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地球の周囲に存在している想念階層について

美しい地球に住む親愛なる皆さんへ
いつも「Pneuma」のブログをご覧いただきありがとうございます。

地球と霊界の間には、幽界といわれている中有界があります。

日月神示の「地震の巻」には、幽界に関して、次のような記述があります。

地震の巻~第2帖

幽界は想念の世界である。

死後、最初の状態は、生存時の想念、情動がそのままに続いているから、自分にふさわしい環境におかれる。

生存時に偽りのなかった霊人は、この情態に入って始めて真の自分を発見し、天国的光明を開くのである。

偽りの生活にあった霊人は、この状態に入った時は、地獄的暗黒に自分自身で向かうのである。

かくすることによって、生存時における、あらゆる行為が清算されるのである。

この状態に入ったならば、悪的なものはますます悪的なものを発揮し、善的なものはますます善的な力を発揮する。

「地震の巻」に書いてあることは、エドガーケイシーのリーディングや、霊界日記を記述したスウェーデンボルグとまったく同じです。

元々、地球には想念階層(幽界)はありませんでした。

エドガーケイシーのリーディングでは、地球は「実験の場・体験の場」としてつくられたと語っています。

霊界に存在している霊魂は、生も死もなく、自由自在に地球(物質界)の生物や植物や鉱物に出入りすることができ、物質界の体験を楽しんでいました。

やがて霊魂は、物質界の快楽や物欲にとらわれ、霊魂と物質の結びつきが強くなりすぎてしまい、物質界から自由に抜け出すことができなくなってしまいました。

地球という物質界に囚われた霊魂たちの感情や思考が、地球の周囲に想念層をつくり出していきました。

現在、想念層は大きく分けると、三重構造になっています。

ほとんどの人間が、肉体を離れたあと最初に行くところが、「執着・囚われの階層」です。

「執着・囚われの階層」は、心の中にある状態が投影された想念世界ですので、地上でどのような生き方をしたかで、地獄のようにもなりますし、天国のようにもなります。

また、この階層は類は類を呼び、同じ性質をもつ霊魂同士が引き寄せ合ってグループをつくっています。

日月神示には、「死んでから改心するのは生きているうちに改心するよりも難しいぞよ」と示されているように、同じ性質の霊魂が集まっていますので、異なる考えや新たな気づきを得ることが難しく、そのグループから抜け出すことが困難な霊魂たちもいます。

例えば地上において、自分さえ良ければと他人をイジメていた人たちは、死後、イジメられたりイジメたりを朝から晩まで繰り返しているようなグループに入ってしまいます。

「執着・囚われの階層」は、地上に最も近い階層ですので、その階層に住んでいる霊魂たちの想念は、地上の人々に強い影響を及ぼします。

「執着・囚われの階層」のネガティブな想念が強まりすぎると、地上では戦争や災害や天災が起こりやすくなります。

地上の人々の祈りは、「執着・囚われの階層」に届きやすく、亡くなった人の供養が大切と言われているのはそのためです。

子供が亡くなった場合は、大人のような何らかの強い執着をもっていませんので、「執着・囚われの階層」を通り抜け、「転生準備の階層」までまっぐに行きます。
子供の転生が早いと言われているのはそのためです。

日月神示で、「元の世に戻す」とは、この三重構造になっている地球の想念階層(幽界)が消えてなくなることを意味しているのではないかと解釈する人もいます。

松果体の霊光はとても波動が高いので、松果体が開くと、「執着・囚われの階層」のネガティブな影響を受けなくなり、災いを遠ざけ、運気が良くなり、健康になり、人生のすべてにおいて良くなってきます。


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