予知できるようになるかもしれません。


自分で未来を予知するにはどうしたら良いのか?

「訓練」「知識」を増やすことが必要です。


訓練

「訓練」は、泳げなければ、泳ぐ訓練をすれば良いということです。

私は、商品開発畑出身なので、一年以上先に店頭に並ぶ商品について考えており、開発が難しいものは、二から五年先まで考える必要がありました。
そのため、常に訓練する環境にありました。そうしていると、自然と未来を考えるのが癖となり、未来を予知が自然と身に付きました。


日々何かあれば、『これは未来にどうなっているだろう?』と考えてみてください。

この政治家の未来は?このスーパーの未来は?この商品の未来は?学生なら、このあとに先生の言う台詞は?でも良いです。

とにかく未来について考えることが訓練になります。訓練していると自然と未来の出来事が頭に浮かんでくるようになります。

私の場合、営業会議で上司が次に言う「厳しい意見」が予知できたため、実際に「厳しい意見」を言われると、「やっぱりね!」とあまりにも可笑しくて顔がにやけてしまって、よく怒られたものです。


知識

次に「知識」です。
色々と興味をもって調べ、知識を増やすことも大切です。
未来は、ひとつの条件で決まるわけではありません。複雑に絡み合った複数のパラメーターの変化で未来は刻々と変わります。
知識を得ることで複数のパラメーターの存在を知り、その変化がどのような未来へ影響するか予知できるようになります。

料理に例えると、訓練でいくら腕を磨いても材料がなければ、おいしい料理はできないということです。

自分の知識も経験も、他人の経験も、歴史書も、専門書も、webもすべて引っ括めて総合的な知識が必要です。

意識が高いと、ビジネス書ばかり手に取ってしまいがちですが、それではダメです。それ以外の書物も沢山読みましょう。
もしビジネス書を読むのであれば、一歩踏み込んでその根拠を考えたり調べたりしてみましょう。「ふむふむなるほど!」で終わってはダメです。


パターン

『愚者は自分の経験から学び、賢者は歴史(他人の経験)から学ぶ(初代ドイツ帝国宰相のオットー・フォン・ビスマルク)』と言う言葉があります。

時代は同じようなことを繰り返しています。歴史を調べることで、色々なパターンを知識として蓄えることができます。(ここでいう歴史は、学校で学ぶ歴史だけではありません。人物・物・金融・流通などなどすべてのものに歴史があります。幅広い歴史の知識を得ましょう。)

パターンを身につけると。ある時、現在の現象とリンクします。過去のパターンが現在でも通用する場合があるのです。パターンを応用することで精度の高い未来予知ができるようになります。

また、パターンを複数身につけておくと、複数の知識をまとめて、あなただけのオリジナルパターンが見えるようにもなりますよ。


まとめ

以上、「訓練」と「知識」の話をしましたが未来は見えそうですか?

昔の賢者は歴史(他人の経験)だけで良かったかもしれませんが、現代社会は複雑で、賢者になるには自分の知識・経験、他人の経験、歴史書以上の知識が必要です。

貪欲に知識を増やし、よーく考えれば 高精度な未来予知ができるようになります。

更に踏み込むのであれば、多くの知識を活かして、未来を自分自身で作りましょう。そうすればあなたの未来視能力は完璧になるでしょう!


おまけ

ちなみに当てやすい未来があります。これからヒットするアイドルです。
「マイナーな頃から応援してたのに、メジャーになって寂しい」と言うセリフを聞いたことはありませんか?それはなぜか?よーく考えてみてください。



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