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グレイシアのリボンコンプに初挑戦しました、というお話


はじめに

一番好きなポケモンであるグレイシアに3世代から9世代までのすべてのリボン(+SVの証)をつけました。
2024年1月初めから始めて約3か月でようやく達成し、せっかくなので記録を残そうと思い記事を書きました。
あくまで回顧録的な記事なので攻略情報とかはないです。

リボンコンプとは

言葉の通りリボンをコンプリートすることです。
○○チャンプリボンのように、特定条件をクリアするとポケモンにリボンが付きます。このようなリボンを過去世代から現行世代までで可能な限り集めて、コンプリートすることをリボンコンプといいます。
リボンだけでなくSVでは後付けできる3種の証も含める場合もあります。

今回でいえばグレイシア、つまりイーブイが登場する最古の第3世代から始めて最新の9世代までのすべてのリボンを付けたということです。

挑戦したきっかけ

ポケモンバンクが近いうちに閉鎖されるかもしれないということで、2023年の12月頃、過去作のレアポケモンを整理をしているときにせっかくならリボンをつけてHOMEに送ろうと思ったことが始まりです。

はじめは6,7世代の配布ポケモンをさらに特別にするためにリボンをつけていたのですが、やはり好きなポケモンでもやってみたいと思い始めました。
ただグレイシアのリボンコンプとすると3世代からとなり、さすがに手間も準備もかかりすぎるので6,7世代の初解禁ボールと組み合わせてリボンを付けることにしました。

そんな感じでぼちぼちとやっていたところ、2024年1月にリボン付けに必要で唯一持っていなかったポケモンコロシアムが偶然にもリサイクルショップで相場よりかなり安く売られているのを発見し、思い切って購入してしまいました。
というわけで、覚悟を決めて全リボンのコンプに取り掛かりました。

リボンコンプした子

今回リボンコンプしたのは色違いのグレイシアです。
ニックネームはまだ付けていません。いい名前が思いついたら付けます。

色違いグレイシア
リボン一覧-1
リボン一覧-2
リボン一覧-3

このグレイシアと並行して通常色のイーブイを3世代から、ドリームボールとウルトラボール入りの色違いのイーブイにもリボンを付けています。
バトル施設でリボンを同時取得させる関係上イーブイのままであったり、Switch系のリボンは後回しにできるので未コンプの子たちです。

リボンコンプ(予定)グレイシア一家

リボン集め道中

3世代

まずはリボンを付けるイーブイのゲットから。
時間的な制約から厳選ではかなり厳しいので乱数調整で入手しました。

3世代で取得したリボンは

  • チャンプリボン

  • バトルタワー
    おもいでバトルリボン(ウイニングリボン・ビクトリーリボン)

  • コンテスト関連
    おもいでコンテストリボン(5部門×4ランク=20種)
    プロマイドリボン

  • アースリボン

がんばリボンは努力値振りが面倒なので後世代での取得としました。
ナショナルリボンはイーブイに付けられないのでスルー。

チャンプリボンは殿堂入りをすればよいので簡単にゲット。

バトルタワーはポケモンボックスを入手したので、そんなに労せずゲット。
むしろ攻略用のポケモンの努力値振りとレベル上げが苦労ポイントです。

次にコンテスト
何と言ってもポロック用のきのみに一番時間がかかりました。というよりリボンコンプ取得のほとんどの時間を占めています。
まずコロシアムできのみと交換するためのポイント稼ぎに時間を取られました。おかげでホウオウとセレビィをゲットできました。
さらに、きのみ栽培は4日に2個という効率。きのみを切らさないためにある程度貯蓄ができるまで3世代での作業は進みませんでした。
コンテスト自体はコンディションを上げさえすれば"めざめるパワー"を連打していればよかったので、動画を見ながら作業しました。
ブロマイドリボンもコンテストをやってたらいつの間にかゲット。

アースリボンはコロシアムのバトル山という施設で100人抜きをするともらえます。ある程度のレベルのフライゴンとペリッパーを用意したら、大体のポケモンはじしんとなみのりだけで突破できました。
簡単で一時中断できるとはいえ3時間拘束されるのは地味に面倒でした。

4世代

グレイシアへの進化はこの世代からできるのでDPtで進化させました。

4世代で取得したリボンは

  • シンオウチャンプリボン

  • レジェンドリボン

  • あしあとリボン

  • バトルタワー
    おもいでバトルリボン(アビリティリボン,グレートアビリティリボン,ダブルアビリティリボン,ペアアビリティリボン,マルチアビリティリボン)

  • おもいでコンテストリボン(5部門×4ランク=20種)

4世代の新規リボンには曜日リボン(7種)、お金リボン(3種)があるのですが、ORASでの取得の方が簡単なので後回しにしました。

シンオウチャンプリボンは殿堂入りで即入手。
レジェンドリボンはHGSSのレッドを倒すともらえます。ある意味ジョウトチャンプリボンです。

あしあとリボンはきのみの大量摂取でなつき度を上げることでゲット。
地味にきのみ栽培に時間がとられました。

そして、リボンコンプ最難関の4世代バトルタワー
教え技がないため比較的簡単という噂のダイパで挑戦しました。
シングル21勝(アビリティリボン)とダブル系50勝以上(ダブルアビリティリボン,ペアアビリティリボン)は簡単でした。
問題はシングル49勝(グレートアビリティリボン)とNPCマルチ50勝以上(マルチアビリティリボン)です。
どちらも運に左右されるという点が非常にむずかしくさせています。
シングル49勝は登ること自体は簡単でしたが、グレイシアがバトルタワー向きではないため肝心の7周目で脱落を繰り返しました。
NPCマルチ50勝以上は5週目あたりから登ることすら運任せな部分が大きかったです。ペアのNPCを妥協してはいけません。
終盤の周はポケモンwikiとにらめっこしながら慎重に戦っていました。
あまりにも負けるのでDS二台で回してました。

つづいてはコンテスト
アクセサリーあつめのためにプラチナでプレイ。
コンディション上げは3世代でやっているので特になし。
音ゲー?部分は3DSのホームボタンリセットで敵を狂わせるという力業で突破。
あとは購入できるわざマシンでわざを適当に覚えさせてあげればクリアできるので時間がかかるだけで難しくなかったです。
ママ(アヤコ)が来たら必ずリセットしてました。

5世代

この世代にはリボンがありませんので通過するだけです。
チャンプリボンすらないのは残念ですが、今後のリメイクに期待です。

ポケウッドをクリアするとスターという称号がもらえますが、リボンもなく現行世代で確認することもできないのでスルーしました。

6世代

元はこの世代でリボン取得をやってたので準備を改めて何かするということもなく、バトル施設も簡単なので時間もそんなにかからず取得しました。

6世代で取得したリボンは

  • チャンプリボン
    カロスチャンプリボン、ホウエンチャンプリボン

  • バトルハウス
    グレートバトルリボン、マスターバトルリボン

  • コンテスト関連
    部門別マスターリボン(5種)、コンテストスターリボン

  • しゅぎょうリボン

  • がんばリボン

  • お金リボン(3種)

  • 曜日リボン(7種)

なかよしリボンは7世代が圧倒的に楽なので後回し。

チャンプリボン系はこれまで同様すぐに達成。
XYだけで取得できるのはこれだけなので基本的にORASで作業しました。

バトルハウスは効率を求めるためにトリプルバトルでやってました。
シングルのラニュイはかげぶんしん持ちがいるので運負けを嫌ったというのもあります。
テラキオン+エルフーンの構築を使えば4体同時にリボン付けできます。

次のコンテストも苦戦することはありませんでした。
けづやがないおかげで、追いポロックさせることでコンディションもMAXにさせることができました。
本番は3世代と同じく"めざめるパワー"連打でクリアできました。
強敵とうわさのルチアをスルーするためにコンテストを制覇していない2つのソフトに分けて挑みました。分けてもコンテストスターリボンは取得できます。

しゅぎょうリボンは他と違い"ながらプレイ"ができないので、一番手間がかかりました。とはいえ、努力値を振っておけばいいので無理なく取得。
取得条件の関係上、努力値をMAXにしたのでがんばリボンも取得しました。

お金リボンはバトルハウスで貯まったBPをタウリンに交換してショップで換金することで取得しました。

曜日リボンはORASでは手持ち全員に付くのでほかのポケモンといっしょに取得しました。4世代と違って日付変更のために23:59にする必要がないのも楽でよかったです。

7世代

3DS最後の世代です。ここをクリアすれば実質終了です。
リボン自体が少なく時間はほとんどかかりませんでした。

7世代で取得したリボンは

  • アローラチャンプリボン

  • バトルツリー
    グレートツリーリボン、マスターツリーリボン

  • ロイヤルマスターリボン

  • なかよしリボン

アローラチャンプリボンは即取得。
思い入れ補正的にチャンプリボンのなかで一番好きです。

バトルツリーは6世代と同じく複数同時取得するためにダブルで挑戦。
簡単とはいえ油断しているとたまに運負けします。
USUMならグレートツリーリボンは伝説とレベル100が使えるので、じしん撃ってたら勝てます。
マスターツリーリボンのグリーンはデスカーン+ラッキー構築で挑戦。

ロイヤルマスターリボンは1勝すればいいので簡単でした。
メガハッサムでみがわりを盾につるぎのまいをしていれば、だれか1匹が落ちるのでバレットパンチで2タテして勝てます。
ほのおタイプには狙われるので、控えのポケモンをクッションにしました。

なかよしリボンはこの世代で取得しました。
にじマメを2個と撫でればよいので1分もかかりません。

8世代:ソード・シールド

ソード・シールドで取得したリボンは

  • ガラルチャンプリボン

  • マスタータワーリボン

ガラルチャンプリボンは例にもれず即取得。
経験値を無駄に入れたくなかったので毎回ひんしにさせるのがちょっと手間でした。

マスタータワーリボンもダブルで挑戦。
伝説ポケモンも使えるのでマスターランクにさえ到達していれば、ザシアンとムゲンダイナだけですぐに終わります。

8世代:BDSP

実は新規リボンがあったり再録リボンがあったりとリボン的には重要です。

BDSPで取得したリボンは

  • トゥインクルスターリボン

コンテストの音ゲーに慣れるのに時間がかかりました。
ボールシールがないとビジュアル値が低すぎて負けるので、四天王周回や他のポケモンでコンテストスターになるなどでシール集めの必要があったため、結構時間がかかりました。
効率を考えるならシンオウチャンプリボンとコンテストスターリボンはここで取ってもよかったかもです。

8世代:LEGENDS アルセウス

LEGENDS アルセウスで取得したリボンは

  • ヒスイリボン

写真を撮らなくても、ぼくじょう内のポケモンを選択するだけで取得できるので楽でした。
隠し要素という感じでおもしろくて好きです。

9世代

リボンが少ないかわりに後付けできる証が実装されました。

9世代で取得したリボンと証は

  • パルデアチャンプリボン

  • マスターランクリボン

  • あいぼうのあかし

  • グルメのあかし

  • ものひろいのあかし

パルデアチャンプリボンはもはや言わずもがな。
DLC後なのでWキュレムでクリア。

マスターランクリボンはもともと対戦やってる人間なので余裕、と思ってたんですがリボン取得のためにサボっていたせいで下層ランクから登ることになりました。
適当に前シーズン上位のパーティをレンタルしてマスター到達したあとは、自パーティにグレイシアを入れて勝利して取得しました。

最後に、後付けできる
グルメとものひろいは短時間でついたのですが、あいぼうのあかしは夜中に輪ゴムで固定して放置して走っていてもなかなかつきませんでした。
作業時間はほぼゼロのわりに取得に一番時間がかかった気がします。
あと取得条件を考えるとなかよしリボンはSVで取得でもよかったかもです。

リボンコンプを終えて

正直なところ、うれしいとか楽しかったというより辛かった場面が印象に残っているため「やっと終わった」という安堵感が大きいです。
とはいえ、やりきった達成感や満足感はひとしおですし、ポケモンが好きでグレイシアが好きということのひとつの証明のように感じています。
これからは型を考え育ててランクバトルで活躍させたいと思っています。

最新作のSVまでのリボンはコンプリートしましたが、ポケモンの新作が出るたびに新たなリボンが登場することになるでしょう。
アルセウスのようにZAで隠しリボンが実装されたり、完全新作でもチャンプリボンや後付け証が増えたりするかもしれません。
まだ見ぬリボンをつけられるのが今から楽しみです。

それにグレイシアのリボンは終わったといっても、並行して配布ポケモンや他の好きなポケモンのリボンをつけている最中なので、リボンコンプ自体はまだまだ続けています。

リボンコンプのすすめ

リボンコンプは大変と言っておいて何ですが、多くの人たちにリボンコンプをやってみてほしいと思っています。
より深くポケモンに愛着がわく(気がする)からです。

今回行ったのはグレイシアの完全コンプリートでしたが、人それぞれでポケモンそれぞれでリボンコンプの形は違います。

5世代以降出身のポケモンならバトル施設が楽ですし、コンテストも数が少なくポロックにレアきのみは不要です。
Switch世代のポケモンならHOMEのおかげで時間的余裕もあります。

出身世代のポケモンでなくとも、初解禁ボールと組み合わせてリボンコンプするというあそびかたもあります。
実際私も、好きなボールであるドリームボールやウルトラボール入りの4世代以前のポケモンのリボンを集めています。

他には、Switchで登場した新要素の"証"と組み合わせるのもオススメです。こちらはBDSPに連れていけるなら一部の過去作リボンが付けられます。

完全なコンプリートを目指さなくても、チャンプリボンだけを取得して世代を渡ってきたことを証明するリボンコンプというのも1つの方法です。
ストーリーや対戦で愛用しているポケモンに可能な限りリボンを付けるといった自分が納得できる形であればリボンコンプといえると思います。

リボンコンプは対戦や色・証厳選とは別のエンドコンテンツですので、ポケモンをもっと楽しみたいという人はぜひ挑戦してみてください。


参考にしたサイト・動画

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