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ばなびーチャンネルという芸人MAD職人の激エモMADおすすめ5選

みなさん、おはようございます。



みなさんはMADというものをご存知でしょうか。

以前pocket tune timesでも「エモすぎるアニメMADおすすめ3選
」という記事でMADというものを紹介させていただいたのですが


MADっていうのはまあ自作Music Videoみたいなもので、曲に合わせて好きな映像をつなげるオリジナルのMV、まあ同人誌みたいなものですね。



そんなMADが僕は小学生から大好きで、仮面ライダー系のMADとか、アニメ系のMADとかをよく見ていたのですが、ここ最近増えてきたのが


芸人系のMAD!!

まあここ最近、ってか多分霜降りの影響だと思うんだよなあ

ここ最近、M-1しかりキングオブコントしかり、賞レースに挑む芸人たちをカッコよく演出するのが流行ってますよね。

それは僕個人の見解ですけど多分霜降り明星がM-1優勝した後に、

せいやが過去にいじめられてたとか、そういう悲惨な過去をはねのけて売れたぞみたいなことをいろんなメディアで話して、お笑い芸人がかっこいいみたいになるようになったと思うんですけど、でもせいやはそう考えると本当すごいな。本当にお笑いブームを席巻しまくってるというか、第七世代という言葉を作ったり。


そんなお笑いブーム再来の渦が、MAD界隈にも影響を及ぼし、

芸人MADを作る人たちが増えてきたわけですねえ。

でもnote界隈でもお笑い系の考察とか書く人も多くなりましたもんね。



というわけで今回は、僕がイチオシの芸人MAD職人「ばなびーちゃんねる」さんのオススメMADを5つ紹介していきたいと思います!





ばなびーちゃんねるという芸人MAD職人の激エモMADおすすめ5選①

マヂカルラブリー 我流

・1つ目はマヂラブのMADです。ああそうそう「マヂ」だからね。ADだった頃、資料作った時にマヂカルラブリーの”ヂ”を”ジ”にしてめっちゃ怒られたなあ・・・というどうでもいい話は置いといて、やっぱそのマヂラブが優勝したのもカッコいいんだよねえ。まじであのトリッキーなネタで優勝したっていうのがほんと革命起こしたと思ってるよほんとに。全てのトガってる若手芸人、いやトガってる全ての人に勇気と希望をくれたんじゃないかな。

・この他の芸人がマヂラブについて語ってるインタビューVの声を生かしてるっていうのも良いんだよねえ。そうそう。2017年のM-1ね。あの時、友達もみんなマヂラブ「アレはない」って言ってたからなあ。まあ確かにあの頃は和牛とかスーパーマラドーナとかちょっと正統派の方が流行ってたからな。っていうか多分、その前の時期に、フースーヤとか8.6秒バズーカとかが流行ってて、よく分からない言葉と、よく分からない動きで笑わすのがちょっとちゃっちいみたいな空気だったんだよね。はいはいその感じねみたいな。世間的にもうそれ見飽きましたよみたいな。でしっかりした漫才をやってるM-1が逆に神聖なお笑いの場所みたいな空気で、そこにそれこそフースーヤとか8.6秒みたいなよく分からない言葉とよく分からない動きで笑わす奴が出てきたから、まあ2002のテツトモみたいな感じで、「お前らが来る場所ちゃうで」みたいな空気になったんだろうなあ。多分アレで笑うのが恥ずかしかった時期だったんだよ。和牛とかで笑う方がお笑いわかってるという感じがしたのよね。だから俺も言いづらかったしね。みんながマヂラブはないって言ってたから、、ちょっとアレに笑ってしまう自分を押し殺してたもん。でもさあそれでもさあ、それをずっとやり続けるっていうのがすごいのよ。すごいしかっこいい。そして優勝してしまうっていうのがかっこいい。多分全ての何かを作っている人、トガっている人の葛藤にピリオドをつけてくれた感じがするんだよね。みんな、自分がやりたいことをやった方がいいのか、ニーズに合わせてやった方がいいのか、みんなその狭間で葛藤してると思うんだよ。全ての何かを作っている人の葛藤、悩みにマヂカルラブリーが優勝したことによって正解を出してくれたというか。

・ラスト優勝ネタ終わった後、今までのM-1ネタをボンボン挟み込む演出、大好き。



ばなびーちゃんねるという芸人MAD職人の激エモMADおすすめ5選②

オードリー 逆転人生

・ほんまこういう感動系のMADにさ、高橋優は卑怯よ。いや始まりサンパチっていうのも良いね。ここでさ、オードリーで感動系っつったら若林の葛藤と後M-1とか賞レース系の画を入れるのがメジャーだけど、まず春日の潜水息止めを曲1番のサビに入れてくるのが良いよね。

・なんかオードリーの第一次ブレイク期の時の母校の校長先生かなんかが若林の卒業文集に「日本一の漫才師になる」って書いてたっていうエピソードで、若林が恥ずかしがってたけど、あの頃はなんか、「え、若林の方が!?」みたいな驚きもあったんだろうな。

・「負けるわけにはいかない 勝ち続けなきゃいけない」で画の音を消して、曲の音をMAXにするのも良いですねえ。後賞レース以外の春日の普段のバラエティの体張り芸を入れるのもすこ。高橋優激アツのCメロでIPPON優勝のシーンを入れるのも最高。なんか本当にIPPON優勝したことによって、春日のキャラだけじゃなくて、若林のセンスが世間に明確に知らされたことになるから、売れてなかった頃の若林の苦悩が晴れるそんな瞬間だから、そこを高橋優の一番アツいCメロに差すのも最高です。最後は最初の10万人武道館ライブで締めるのも最高です。






ばなびーちゃんねるという芸人MAD職人の激エモMADおすすめ5選③

霜降り明星 縦横無尽

・そして時代の立役者、霜降りです。このMADは本当に涙腺覚悟案件です。いやこの本当にオールザッツ漫才のせいやのフリップだけフられなかったやつね。せいやの表情が本当に苦くて、胸に刺さるんですよね。そうそうこの文化祭で笑い取って、いじめ跳ね返して、人気者なったエピソードね。主人公すぎるでしょ。そりゃいろんなメディアが欲しがるわ。そんなやつ。

・そしてさっきのマヂラブの村上もそうだけど、この粗品のね、「アイツは最初からオモロかった」これよ。そして証拠を裏付けるように昔の粗品の証言も入れてきてね。良いねばなびーさん。好き。

・いやわかんない。ばなびーさんがそう思ってM-1ネタの最初の音生かしをこれにしたのかはわかんないけど、この「おいボラギノールのCMか!!!」これは結構時代変えた気がするんですよね。松っちゃんが笑いの歴史のキリストのように、この「おいボラギノールのCMか!!!」もこれ以前これ以降ですごいウケるお笑いが変わったような気がするんですよね。やっぱそのまず、最初にせいやがボケて「うん?なによく分からない」の後に粗品のツッコミで笑いが起こるっていうパターンはそれ以降めちゃくちゃ増えたっていうか、今売れてる若手、面白いと言われてる若手ってこのパターンが多い気がするんですよ。その先駆者はやっぱり粗品だと思うし、そのボケの人がキャッチーなポーズだったりそいつのキャラ特有のボケ、ギャグを持ったりするのが今までだったけど、やっぱ粗品はツッコミにキャラをつけたっていうか、そのツッコミの言い方にキャラをつけた。これもまた先駆者だと思うんですよね。今はそれこそそれ以降に出てくるぺこぱだったりミルクもそうだし盛山、屋敷、ホテイソンとかツッコミがキャラ持つっていう時代になってきたんですよね。それはそれまでにフット後藤とかノブとかが徐々にキャラをつけてきて、徐々に徐々にそうなったと思うんですけど、粗品が最後にがっつりひっくり返しきったって感じがします。そして「ボラギノールのCM」っていう新しいみんなが知っている共通概念。これを持ってきたっていうのも時代変えたって感じ。今まで正直若者のTV離れが問題になってたりするけど、やっぱ芸人がおっさんすぎて、おっさん芸人の例えとかについていけなかったりしたんだよね。なんか昔の野球選手とか、なんか昔の歌手とか、五木ひろしとか、玉置浩二とか井上陽水とかなんかそういう系がよく、左下のワイプに出てきて、例えツッコミとかで出てきてたけど、若者からしたら知らんかったのよ、まあ今はネットが本当普及して、昔のものとかめちゃくちゃディグれるようになったから今は陽水とかも玉置浩二とか森進一も若qるんだけど、その頃は昔の芸能人の名前出されて「ガハハハハ」ってTVの中で笑っててもイマイチピンとこなかったのよ。でも「ボラギノールのCM」って、やっぱわかるのよ若い人でも。そのネタにするべきもののアップデート感がすごいのよ霜降りって。もう井森美幸のレオタードも篠山紀信のヌード写真も知らんのよ。「ボラギノールのCM」はわかるのよ!!!その共通の記憶がアップデートされた感がすごく若者に取ってはありがたいんですね。それからは本当松っちゃんとかも千鳥とかも、90年代とかより、2000年代のもので例えたりしてるような傾向があるんだよね。そして今年のM-1で真空ジェシカがさらに新しい共通のものをネタにしてて、ほんま上沼しかり俺の親とかも「難しかった」って置いていってさらにアップデートしてきたって感じがしたんだよねえ。







ばなびーちゃんねるという芸人MAD職人の激エモMADおすすめ5選④

有吉弘行 お前、地獄見たことねぇだろ

・多分このばなびーさんの代表作ですよね。なんかしくじりかなんかのディレクターがツイッターにあげてて「これ最高」とか言ってて絶賛してましたし。

・なんかこの有吉の葛藤も良いよね。ってか有吉はV字だから良いんだよね。V字回復のかっこよさ半端ないのよ。ほんでこのMADの良いところは有吉の売れてないときに支えてくれたダチョウさんとかウッチャン、さまぁ〜ずの映像が流れることね。なんか本当にウッチャンさまぁ〜ず、ダチョウが本当に支えてくれてる感じが出てて感動するのよ。そしてそれを表に出さない人たちだからよりカッコいいのよね。

・ほんまこのウッチャンとさまぁ〜ず達と一緒に大喜利を磨いて、ダチョウさんに習って、嫌なリアクション系もなんでも受けて、そしてあだ名大喜利、悪口大喜利、平場での即興の毒舌返し、芸人じゃないアイドル達とのプロレスでバンバンのし上がっていくこの過程を、みんな知っていて、俺も当時見ていて、普通に笑ってて、最高なのよね。そしてIPPONで恩師のダチョウさんのネタで優勝するっていうめちゃくちゃかっこいいシーンを大サビに持ってくるっていうね。やっぱなにかに優勝することによって明確に実力が評価された証明になるものが得られてよかった、今までネタもやらない何も賞を取ってなかったコンプレックスから解放されてやっと証明書を受け取れたそんなIPPONを取ったグイイイインイッポーーーン!!の後に曲の歌詞の「証明!!!」の音量ドーン!!ばなびー最高やん!!そしてこれ結婚前に作ってるけど最後の恒例の写真畳み掛けの中に夏目氏も写ってるのよね。そのなんか意図してない伏線感もすごいのよ。





ばなびーちゃんねるという芸人MAD職人の激エモMADおすすめ5選⑤

おぎやはぎ

・そして最後は一番新作のおぎやはぎのMADです。もう入りからマジカッコイイです。それこそ「二人でメガネかけろよ」って言った張本人の加藤浩次の声から始まるんですねえ。そのONがカッコいいのよ。とんねるず?ダウンタウン?ナイナイ?いや僕ら独自を目指してます。かっけええええええ!!!!!

・そうそうこのM-1でとんでもない点数だしたのよな。そして笑いあう二人。この余裕み。最高じゃん。今まではさ、葛藤して苦悩して勝ち上がった感動系のMADだったけどさ、これは違うのよ。ずっとこのおぎやはぎの余裕み。これなのよ。いいねこのいろんな人たちがおぎやはぎについて語ってるシーンを畳み掛ける感じ。本当にこの余裕みがカッコいいのよね。マジでリンカーンとかも普通にMCしてダウンタウンとかにもバシバシツッコミ入れてたからな。マジヤバイ奴らだよ。

・なんかおぎやはぎにいじられてる人も、おぎやはぎの話をしてる人もみんななんか笑ってるんだよなあ。うわあ最後痺れる。「小木です。矢作です。おぎやはぎですけどなにか?」で終わるんだあ。いいねえ。なんか今までのと違うテイストだけどこのMADもすごくいいんですよね。見ていて普通に笑える。ニヤニヤできます。これはばなびーさんのポテンシャルに脱帽です。









というわけで今回はばなびーチャンネルという芸人MAD職人チャンネルを紹介いたしました。



では僕はM-1公式のMADでも見ます。

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