ついに、声出し応援が復活するそうです。

コロナ前までは当たり前にあったチャントと鳴り物の応援。
制限がかかってからは、手拍子と、とっさに漏れるワーとかギャーとかの声だけだったスタジアムがまた、知っているけどまた今までとは違う応援の局面に移るわけですね。

声出しの復活、と聞いてじわじわと、復活、ならば、以前応援で使っていたチャントも復活しないかな、という気持ちがわいてきました。

「我らのすべて」
私にとって、不動の、ザ！徳島のチャントです。
試合の大詰め、残り時間もあとわずか！という盛り上がってくるシーンに流れる我らのすべて、大好きでした。
J2昇格一年目、わりと試合終了間際にいい感じに追いついたりひっくり返したりを見ましたので、そこにこの我らのすべてが重なってくると非常に気持ちが盛り上がりました。

そして、いつの間にか、あれ？やらないのかな？なんで？という期間を経て、「チャントって代替わりするんだ…」という現実を知りました。結構なショックでした。
自分にとって、六甲おろしみたいな位置づけだったのです。
新しいチャントも続々とお目見えしましたが、我らのすべてほど、なじむ感があるチャントにはなかなか中りませんでした。

なぜここまで、我らのすべてがハマるのか、いろいろと脳内で検証。
覚えやすい歌詞、歌いやすいメロディ、老若男女オールウェルカムなとっつきやすい雰囲気。
何においても歌詞かなと思います。
応援の姿勢の表れ、チームと応援する側の一丸となっての目標が勝利であること、シンプルに美しくまとまっております。素晴らしい✨

考えている途中に、具体的な主語が歌詞にないから、応援している人が自分の気持ちを乗せやすいチャントになるのかな、などとも思いました。
掘れば掘るほど、奥が深い。

大事なチャントです。
それまでのチームの軌跡で、あーここで我らのすべてを聞きたかった！という場面もたくさんありました。
我らのすべてのあとに生まれてきたチャントたちも、それらを大事にしている人たちがたくさんいます。
チャントも、生まれてはまた少し休み、覚えている人がいればまた復活する、そんな動きがあればよいなーと思いつつ。

ともあれ、声のあるポカスタ！楽しみです！
（一試合に歴代あるだけ全部かけたら90分ですむのか？などと妄想しつつ。徳島Go!のロクセットも聞きたいです）