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【Artist Info】Knosis -究極の音楽体験-

はじめに

今回のアーティスト紹介はKnosisです。
日本のメタルヘッズはきっと眉唾ものですよね。

日本のメタルシーンを切り開く、
新たなる国宝級バンドをご紹介します。


Knosisとは

2022年12月に彗星の如く現れたバンド。

正体は、Ryo Kinoshitaの新プロジェクトです。

モンスターがついにシーンに舞い戻りました。


メンバー

Ryo Kinoshita

説明不要の世界基準のフロントマン。
ガテラル、グロウル、フライと全音域で凄まじい音圧を繰り出す、スクリーム界のモンスター。

影響を受けたアーティストにはMETALLICA、Slayer、Museなどの純正メタルやシアトリカルが挙がっており、他にもFinch、Glassjaw、Thrice、Hatebleed、Nasumなどのアーティストから音楽的素養のインスパイアを受けている。

ジャンル問わず数多くの楽曲にfeaturingしており、日本のみならず世界中での評価が高い。

背中の蛇のタトゥーは
Knosisのロゴの由来にもなっている。

Kazuma Moroishi (Dr.)

引用:Instagram ※TAPリンク

Ryoとは大学の友人であり、CLより前にInfectionというバンドを結成していた仲。

かつてはNAMBA69のサポートとして活動し、
現在は神聖かまってちゃん、LiSAなど様々なアーティストのサポートとしても活動中。

Kosuke Tano (Ba.)

引用:Instagram ※TAPリンク

ドレッドが特徴的な5弦ベーシスト。
かつてはSpecial Thanksで活動していた。

DTMによるトラックエディット(編曲・作曲)
等の技量が非常に高く、元々Ryoと曲を作り合う仲で新たにベースとしてKnosisに勧誘。
テクノ要素はKnosisの根幹でもあり、両面でバンドの音楽を支える存在。ムードメーカーでもある。

Daiki (Gt.)

引用:X ※TAPリンク

元HER NAME IN BLOODのギタリスト。
現在はCrossfaithのサポートとしても活躍。

彼もRyoと長くの付き合いであり、
次に何かやる時には絶対にギターを弾いてもらいたいという願いがあったため勧誘。
彼も説明不要、歴戦のギタリストです。

Yosh

引用:Instagram ※TAPリンク

Survive Said The ProphetのVo.
Knosis立ち上げの発起人であり、プロデューサー・コンポーザー的な立ち回りのためライブの表舞台には姿は出さずに活動。
(一部ステージに出ることもあるようです。)

元々Ryoの英詩表現を一緒に制作しており、
クリーンパートのレッスンなども共に行っている。

★それぞれ掛け持ちのクリエイティブが多いため、
   現在はサポートという体裁になっています。

★Daikiが他サポートの兼ね合いでKnosisに
  帯同出来ない場合にはSugi (coldrain)が
  ギターとして参加しています。


来歴

<結成>
Crystal Lakeを脱退したRyoは、療養期間中に元々交流のあったYosh(SSTP)の家で気分転換も兼ねてセッションを行っていました。

YoshはRyoの友人かつメンター的な側面があったようで、プライベートで何にも縛られずに
デモを作るのは楽しかったと語っています。

Ryoは心身が回復しても二度とステージには戻らないと決めていたそうですが、Yoshの
「お前は絶対にシーンに必要だ。今すぐ戻れ。
  そしたら来年のSSTPのツアーに出ろ。」

という一言で復活の機会を作ります。

そこでプロデューサーの立ち位置でYoshを迎えるプロジェクトを組み、Knosisを結成します。

<初動>
Ryoが1年でシーンに帰ってくるということで、
日本のみならず海外でもすぐさま話題に。

結成後すぐにシングルの「星砕」をリリースし、
Ryoの哲学を軸に大きくアップデートとした
エクスペリメンタルメタルを展開。
その後はEP「The Shattering」と「神喰」
を披露し、その音楽性を世に知らしめます。

<躍進>
各々の前身バンドの活躍もあり、様々なフェスやゲストとして精力的に活動していきます。

宣言通りSSTPとSTAND ATLANTICとの3マンツアーに帯同し、交流のあるバンドと次々に対バン。
そして1年と経たずにAsiaツアーを敢行し、
STRAY FROM THE PATHと共に
UKツアーも展開していきます。

かつて世界を席巻したフロントマン一同ですが、
100~300キャパの小箱での出演も多くかなりファンとの距離が近い活動スタイルです。
楽曲も多くないので、その地に合ったカバーを織り交ぜてフロアを熱狂の渦に叩き込んでいます。

そして2024年6月にはかの世界的音楽祭であるResurrection Festに抜擢。
結成1年以内でここまで上り詰めています。

※このフェスは花冷え。やJILUKA、LOVE BITESなども出演が決まり日本から数多くのバンドが躍進を遂げているのですが、遂にCrystal Lakeと横並びの表記が出たので少々SNSではザワついていますね。どうなることやら。


音楽性について

公式ではエクスペリメンタルメタルの表記。
野太いメタルコアを根幹としつつも、テクノ要素とラップが数多く取り入れられ、Ryoのクリーンパートも差し込まれるジャンルレスな音楽性。

RyoはKnosisを結成する際のコンセプトとして
世のトレンドや誰の音楽にも縛られない、
とにかくやりたいことを自由にやれる音楽
を掲げており、十二分に反映されています。

括りで言うとニューメタルコアが近いかと。
野太いメタルコアを軸に、ヒップホップやデスコアの成分を織り交ぜています。

元々影響を受けた20'sの王道メタルコアにエクストリーム、ブラックメタルやグラインドコア、他ジャンルであるテクノやヒップホップ、歌謡曲などをMIXして昇華するスタイルが完成しており、展開が目まぐるしく変化する楽曲が多いです。

SEもラジオ体操のテーマにノイズが走りバンドサウンドに以降したり、日本の歌謡曲(アニソンの懐メロ)を熱唱したりと、とにかく自由奔放。
しかしそれが新時代のメタルコアとして完成しているので、非常に聴き応えがあります。

また、楽曲名は全て漢字が並んでいます。
これはエルデンリング(日本のRPG)から着想を得ており、ゲーム内に登場するワードを楽曲の詩に合わせて当てはめているとの事です。

総括して、僕は震えるほど好きですね。
ここまでカオティックな要素を繋ぎ合わせてメタルコアの哲学や詩に落とし込んでいるのは脱帽でしかありません。

やはりRyoの手掛ける全てが至高です。


おわりに

今回は新たなバンドKnosisの紹介でした。
(Yoshさん良い人過ぎて感動しますね...)

近々アルバムも出るみたいなので、
益々今後の活躍が楽しみです。

このブログを呼んでいる人には刺さると思うので、是非手に取って愛してみてください。

それではまた👋

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