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POGメトリクスver2.0検証結果    ~2016年産駒(2018-2019年POG)~

2006年~2015年産駒のPOG期間中の戦績データを機械学習することにより作成した予測モデルを使用。
ただし、スコアはデビュー時点での所属厩舎・馬主、未出走馬(抹消馬含む)は最新の登録厩舎・馬主で評価しています。

2022年公開のver2.0より、従来のファクター(父、母父、性別、生年月日、取引価格、調教師、生産者、馬主、出産時の母馬年齢)に加え、“クラブ募集価格”を新ファクターに採用しました。

スコア上位馬の成績(1~100位)

赤:本賞金 1~ 10位 橙:本賞金 11~ 49位 緑:本賞金 51~100位 青:本賞金101~197位

スコア上位馬の成績(101~200位)

赤:本賞金 1~ 10位 橙:本賞金 11~ 49位 緑:本賞金 51~100位 青:本賞金101~197位

スコア上位馬の成績(201~300位)

赤:本賞金 1~ 10位 橙:本賞金 11~ 49位 緑:本賞金 51~100位 青:本賞金101~197位


POGメトリクス旧verとの比較

本賞金10位内の馬はver1.0もver2.0も、スコア上位300頭中7頭、100頭中5頭で変わりありません。
目立つところでは、ラヴズオンリーユーが232位から6位に、サートゥルナーリアが92位から33位にジャンプアップしました。また、252位ではありますがロジャーバローズがランクインしています。
対して、アドマイヤマーズが27位から86位、ダノンファンタジーが28位から59位、ヴェロックスが32位から121位に後退しました。

旧POGメトリクス(ver1.0)は、個人馬主の馬がクラブの馬よりも世間的な人気より高く評価される傾向がありました。
そのため、ドラフトでは情報が少ない個人馬主の馬を上位指名している間に、クラブの有力馬をライバルに獲られてしまいがちでした。
2016年産駒の例では、当時サートゥルナーリアが大人気で1位指名でないと絶対に獲れない状況だったのに対し、アドマイヤマーズはそれほど人気がなく中位~下位の指名で獲れたかと思います。

ver2.0への改良の結果、クラブ馬のスコアが高くなる傾向です。
POGメトリクスver2.0のスコア順に検討した上で、ドラフト上位で情報の多いクラブの人気有力馬を指名し、中位~下位で情報の少ない個人馬主の馬を指名する。
うまくいけば、サートゥルナーリア級とアドマイヤマーズ級の有力馬の両獲りが狙えるかも知れません。

POGメトリクス旧verの検証結果
2016年産駒(2018-2019年POG)検証結果見直し

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