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写真で比較するパリ今昔物語

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こちらは、自分の活動の1つである写真を生かしたパリの今・昔を写真でタイムスリップするページです。
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【パリ8区】 シャンゼリゼ大通り裏のMarbeuf通り

【パリ8区】 シャンゼリゼ大通り裏のMarbeuf通り

Rue Marbeuf(マルブフ通り)は、パリ8区、20 Avenue George V(ジョルジュ・サンク大通り20番地)から、39 Avenue des Champs Élysées(シャンゼリゼ大通り39番地)を結ぶ通り。

名前の由来は、その昔、近隣に jardin Marbeuf(マルブフ庭園)があり、そこから名付けられたそうです。

通りの歴史この通りの形としては、1798年から存在し

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【パリ7区】 Rapp大通り

【パリ7区】 Rapp大通り

Avenue Rapp(ラップ大通り)は、ナポレオン I 世帝政時代、エジプト遠征やオステルリッツの戦いなどで活躍した司令官の1人と言われている Jean Rapp(ジャン・ラップ(1773 - 1821))の名前が由来となっており、Place de la Résistance (レジスタンス広場)から Place du Général-Gouraud(ジェネラル=グロー広場)までの全長 440

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【パリ1区】 チュイルリー庭園近くのPyramides広場

【パリ1区】 チュイルリー庭園近くのPyramides広場

現在のPlace des Pyramides(ピラミッド広場)が位置する場所は、その昔、Place de Rivoli(リヴォリ広場)と言われており、近接するパリ中心部の主要通り、Rue Rivoli(リヴォリ通り)とRue des Pyramides(ピラミッド通り)があったことから由来されていました。

やがて、1932年に、1798年ナポレオン率いる軍によってもたらせたエジプト遠征の戦勝記念

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【パリ8区】 シャンゼリゼ大通り裏のFrançois 1er広場

【パリ8区】 シャンゼリゼ大通り裏のFrançois 1er広場

Place François 1er(フランソワ1世広場)は、その昔、この場所に、フランス王フランソワ1世の館があったことにより由来されたそうです。
通りは、1823年7月23日計画されたものとであると言われています。

(参考資料:ウィキペディア フランス語ページ Place François 1er の項より)

▶︎通りの場所はこちら

1910年頃の Place François 1er(

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【パリ8区】 シャンゼリゼ大通り裏のBayard通り

【パリ8区】 シャンゼリゼ大通り裏のBayard通り

Rue Bayard(バイヤール通り)は、Pierre Terrail de Bayard(1476 - 1524)というイタリア戦争の英雄ともいうべき人物の名前を冠した通りで、パリ8区に位置し、高級ブティックなど軒を連ねる Avenue Montaigne(モンテーニュ通り)とぶつかります。
1823年7月23日に、通り計画の法令が制定され、完成したと言います。

(参考資料:ウィキペディアフラ

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【パリ8区】 シャンゼリゼ大通り裏のJean Goujon通り

【パリ8区】 シャンゼリゼ大通り裏のJean Goujon通り

Jean Goujon(ジャン・グジョン)とは、1510年から1567年頃に生きたルネッサンス期を代表する彫刻家で、この通りの名前に付けられています。
通りは、1823年7月23日計画されたものとであると言われています。

(参考資料:ウィキペディアフランス語ページ Rue Jean-Goujonの項より)

▶︎ 通りの場所は こちら

1900年頃の Rue Jean Goujon(ジャン・グ

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【パリ16区】 RERC線 Avenue Henri Martin駅周辺鉄道今昔物語

【パリ16区】 RERC線 Avenue Henri Martin駅周辺鉄道今昔物語

今回は、パリ16区、パリ西の外れを走る近郊列車RER C線のAvenue Henri Martin(アヴニュー・アンリ・マルタン)駅周辺、昔、鉄道が走っていたということで、当時の資料を元に比較しながら、撮影してみました。

比較写真:左側の建物は、建て替えられてしまったが、駅舎、右側の建物は、上の昔の写真の感じがしっかり、残っているのが印象的。

まずはこの鉄道路線の簡単な歴史から。
1854年5

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