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京セラ、次世代電池開発の立役者の人生がドラマすぎる!!

京セラ、次世代電池を開発し、販売するとのことです!!

自分の研究開発したものが販売まで辿りつくのは技術者冥利に尽きます。自分が作った製品を世の中におくりだしたいものだ!

話は変わりまして、私がアメリカで就労してて最もよかったと思えたことの一つは、この次世代電池開発の立役者の方と出会えたことです。この立役者方の人生がドラマすぎるので、こんな人いたんだ!!だなとみなさんと共有できればと思います。許可はとっていないので、すべて仮名であります。あとすべて話すと長くなるので、省きます。

立役者の方は細畑さんという方で、大学卒業後は化学薬品を扱う商社に就職されたそうです。

20年前のある日、海外の医療機器を扱っている研究所から、小さくて、安全で長持ちで小さい電池がほしいという相談がありました。当時、その条件を満たせる電池を作れるメーカーは日本にしかなかった。そこで細畑さんは色んな電池メーカーにプレゼンをし、開発に乗り出したのが老舗の帝国電池。

試行錯誤の結果、非常に信頼性が高い電池の開発に成功しました。ただ会社側で、販売しないとの決定が...

その電池が使われる医療機器というのは、耳の聞こえない方に、その機器を埋め込み、耳が聞こえるようにする製品でした。会社側で販売しないと決断した理由は、医療機器での訴訟による損害賠償のリスクは計り知れないからと...

でもせっかくいい電池ができて、その医療機器でたくさんの耳の不自由な方の役に立てるかもしれない!! そこで思い立った細畑さん、帝国電池の研究所長、研究員はそれぞれ会社を退職し、アメリカでベンチャー企業をすることに!!

現在ではその日本人たちが始めたアメリカベンチャー企業で生産された電池が、たくさんの耳が不自由な方たちの中に入っていて、その方たちの耳になっているそうです。

しかし耳が不自由な方の数は限られており、中々ビジネスとして成立させることが難しく、取締役会の従業員を解雇する案か、新しくビジネスの幅を広げる細畑さんの案かで意見が対立。細畑さんはその会社から去ることに。。。

って京セラの次世代蓄電池まで長くて書ききれないので、また続きを書きます。

細畑さんの人生は挑戦の連続で、もし挑戦に踏み留まっている人がいれば、このnoteが一助になればと思います!!


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