夏の、歌う球体。
noteの更新を怠っているうちに、季節が変わってしまった…。
「落ち着いたら、書こう」なんて考えてしまうのが間違いですね。よく考えたら、子育てしていて落ち着くことなんてないのだから。
そいで、今さらなんですけど、ふと今朝、今年の夏の思い出のシーンが甦ったので、書いてみようと思いました。
映画にも小説にも決してなることがないような私の平凡な人生においても、「これは忘れられない!」っていう場面がいくつかはあるんだけど、
例えば、早朝のカッパドキアで気球から見た圧倒的な自然の景色とか、韓国の片田舎を旅行してたときに触れた地元民の暖かい笑顔とか、サマソニにビヨンセが降臨したときの眩しいステージとか、
心に直接ジワジワきて、圧倒されて、涙が出てくる感じね。
で、今年の夏も、ちょっとそんなかんじのことがあったなと、来年のドラえもん映画のティーザー動画をネットで見かけて思い出したんです。
夏に家族でプラネタリウムに行ったんです。
夏休み企画でドラえもんの特別プログラムをやっているのを見つけて、すっかりドラえもん好きになった長男が喜ぶかなと思って。案の定、同じくらい年齢の子供たちがたくさん来ていて満席でした。
最初は普通に星座の話をやって、そのあとドラえもんの番組がはじまると、TVでなじみのオープニングソングが流れ始めるんですが、
なんと…
子供たちは自然と歌い始めるんですよね!
誰も「一緒に歌いましょう!」なんて言ってないのに。
最終的に大合唱です。
春に初めてドラえもん映画を映画館に観に行ったときも、おなじ感じでびっくりしたんですが…
今回はプラネタリウムというまあるい空間。
暗い空間で宙をみつめながらの大合唱。
子供たちのとっても純粋な歌声で満たされる球体。
なんだかその若々しいパワーに包まれ、圧倒され、泣きそうに…。
これまで経験したプラネタリウムの中で、一番感動した体験になりました。
今朝、急にそのシーンが甦って、鳥肌が立ったので、書いてみました。
次回の映画は月面探索だそうで、早くも楽しみです♪
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