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【旅記録】赤城山


202305
ピークは避けるべし!
それが私と夫が旅行の行き先を決定する際に少しだけ気にしていることだ。
そもそもピークを避ける以前に、人気がありそうな場所を目的地にしないことが多い。

5月、山登りがしたいという夫に低山を選んでもらい、赤城山に登った。
赤城山…
聞いたことないなぁ。
中級者向け…でも2,000m無いんでしょ?行けるいける!
と、夫に背中を押し出される形で了承し、赤城山への登山に向かった。低山のはずなのに中級者向けとなっていたのには、ふか〜い意味があることも知らずに。。

登山をする際には、基本的に登山ルートの確認は夫に任せている。

が、道中で『ビジターセンターでルートのこと聞いてみようよ🎵』と提案され、、『んんん…?ルートを今から確認するの??』とだいぶ不安になった🫤
夫は引っ込み思案の恥ずかしがり屋のくせに、ビジターセンターに行くのは大好き。
そのくせ『自分、日本語NGなんで』と私に丸投げ⚾️
私もめっちゃ人見知りやっちゅーねん!!!
私は知らない人恐怖症なので、ビジターセンターのお姉さんにほんとのほんとに勇気を振り絞り、質問することになった。

そこでおすすめされたルートが以下。

1 黒檜山・駒ケ岳コース


えっ…待って…
赤城山という山を登るんじゃないの???😱
色々山が並んでますけど?!縦走しちゃう感じ??😱😱😱
クラクラしてお姉さんの言葉に『ありがとうございました』とそそくさとビジターセンターから出てしまった。
お姉さんも『ん?』となったに違いない。次回はもっと愛想良くします反省。

それに対して夫は『え?もっと聞きたかったのにーブーブー🐷』と文句を垂れていた。

待て待て。縦走なんて聞いてないよー❣️と私もプリプリ。
自分でも一応調べとけよ、って話なんだけどね。へへ

でももう、、ここまで来ちゃったし、、
私だって舐められたくないし(誰に)、
駐車場に幼稚園バスまであって幼稚園生も登ってるよ風を見せてるし(山が)、
行くしかない❣️

赤城山なの?黒檜山なの?

やっぱり黒檜山って書いてある…
意味わからんし、すごく険しい…狭い…ほんとに行けるんか。。

ものすんごく風が強くて装備を追加(途中車にダウンを取りに戻った。この選択をした自分をマジで褒めたい)。

ここから、、
信じられないほどの石?岩?岩場というのか?が続き、、
足場が悪すぎるし、風が強くて寒すぎるし、足がマジで死ぬーー!!!と叫びながら足を進めた。

余裕が無さすぎてあるのはこの写真だけ

コースもよくわからないし、たまにすれ違う人は(下りの方がだいぶ難しそう)みんなポールを持ってるし、トラッキングシューズだし…(私は普通のスニーカー)。
中級者向けってこういうことかよ〜🥲

半泣きになりながら、引き返すこともできず意地で登り続ける。。

見上げればかわいいお花達とは早々にお別れ


ただ、シーズンには一週間ほど早かったらしいけど、可愛いお花が咲き始めていて癒された❤️
岩場までは『あー疲れたー(早すぎ)、あ、でも可愛いーー😍』の繰り返し。

奇跡的に頂上へ。しかしここがゴールでは無かった…
もはやどこか思い出せん

やーーーっとこさ頂上へ。
もーね。
頂上は確かに気持ち良かったが、いかんせん強風のため寒すぎ。止まると凍る🥶
絶景ポイントなんてもう行かなくていいよーーと滞在時間1秒。

癒される暇マジなかった

木道ゾーンでテンションを何とか回復させながら、どうにか黒檜山の頂上から駒ヶ岳の山頂に到達し、寒すぎたし時間も遅くなると嫌だったので早々に下山。
駒ヶ岳の山頂エンジョイ時間2分。
これ以上は無理だった。

あぁ、大沼が見える!

大沼が視界に入った時、心底安心した。
そしてやはり登山口付近のお花は可愛すぎる💐

めちゃくちゃ急いでの登山だったので、結局3時間くらいで登って降りてきて、その記録に夫は気分が高まっていた。
『案内されてる時間よりもだいぶ早く全行程終わったねー🎵』

待て待てー!
めちゃくちゃしんどかったぞーい!

2,000m以下の低山だが、本当に大変な山❣️
だるだる大変なのではなく、岩場での一歩踏み出すのが本当に大変。
ただ、花はとても素敵だった💓
一週間後ならもっと人が多くて気分が励まされるか、人が多すぎて登り辛くなるのかは不明だが、風はもう少し穏やかだろう。
ベストシーズンは6月か。

道中突如現れた鳥居はシュール

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