通学と下宿、どっちがいいの?

お久しぶりの投稿になります、ぽちです!
第2弾の記事は、私自身がある事情で下宿生と自宅通学生の両方を経験したことも踏まえて、これから進学される方に向けて、下宿と通学の比較をしていきたいと思います。
※あくまでも中の人の主観です。

1.下宿のメリット&デメリット

〇学校が近いこと


まず挙がってくるであろう大きなメリットだと思います。下宿する学生の多くが学校の近くにアパートやマンションを借りることが多いので、たいてい20分以内で通学できる子が多かったように感じました。私自身、中学高校が電車と自転車を使って1時間半かかっていたので、遠距離通学を経験したことのある人からすると、メリットに感じる人が多いのではないかと思います。

〇自分の好きなように生活できる


下宿先に友人を呼ぶもよし(ご近所迷惑にならないように!)、休日にふらりと出かけてみるもよし、部屋のレイアウトにこだわってみるもよし。ルームシェアや学生寮でない限りは「ひとり暮らし」となり、他者に生活のリズムを合わせなくてもよいので、自分の思うような生活を送ることができるのも魅力のひとつではないでしょうか。

〇生活力が(いやでも)身につく


実家とは違い、ごはんが自動で出てくるわけではないし、お風呂が沸き上がっていたり、洗濯物がきれいにたたまれていたりするわけではありません。自分でしないと、どんどんお部屋が汚くなっていきますし、自分のQOLにも関わります。はじめは失敗しまくっても、なんとか家事一式できるようになるものです。

△初期費用が高い


家具に家電に生活雑貨に敷金礼金(「敷金」は担保として大家さんに預けるお金で、家賃滞納があった場合や、退去時の清算金に使用され、「礼金」は、大家さんに支払うお礼金であり、一切返金はない)も…。リサイクルショップや各学校の生協の活用、敷金礼金ゼロの下宿先を探すなどの工夫である程度抑えられますが、それでもやはりかなりの額がかかってしまいますし、生活が始まっても、生活費がかかってしまいます。

△自由度が高いゆえに…


「ひとり暮らし」をするということは、それ相応の自由を得る代わりに、その責任も負うことになります。私も他者に影響されない生活がゆえに、長期休みのときはよく昼夜逆転していました…。

2.自宅通学のメリット&デメリット

〇家事負担がほぼない


実家から通う場合、家に帰ればごはんが自動的に出てくる、洗濯をしてくれる、お風呂が沸き上がっているなど、下宿することを考えると、はるかに家事の負担量が減るのではないかと思います。

〇寄り道が楽しい

私は新幹線通学をしているので、比較的大きな駅を利用する場合だと、電車などの待ち時間に寄り道するのもかなり楽しいと思います。大学や専門学校への進学を機に、アルバイトを始められる方も多いと思いますが、下宿するよりも自分で稼いだバイト代の使い道は自由だと個人的には感じます。

これは電車の待ち時間に推し活に励む中の人(足のみ)です!


〇時間の大切さに気づかされる


電車やバスなど、公共交通機関を利用する人や、登下校に時間がかかる場合は、それを考えて動かなければいけません。いやでも時間に対してタイトになります…。

△時間がかかる!ことも…


私は新幹線&在来線&自転車で自宅から学校まで最短1時間30分かかります。さらに、在来線は本数が少ないため、乗り換えに失敗して2時間コースになることも。時間を取るか、お金を取るか。究極の選択だと思います。

△1限の日がしんどい


1時間30分かかることもあって、1限のある日は6時起きです。メイクなどおしゃれしたい!っていう人はもっと早く起きないと間に合いません。朝は戦争です。1分1秒を争います。中高は朝練で5時起きだったので、まだましなんですけどね。遠距離通学に慣れていない人や朝が苦手な人にとっては大変だと思います。

△終電の時間を気をつけないといけない


公共交通機関利用者は特に、最終便を逃すと、物理的に家に帰れなくなるので、部活動やサークル活動に参加できる時間は下宿生に比べると短くなってしまうし、場合によっては参加が難しくなってしまう可能性も。

3.まとめ

私が自宅通学できているのは、もともと遠距離通学に慣れていたというのと、岡山駅の立地に助けられているというのも大きいと思います。なんせ、新幹線はすべて停車、在来線の本数も多いですから。以前岡山大学鉄道同好会さんが作成された「岡大1限マップ」(以下参照、2023年度版です)によると、特急や新幹線を利用する前提にはなりますが、かなり広範囲から通学が可能なのではないかと思います。隣県の学校に通う、県内の学校に通う方で迷われている方は、立地や交通アクセス、1か月の定期代と、下宿の生活費を比較されて決めるのもいいと思います。私のおすすめは、最初のうちは自宅から通学してみて、自宅から通学するのが厳しいなと感じたら、10月や11月など早いうちに下宿先や家具を確保して、下宿に移行するというプランです。家具家電代も高いですしね…。ご家族の方と話し合ってみて、後悔のないような選択ができることを祈っています。

↓記事の中で言及させていただきました、岡山大学鉄道同好会さんの投稿です!


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