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【パリ8区】 シャンゼリゼ大通り裏のBayard通り

Rue Bayard(バイヤール通り)は、Pierre Terrail de Bayard(1476 - 1524)というイタリア戦争の英雄ともいうべき人物の名前を冠した通りで、パリ8区に位置し、高級ブティックなど軒を連ねる Avenue Montaigne(モンテーニュ通り)とぶつかります。
1823年7月23日に、通り計画の法令が制定され、完成したと言います。

(参考資料:ウィキペディアフランス語ページ Rue Bayardの項より)

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1905年頃の Rue Bayard(バイヤール通り)の写真。

写真は、Avenue Montaigne(モンテーニュ通り)側からRue Bayard(バイヤール通り)側を撮影した1枚。

1905年の写真を比較すると、左側2番目の低い建物は建て替えられてしまっているものの左手前、3番目の建物の窓の位置や、バルコニーの位置が当時の記憶とシンクロさせてくれるような気がします。
(写真:2019年6月現在)

通りの主な見どころ&記憶

1番地
上院議員 Charles Ferry(シャルル・フェリー)(1834 - 1909)ルイ18世時代スタイルのレンガと石造りの組み合わせによる邸宅

3番地
2008年まで本社として構えていた出版社 Bayard があった場所(現在は、パリ近郊 Montrouge(モンルージュ)へ移転)

7番地
Charles-Auguste Choiseul-Beaupré侯爵、侯爵夫人、そして、アメリカで生を受け、政財界での影響力のあり、ロダン作品のモデルにもなった人物 Claire Coudert(1864 - 1919)の邸宅

8番地
G. Roussignéホテルがあった場所

20番地
フランスのラジオ局 Fun Radio の本社があった場所

28番地
ノルウェー大使館

(関連資料:ウィキペディアフランス語ページ Rue Bayardの項より)

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