日記を始める(2020/03/06)

一昨日、ふと風呂で考えたことを書き出してみたらとても楽しかったので、それを習慣化してみようと思い立った。あくまで楽しいからやるというスタンスは崩したくないが、漫然とTwitterやネットサーフィンをしているより有意義であることは確信している。

私は人文系の学部に進学する予定なのだが、困ったことに読書習慣がない。一応気になった本を何冊か買って少しずつ読んでみているのだが、どうも頭に入ってこない。文章の読み方が分からないのだ。
ところで、ギターやバンド演奏、作曲を通して、音楽を聴く上でも新しい視点を得て、リスニングの解像度が上がったという経験がある。いずれも極めて拙く、そこまで力を入れていたわけでもないのだが、それでも実感としてあるのだ。音楽を聴くことと演奏すること、作ることとの距離はさして大きくなく、むしろそれらは地続きのものなのではないだろうか。いささか短絡的なアナロジーではあるが、文章でも似たようなことがないかと期待している。


日記をつける上で目指すことは主に次の三つである。

1.考えていたことを書き出す
2.明晰に書く
3.簡潔に書く

まずは1だけ達成できれば良いこととする。2と3は努力目標といったところか。1については、日記を書いた時点で、内容にかかわらず達成できているといえなくもない。
ちなみに、140字を超える長文を書くとき、全体の内容に直接大きな影響を及ぼさない文章表現の間違いに気を取られて時間と気力を浪費してしまい、最後まで書ききれなかった経験があるため、表現・記法の正しさは二の次とする。そのため見苦しい文章になると思うがご了承願いたい。


日記を書く基本的な流れは次のとおりである。

1.風呂で何かを考える
2.目次を書く
3.下書きする
4.清書する

1について。既に書いたとおり、この日記は、風呂で考えたことをあとから文字に起こすものである。
風呂は考え事をするのに最適な場所である。湯船で温まりリラックスできるのはもちろん、スマホを持ち込みさえしなれば、余計な情報が勝手に入って来ることのほとんどない、閉じたパーソナルな空間であるからだ。
風呂に入ってから自然と浮かんできたものを書いてもいいが、なにか能動的に考えたいことがあればそれについて書く方が良い。そのため、考えたいことがあれば時間に関係なく風呂に入ってしまうことにする。
また他に、たとえば、散歩をしながら考え事をするのも悪くないかもしれない。どうせ暇なので明日試してみる。

2について。テレビのついたリビングに行ったり、スマホでTwitterを開いたりしてしまうと、あっという間にそちらに気を取られて、考えていた内容を忘れてしまう。だから、そうなる前にそれを書き出す。いきなり本文に入るのではなく、まず大雑把に目次を書いて、あとから肉付けしていくのが良いだろう。予め機内モードにしておいたスマホを寝室に置いておいて、風呂から上がったらすぐにメモを開くことにする。

3について。これもまた、内容を忘れないためである。明晰さや簡潔さについてはこの段階ではひとまずさておいて、考えていた内容を素早く、できれば全て書き出すことを意識する。

4について。下書きを読み直して、本筋から逸れる内容を消したり、冗長な表現を改めたりする。このときは、投稿して人に見られるということを一応意識して、出来る限り明晰で簡潔な文章にする。


私にとって日記を書くことは骨が折れる上に時間がかかるので、毎日というわけにはいかないかもしれないが、三日に一回くらいのペースがキープできれば良いなと思う。大学が始まったらどちらにも余裕がなくなってしまうだろうから、それ以降は書かないかもしれない。三月いっぱいは続けたい。

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