(180824) 相場雑感

◆日経平均  22,601.77 ∔190.95(+0.85%)
◆TOPIX    1,709.20 + 10.98(+0.65%)
◆JPX400      15,119.38 + 89.53(+0.60%)
・NT倍率 13.22倍(+0.02倍)
・空売り比率 空売り比率:41.4%(前日41.5% -0.1%)
(規制あり 36.2%(前日:36.5% -0.3%)+規制なし 5.2%(前日:5.0% +0.2%))

日本市場というのは売られやすい市場です。
① 流動性が高く、時価総額も多い市場なのでポジションが動かしやすい
② 個人が逆張り多いので、個人をはめ込みやすい
③ 構造問題を多く抱えた人口減少見込みの市場
④ 中国・香港市場という今後まだ成長余地を残す市場があること
上記の理由に足して日本は政治的な問題も多いことから、基本的にヘッジ市場になり易い市場です。なので何か問題があれば一番売りを仕掛けられやすい市場ということになります。

加えて外資が現物6割、先物7~8割の市場ということもあれば、外国市場に右往左往するということを、まず年頭に置いておかなければいけません。
ヘッジの売りが大半を占めますので、必要なくなれば買い戻しに回る、これが日本では買いの原動力になります。

(株式市場雑感)
先日の記事でも書きましたが、買い転換理由としては下記の4点の読みです。ポジションとしてはC227の買いを入れています。

1つ目は薄商い。
流れとしては大きな流れに逆らうことも可能であるということ。
大きなトレンドではなくあくまで短期のトレンド。

2つ目は、本日の米中貿易事務レベルで協議再開という点。
トランプ大統領は「多くの進展を期待していない」ということとジャブを打ちながらも、ただ何かしらが出るだろうと思った期待感の買いも入っているという状況。

3つ目は、空売り比率。
過去最高のラインとしては、今年の3/23の50.3%。丁度、米中経済制裁関連で1,000円安があった日ですね。それで昨日23日時点では、41.5%。未だ時点では高い比率部分ではあります。この数字をどう思うか。
売れる余地もあるとは思うんですが、40%も目途に動きやすいよう買戻しは少ししときたいラインだと思っています。

4つ目は、ドル円。
ドルインデックスが下がっている(ユーロ上がっている)中でドル円が落ちない点も、日経にとっては好材料(ドル/ユーロ両方に対して円安)。

上記4つから本日の米中貿易協議の結果が出るまでは、日経のポジションを外す方向に出ると踏んだからです。期待通りというかドル円の支援もあり流れは今週は買い方向へと進んでおり、買った8C227も順調で狙い通りでした。途中余計なトランプ大統領の弁護士問題とかなければもっと早く上いってたと思いますが、まぁここは致し方ないですね。

さて、今後ですが、また売り目線に戻したいと思っています。
一応画像で引いた線ですが、この2つの線どちらかが日経の上値目途だと思っておりますが、ここら辺で出来高が戻り下落方向へ向かうと思っています。

貿易問題と金利上げの影響が指標に表れ始め、経済が減速する兆候が見られておりますので、この部分を織り込みが必要だと思います。

若干グラフのラインを上値目途とするとまだ上昇余地はあるのですが、米金利上げの影響から指標も鈍化傾向にあり、更に貿易関連問題が解決へと一向に良い方向へ進展しないことも含めると今後景気は更に鈍化することになっていくと思います。
中間選挙もあるので、騙しながら行くので難しいとは思いますが、引き付けて叩くような方向で向かいたいと思います。

(仮想通貨雑感)
ある程度下値固めてそうなチャートですがまだレンジ内な感じです。75万辺りで騙し上げも入っておりこれ難しいレンジ相場って印象です。
いい感じの三尊形成は出来ているので、ここから先は抜けたら買いに行くでいいと思うんですけどね。アルトはまだちょっと燃料不足かなぁ。。。

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