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【宝塚観劇記録】宙組・『Xcalibur エクスカリバー』

本日張り切って10時半にブリリアホールに行ったら誰もいなくて、うっわやば間違えた?と思ったら、12時半開場でした。
公演時間を間違えたのはこれで今月2回目…
たるんでる‼️
気合いを入れていきます。

誰もいなかったから何度も撮り直した

そんなわけで、とーっても楽しみにしていたエクスカリバー。観劇した友人からとても良かったと聞いていたので期待値がだいぶ上がっていた。

余談だけど、Now on stageで芹香さんが春乃さくらちゃんのことを『さーちゃん』と呼んでいて、感動。さくちゃん、じゃなくなったんだね。さくらでもなく、さーちゃんなんだね❤️


1幕を観て思ったのは、正直サプライズか少ないなぁという印象。
真白くんがかなり序盤から出てきて、そこはすごくびっくりしたし、存在感があったから『ほぇ〜』って思ったけど、その他の人は実力派ばかりだから『うん、いいってことは知ってる』って感じ。
おそらく、曲が自分にハマらなかったのだと思われる…🥺1幕はふわふわしてるからか、重厚感のある曲が少なくてあんまり印象に残らなかった。

1幕全体としてはふわふわしているように感じたけど、細かい感想は以下。

  • 真白くん…モーガンに見えた

  • サクソン族の悠真さんがほんとに怖い…迫力がハンパじゃない

  • 悠真さんの息子を演じた大路くんが強い。ビジュアルもだし、雰囲気がすごくある

  • 泉堂成くんの短髪が似合いすぎ。彼女って毎回どこかしら爪痕を残してこない?今回は出演シーンは多いけど個人として目立つお役では無かったから?ビジュアルでインパクト付けてるのかな?わからんけど。すごくインパクトがあった(余談だけど、既に会が立ってるらいしという噂を聞いた!)

  • 雪輝くんの演じ分けが見事。マジでやばい人から聖人に、、どちらも説得力があった

  • 相変わらず若翔さんの歌声が好き

  • 皆さん歌がお上手。ほんとに皆さんすごい。

こんな感じで1幕を観終えたのだが、この時はまだ知らなかった、、2幕の凄さを…

2幕が良すぎ

1幕の最後にあっさり闇堕ちしてしまうアーサーだが、2幕の最初から全身真っ黒なお衣装で出てくるので『えっ…幕間の間にそんなに堕ちたの??』と戸惑う。
そして、その後の展開から、本当に堕ちてしまったことを知る。どうして私を支えてくれるのは姉上だけなんだ、、と自らグィネヴィアやランスロットを遠ざけてしまうのに暗黒のループに陥っちゃうの。。

ところでだけど、アーサーとモーガンが姉弟っていう説得力ありすぎるよね。めちゃくちゃ似とるもん。しかも、ランスロットとアーサーの関係を見ても思ったんやけど、芹香さんの弟力がすごくて本当に弟に見える。
モーガンの姉力も相当高いと思った。

2幕はずっとハラハラドキドキしてた。
そして、全ての展開に涙がぁぁーーー

アーサーとランスロット

私の中のアーサー王とランスロットって、珠城さんと朝美さん、もしくは天寿さんと真風さんのイメージだったの。ランスロットの方が堕ちていく?(朝美ランスロットのイメージの方が強いのかも…真風ランスロットは堕ちないよね)ような印象だったから、桜木ランスロットが…
めーちゃーくーちゃーいいやーーーん❤️
だからより切なさが増す‼️

アーサーにとってランスロットは父亡き今世界で一番大切な人だから、実際にランスロットはめちゃくちゃいいやつで、裏切られたと感じた時の絶望がすごいの。
あそこの解釈がよくわからなかったけど、結局最後を見ても、モーガンが操ったからこそあんな展開になったの❓
きっとモーガンの魔術が無くても、モーガンに操られていたアーサーと関わっていたら、自然にランスロットとグィネヴィアが共感し合って惹かれ合っちゃう展開にはなるんじゃないかなーと思った。
でもモーガンが仕組まなければ一線は越えなかったのかなぁ。
どうだろ。
興味深い。

ランスロットを殺さなかったアーサーが、ランスロットを赦して自分自身も赦そうとする姿。お互いに傷つけ合っても尚アーサーを守ろうとするランスロット…
あそこの流れが本当に胸にグッと来まして。。涙止まらんかったわ。

2幕ではランスロットの兄貴感が感じられました。

モーガンとマーリン

ぜひ真白くん主演でモーガンとマーリンのサイドストーリーをバウでお願いします。
モーガンが可哀想すぎる…😭今回の公演のラブの部分を担っていたのは間違いなくモーガンでした。
弟が産まれたばっかりに、父親に捨てられて孤独に生きてきたモーガン…。それでも目をかけてくれたマーリンが迎えに来てくれることを信じて待ち続けていたモーガン…。
はぁ、、
悲しい。
りっつさーーん!!!

モーガンのマーリンに対する気持ちは、ただの好きじゃなくて、父親よりも父親でありながら、血の誓いを交わした運命共同体であり、魔術を教えてくれる尊敬する師であり、自分のことを愛してくれている(と信じられる)男性であり、、

同時に自分を見捨てた憎しみもあるわけやん。愛憎入り混じりすぎてもう、なんのこっちゃ。ぐちゃぐちゃよ。

しかも結局マーリンは責任をとっただけなの?というまだ私の中で整理がつかないところではあるが、あの最期を選んだのは、最後に抱きしめたのは、モーガンにやっぱり愛(娘なのか、もしくは憐れみなのか…それもわからん)みたいな感情があったからなのでは…

と思えて、ここも号泣ポイント。

モーガンに最後救いがあってよかった。
救いと言ったらモーガンに怒られそう。絶対死んでからも文句言うタイプだと思う。


そんなわけで、本当に2幕は全員が素晴らしかった。


サクソン族の皆さんまビジュアルがいいのよ。郁いりやくんが、最初はキャメロットの村人でいい青年風だったのに、サクソン族でロン毛でバリバリやってたのには驚き。
すご!!
全然キャラ違うやん!!

色々と感動しました。





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