ペルソナQ2 ニューシネマラビリンス 感想

第4シアターの感想→ https://fusetter.com/tw/8eDOD83n#all

第5シアターの感想→ https://fusetter.com/tw/nf4a0qZC#all


クリアした。総プレイ時間88時間。

面白かったがストーリーびみょい。


よくないね

・キャラ数が多すぎる
25人!!!!!!!
多いことはいいことなんだけど経験値が…RPGとかでキャラクターは等しく使って行きたい人間なので馬鹿正直にS.E.E.S自称特別捜査隊怪盗団ハム子を全部同じレベルまで上げてからストーリーを進めた。

でもあまりにも多すぎるので経験値3倍DLCを導入したり(それでもかなり手間がかかった)終盤ではもう適当に使った。

沢山のキャラを使わせたかったのかお気に入りのメンバーでプレイしてほしかったのかわからない。

協力技のレパートリーが少ないキャラがいるのが悲しい。ゆかりなど。

あと、キャラの呼び方がブレブレで気になった。


・レベル上げめんどい
めんどかった。
装備とペルソナをいちいち付け替えるのがめんどかった。
ペルソナの所持数がいっぱいだよ!


・ストーリー
「個性は大事だ」「周りに流されてはいけない」というテーマはペルソナらしくて良いと思うけど第3シアターまでそのテーマが繰り返されるから流石にダレる。
何も急展開など起きず暇。
「意見の押し付けはダメだ」という意見の押し付け、確かに…

ひかりが周りに流されてもいいと思っていたところでナギさんが変にいやいやダメだろと言わず「ひかりさんが思ったままの感想で大丈夫」言ってたのが良かった。
まあ彼女黒幕だったんだけども…
そもそもなぜひかりの映画館にいたんだろうか。

エンリルを黒幕みたいに扱うのならもう少し何か捻りがあって欲しかった。彼女の言ってること間違ってないし。

怪盗団は力を持つ強者に逆らえない弱者たちを改心の力を使ってかわりに助けているわけだし、
あの世界でも同じように弱者は何も反抗できないし反抗したら廃棄処分とか肉食恐竜に食われたりするからどうしようもできないわけで。

そんな状況で「自分の個性を大事にしろ」「仲間助けろよ」って言うのはズレてる。
その気持ちがあっても対抗できる力がなきゃ何もできない。エンリルが言ってたことは正しかった。
あの世界で怪盗団がやるべきことは最初から代わりに肉食恐竜を倒すこと。

わりと適当にプレイしてたから設定齟齬はあんま気づかなかったけどお祭りゲーでこれはダメだろ…(明智)

ひかりも一緒に冒険していくタイプのキャラではなく受け身で若干空気っぽい存在。映画を変えて「感動した」となっても次のシアターでこの映画の言ってることわかる気がするってのはちょっと主人公達の思いが響いてないんじゃ…と思った。
終盤でペルソナ覚醒するとかあれば面白かったね。
ラスボスの演出は変に感動させようとしているというか、よくある展開だったしそのまま倒させて欲しかった。

・ハム子
噂には聞いていたがP3関連は映画しか見てなく詳しくないのでどうかなーと思ってたら、まあ、叩かれている理由がわかってしまった。

対の存在っぽくなってるけど思ったよりキタローハム子2人の絡みが無く、キタローの出番がかなり少なかったり、ジョーカーの選択肢にキタローを否定するような発言があった。最後のはどう見てもアカンやろ。

双葉に取って代わっていつの間にかひかりを勇気づけるポジションにいたり彼女中心で話が進んでいたように思う。
もっと怪盗団メインで進むかと思ってたんだけど…

5から入ったしこの騒動については詳しくないから何も言えないんだけど、開発側やクラスタのあれこれでキャラが嫌われるのは悲しいな…(よく叩かれがちな竜司が大好きなこともあり

ペルソナは結構キャラの書き方適当だったりするんだよね。
でもやっぱりペルソナは好きです。好きなものでも悪い点はちゃんと見てこそのファンだと思う(←?)


・ダンジョン
ボタン押してばっかなので飽きる。前作はやったことないけど。
第4シアターはクリアしてからもめんどい。


いいね

・BGM&アート
デフォルメ調のキャラが可愛い。オープニングめっちゃオシャレ。
戦闘曲は疾走感があっていいね。P5とP3Pが特に好き。ベイベベイベベイベ

ボーカル曲は言わずもがななんだけど地味にF.O.Eと大ボス戦の曲も好き。というか大ボス戦の曲が1番好き。Lotus Juice 最高
cinematic taleが仲間が加わるにつれボーカルも変わっていくの良い。
あと待機画面で仲間がワチャワチャしてるのが可愛い。


・戦闘
ワンモアプレスバトルじゃなくて
boostでスキルコスト無くなるのありがたい。属性ありで物理扱いの攻撃はなかなかテクニカルな戦い方ができる。
物理でクリティカルを付きやすくなってるから連続してクリティカル出せると楽しい。

でもバトンタッチは使う機会無かった。ノーコストなら…

第3シアターボスはあんまり気にならなかった。


・坂本竜司
語らしてください、このゲームは彼のために買ったんで。本編ではあんまり相棒みたいな立ち位置で描かれてないしどっちかと言うと親友枠なんだけど、ジョーカーと最初に友達になってくれたのも竜司だし、お互い居心地の悪い環境で受け入れてくれたのも竜司なので、ワシは竜司に絶大な信頼を置いてるんす。ニイジマパレス脱出前に、ジョーカーなら死なないからってアタッシュケースを託してたり、ジョーカーが死亡した報道で他のメンバーが不安がっている間1人だけ勝利を確信してたり。ストーリーではあまりみんなの前でジョーカーすごいからって言わない(まあ怪盗団はみんなジョーカーすごいって知ってるしね)けどコープではジョーカーのことめちゃくちゃ頼りにしてたりお前の居場所は俺、俺の居場所もお前だとか最近お前と一緒にいれて楽しいみたいなことを堂々と言うから竜司ってジョーカー大好きなんだよね。今作だと隙あらばジョーカーの方が先に魚釣れるに決まってる、お前なら絶対できるってすごい自慢してくる。怪盗団以外のメンバーがいるからなのかかはわからんけどすごい自慢してくれる。でもそれを指摘されると照れる。(可愛い(竜司の照れ顔もっと欲しい))ジョーカー側からは雑に扱う選択肢が多いけど(それも好き(信頼の証ですね♪))、特別上映の「大好き」でびっくりした。杏の反応を見るにマジのトーンで大好きって言ったのか…?普段は表に出さないけどコープ選択肢の「戻らないでくれ」とか「竜司はかっこいい」とかかなり信頼してるんすよ。他の相棒キャラに比べて竜司がジョーカーに嫉妬したところや反抗するところを描かれてないのは、竜司が自分はジョーカーと並ぶ程度ではない、と思っているからなのかもしれん。だから「俺も負けてられない」みたいな対等に接しているのではなく「やっぱりジョーカー凄いな」とただただ尊敬しているんだと思う。でも普通に隣に相応しいのは竜司だと思う。明智はどっちかというと対等な存在でジョーカーから紳士さを抜いたのが竜司だからここの2人は似たもの同士なんだよね。あとどっちかというとボケ役やムードメーカーというよりはツッコミ役や良い兄貴分みたいな描かれ方だったような気がする。へにょへにょ宮野ボイス、りせちーナビでしか聞いたことない(可愛い)。3Dモデルが可愛いから?天田くんやひかりちゃんに掛ける言葉が優しくて頼れる兄貴ポジションにいるのも好き。P5Sでのソフィアといい竜司ってめちゃくちゃ面倒見良いよね。突っ走りがちかと思いきや実は結構達観した部分もある。一番好きな杏とのコンビ、本編やP5Sと比べるとシリアスな絡みは少なかったけど(というか本編が多すぎる(ありがとう))相変わらずイチャイチャしたり喧嘩してて良いだった。可愛い。相棒組特別上映でゆかり千枝杏もピックアップされてたのありがたすぎる。それと3Dモデルがめちゃくちゃ可愛い。目がくりくりしてる。でも怪盗服になったら相変わらずカッコいいベクトルになるのいい。ムービーシーンもカッコいい。オープニングの最初の竜司メチャメチャメチャメチャカワいいカッコいい。ボイスも相変わらずかっこいい。宮野真守さん本当にありがとうございます。坂本竜司ありがとう。でもエンディングのイラストあと1枚くらい欲しかった。

 
どうでも良いけどシリーズ追うごとに元陸上部のエースであるという設定が薄くなっていってる気がする。

総評

・道徳の教科書っぽいストーリーだった
・ゲーム部分は面白い
・坂本竜司の描き方が良い
・でも好きなキャラのためだけに買うのはオススメしない

PQもいつかプレイしたい。

なんだかんだ言ってるけど楽しかったです。
次はSteamのP5RかP3Pかなー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?