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私には2回目でも、彼には初めてのこと。

ここ数週間、少し気持ちがざわついていました。

もうすぐ4歳になる長男に変化が起きたからです。

兄弟が産まれると、なりやすいといわれる、上の子の”赤ちゃん返り”。
うちの場合は、出産直後はすこし戸惑いはありそうだったものの、あまりそれらしき兆候はなく日々が過ぎていき、「意外と大丈夫だったな~。よかったー」なんて楽観的に思っていたのですが…

半年たって、遅れてやってきました。

具体的には、今までしなかった指しゃぶりや、完了していたトイレトレーニングの逆戻り。

慌てて、長男と抱っこして向き合う時間を作ってみると…

「今度、ママと公園行きたい」
「今日はママとお風呂はいりたい」
という言葉が…

あぁぁ。
そっかー。そうだよね。

なんとなく赤ちゃんが産まれてからは、赤ちゃんはママが担当、長男はパパが担当みたいなところがあって、特に公園で思いっきり遊んだり、お風呂にいれたりっていうのはパパ担当になってしまっていたんです。

親としてはそれでうまく回っているつもりだったけど、彼からしたらママ不足だったんだと思う。

なんで今のタイミングになってでたのか?

親都合の外出が重なっていたり、
保育園の緊張するイベントも続いたり、
寝てるばっかりだった赤ちゃんが動きだしたり、
来年度の復帰のことや保活ですこしママとパパがざわざわしたり、
メガネ治療もすこし次のステップに入ったり、

考えるといろいろそれらしいタイミングではありました。
でもきっとこれまで積み重なってきたものが、表面化したって感じなんだろうな。

「2人育児ってどう?やっぱり大変?楽?」とよく聞かれるようになったけど、「2人目は精神的に余裕もあるし、ある程度の基礎知識もあるし圧倒的にラクちんだよー」と答えていた私。(どうラクかをまとめてみたnoteはこちら

でも、それはあくまでママにとってで、彼には違ったんだと改めて気づきました。

私にとっては2回目の育児。気持ちの余裕もある。
でも、長男にとっては初めての赤ちゃん。気持ちは大混乱中。

そんなシンプルなことだけど、ちょっと忘れがちだった。
っていうか、ちゃんとそこを気遣ってあげれなかったってことは、ある意味わたしにも余裕がないってこと、と反省しました。

仕事復帰したあとの余裕のなさを知っているがゆえに、「育休中にあれもこれもやっとかなきゃ!」とあせる気持ちが大きかったけど、すこし立ち止まるきっかけに。

育休はあくまで制度上は下の子のために取得しているものだけど、上の子のセンシティブな時期にも柔軟に対処できるように、うまく余裕をもって生活しなくては!と思い直しました。

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