(180817) 相場雑感

1週間休みましたが結局相場も気になるし、結局仕事してるし、、、いいのは朝の時間帯に電車が空いてるってことでしょうかw

(コラム)
今週の相場の観点は2つ。トルコショック・米中貿易交渉の話題。
元を辿るとトランプさんからTwitterなどから仕掛けてはいるんですがw
南沙諸島の件しかり、ブランソン氏(米牧師)の件しかり、米も理由があってのことです。

トランプさん側から見た時、福音派のこともあり中間選挙の為というのは多大にあると思うのですが、
中国に関しては日本の尖閣諸島含め、アジアに対していいように干渉しすぎと思いますし、トルコはクーデターの件に関してアメリカ在住の人を引き渡せと干渉してますし、やり口としては、過激ですが、報復も分からなくもない部分もあったりします。

この問題に対して言えば、単純に気の強い奴らwの意地の張り合いみたいなもので、経済の影響が出る前に終わるのであれば自然と相場も落ち着くと思います。

その点も含め、今後相場に影響しそうだなと思っている点は下記の点。
①日本も含め、貿易を絡めた米経済制裁問題が別国へ飛び火すること(ロシアに既に飛び火)
②トルコを中心とした新興国債権の下落による欧米銀行の経営圧迫
③節分天井・彼岸底(9月MSQ)のアノマリー(8月・9月は毎年軟調)

今現時点での流れで言えば、基本何も落ち着いていないので大きな流れは下方向にあると思っていて、需給的に9月MSQ辺りまでは続きそうな感じがします。
ただ木曜みたいに海外の問題が解決の方向へ向かうと買い戻しがグッと入ってきますので、あくまで、MSQまでは戻り売りが基本姿勢になってくるだろうなと思います。

トランプ大統領は11月に中間選挙を控えてますが、
この中間選挙で勝つためにも現時点では譲歩もし辛いかと思いますし、
この問題は少し長引くことが想定されるため、その度株価は一喜一憂する状態になるかなと思っています。ただ、中間選挙目の前で株価暴落もさせないでしょうし、結局は行ってもダウ24000位かなと。

11月の後が結構心配なのですが、貿易関係のもつれによる今回のようなトルコリラ急落、というような事態が出ると、債券・デリバティブ関連に問題が出てきます。大体こういうの多く持っているのは欧州系の銀行であり、長引けば長引くほど、この債権・デリバティブが焦げ付くこともあるかと思うので欧州銀行系は要チェックです。

欧米の金融緩和も、出口戦略へと向けており、
中国も高度成長や人口ボーナスなどもなくなってくる頃合いですので
今までの上げトレンドも一旦落ち着いてくるとは思いますが、色々工夫して取らないとはなと思ってます。

基本戦略としては戻り売りである程度落ちた所でカットという戦略になると思います。

(株式相場雑感)
基本的には海外要因にて、右往左往の状態。
買いの原動力も下がりすぎた所で、買い戻しが入っていているのが主因であり、個別株、特に中小株に関しては、かなりひどい有様になっています。

海外要因が落ち着かないことには本腰を入れて買いに行けることも出来なく、中途半端な所で値ごろ感のみで買いに行くと結構痛い目見てしまうかなと思いながら見ている所です。
現物出来高も現状では少ないことを加味しても様子見がいいのでは、、、と思う次第です。

この状態を脱する為にはある程度の出来高を持って、恐怖を味わうような下落であく抜けをすること。
それを今待っている状態であり、途中のリバで落ちるナイフを掴むような感じは避けたいと感じます。

(仮想通貨雑感)
こちらは2か月前に付けた安値圏での戦い。
買われているというよりかは売り物なくなってきて、下に仕掛けるのも厳しい状態に見えます。
出来高が去年の半分以下ではありますので、あんまり信用性がないですが、
レンジ形成でもしているのかのような感じで斜めから見る感じですね。

仮想通貨に関して言えば、MACDの週足レベルで短期と中期のGC行きそうなぐらいですかね。一回跳ね返されているので調整しながら上抜けしたら面白いんですけどね。

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