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画材屋ワンダーランド☆

画材屋さんに行きたい

先日、36色の色えんぴつを手に入れたのだけど、
これはAmazonで割引価格で購入したもの。

でも本当は…
本当は…
画材屋さんに行きたかった!
だって実物を手に取ってみたいじゃない?
ウキウキわくわくしたいじゃない?

というわけで、行ってきました。
「世界堂」!

いざお店の中へ

わかってはいたけど、あらゆる種類の画材がものすごい数で押し寄せてくる。すごい迫力…。

画用紙、絵の具、ペン、色えんぴつ、筆、額縁…。
それぞれの棚ごとにおびただしい数の商品が並んでいる。

店内にいるのは、いかにも美大生っぽい若者がちらほら、クレヨンを探しに来たらしい親子、神妙な顔つきで額縁を品定めするご老人…。
「ほら、遊んでないでこっちに来て!」と、どこかのお母さんが展示品の積み木で遊んでいる子どもに声をかける。
「あのぅ、こういったものに適した筆を探していまして…」と青年が店員さんに話しかける。

…まずい。品数と雰囲気に圧倒されすぎて、このままでは自分を見失うぞ。

ええっと…今日私が欲しいのは…。

消しゴムで消せる色えんぴつ

「アーテレーズカラー」!
普通の油性色えんぴつは消しゴムで消しても消えないのですが、これはきれいに消せるのです!

1本単位で買えるのが、専門店のよいところ。
いくつか試し描きをして色をみて、黒と茶系のものをチョイス。

さて次は、色ペン。


決められない

ペンコーナーに行ってみると、これまたおびただしい数の種類のペンが。

こ、これは大変だぞ(冷や汗)。
目についたものから試し描きをしてみると、どれもペン先が筆状になっている。
「カラー筆ペン」と言われる、手軽に水彩画風のイラストが描ける道具らしい。微妙な色加減でグラデーション陳列されていて、一体全部で何色あるのだろう。

こんなすごい道具を使ったら、さぞかし色彩豊かな素敵なイラストが描けるのだろうなぁ(しばし妄想)。

そうして何とか用途に合いそうな太さのペンにたどりついた。
しかし色が多い。
グレーがかった紺色、まぶしいくらいの青、緑がかった水色…。
あぁ!私が欲しい「ブルー」はどれなんだ!?

…ちょっとひと呼吸入れよう。


「ふーっ」と息を吐いて、店内をゆっくり散歩してみる。

最初にお店に入って来た時よりも、だいぶ目が慣れてきたことに気づく。

本当にいろんな商品があるなぁ。
すごいなぁ。

角を曲がると、あれ、なんだか雰囲気が違う。
あ、これは模型だ、木製の手の模型。
描きたいポーズに指を曲げてデッサンするやつ。
でも数が、多い…ぞ…。
えっ…?

わー!!追いかけられるー!(妄想)

そうだった、もう電車の時間が迫っているんだった。
早く決めなきゃ!(冷や汗再び)


ようやく…

再びペンコーナーに戻り格闘。
何とか欲しい色味を数本選んで会計。

…はぁ、間に合った。


結論:画材屋それはワンダーランド

ウキウキわくわく。
見たことないもの、不思議なものいっぱい。
迷子になる覚悟で飛び込むべし!

買ってきたペン

…一方で。
「あれ?よく考えたらごく普通の色ペンでよくね?(汗)」という時もあったりするので、そんな時は背伸びをせずに近所のロフトでもいいかもね(小声)。


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