このノートはウミトリオLOを組んでるBoseが試行錯誤して思った事を書いてるだけのチラシの裏です。

・ウミトリオLOとは、目的

　ウミトリオの技『うみほりトンネル』で相手のデッキをトラッシュしていって山切れ勝利を目指す

・うみほりトンネルの詳細

　無色3エネ、コインを3回投げて表の数×3枚相手の山札を上からトラッシュなので最大で9枚もの山札をトラッシュに送れるが全裏なら0枚で何も起こらない

・うみほりトンネル以外の山掘り手段

①ルアーモジュール

②野盗三姉妹

①のルアーモジュールはすごい釣竿で山札にポケモンを戻して山札を回復させられた時手札に送る事が出来るので後半有効、前半はポケモン展開するのに使えると無駄になる場面少ない、グッズなのが利点

②の野盗三姉妹はサポ権使う代わりに相手の山札を上から五枚見てグッズを好きなだけトラッシュできるのですごい釣竿やエネルギーリサイクル、入替札を落とせると大幅なアドバンテージを得られる

・うみほりトンネルのエネルギー源

①はるらんまん

②リバーサルエネルギー

スノーハザードでリバーサルエネルギーが追加される前はチェリムの特性はるらんまんとサポート『おじょうさま』で基本草エネルギー確保したりバリューの高いダブルターボエネルギー手張りでウミトリオを育ててエネルギー回収で後続のエネ確保して育てていく方向のウミトリオが多く感じられましたが再現性や要求の高さから技宣言が安定して出来るとは言い難く、それに対してリバーサルエネルギーは条件ありで3エネ分の働きをするので今はリバーサルに頼るウミトリオが多いですね

その他としてはセグレイブで手張り、キバナ+ダブルターボ、滝壺+グレンアルマの火送り+ダブルターボ、アーケオスなんかが考えられますが、キバナ+ダブルターボ以外は手間が相応に掛かるので再現性の観点から今回は見なかった事にしてリバーサルエネルギーを主軸に考えていきます

・現時点での問題点

①対策をわかってる人からLO勝ちできるだけの爆発力がない
②リバーサルエネルギーがサイド負けてないと機能しないので相手のプレイングにこっちの動きが左右される
③基本エネルギー使うデッキが多くクラハンやピーニャでは止まらないためアイアントLOのような妨害しながらのデッキ破壊がそんなに決まらない事

これらはとおせんぼカビゴンで逃げられなくして勝つカビゴンLOなら概ねケア出来るので、敢えてウミトリオを使うなら一工夫必要になります

そこで、実験デッキを二つ組みました

一つ目の実験デッキは問題点①の相手が対策ムーブしてくるのを前提としてそこに対する対策を施したデッキです

ウミトリオLO試作リスト①、②

リストを見てゴルダックこれなにって人が大多数のはずなのでテキスト見せます

技巻き込みダイブは相手のバトル場にいるポケモン(=アタッカー)をトラッシュします。ということはLO見て山札を引かないためにベンチ絞ってる場合後続が育ってない可能性や単騎で戦っていて種切れ勝ちを拾える可能性、これを見て種切れ負けを防ぐためにポケモン展開して山札が多少なりとも薄くなってウミトリオで削り切れる可能性を広げる等多くのロマンが詰まっていますが、構築が尖りすぎて安定感がなく夢は夢と散りました

二つ目は、一つ目の実験デッキの反省から安定してうみほりトンネルを打ち続けるにはどれくらい自分の山を掘りながら戦うべきかを調べる為のデッキを作りました

このデッキはダブルターボが２枚あるため先攻でも2ターン目にうみほりトンネルが撃てること、入れ替え２枚でキルリアロックされにくいこと、レスキューキャリー対応したポケモンで構成してる為ある程度盤面整ったら山から引いてこなくても戦い続けられる事がポイントで、リファインとからぶりほけんでかなり自分の山を掘り進められます。また、ヒナツがキルリアやウミトリオをサーチして一斉に進化させられる為エネくじやポケギアのハズレを山札から抜くことができます
実際運用しててうみほりトンネルの安定感は最初のデッキより数段上でしたが、掘りすぎると自分の山札が切れるためからぶりほけんの貼る回数、リファインの頻度には気をつけなければなりません

採用したいカード達

・ハマナのバックアップ、シマボシ

シマボシやハマナのバックアップはリバーサルエネルギーを山札に戻して使う為に１枚以上の採用が必要です。基本エネ+ダブルターボにキバナを組み合わせない限りは5回以上リバーサルを使うので山札を回復させられるハマナか運要素がありリファインで即引き込めるシマボシかは好みになりますがないとリバーサルサイド落ちした段階でほぼ負けます。自分は両方とも採用してます。

・エネくじ
縦引きして山を掘るデッキですがリバーサルに到達出来ないと技が撃てないので2〜3あるとエネに触りやすくなって良きです

山わざと掘ってハマナでリバーサル戻して山7枚にしてエネくじで確定サーチはお洒落

・からぶりほけん
うみほりトンネルで裏が1回でも出れば山札を３枚引けるのでドローソースとして機能しますが引いた側から雑にウミトリオに付けると後でLO負けを誘発するのでご利用は計画的にしましょう

・ボウルタウン
たねポケモンを展開出来るのでレスキューキャリーと合わせて使ってくとベンチ渋滞するくらいにはたねポケモンに困らなくなります。レベルボールを進化ポケモン引くのに惜しみなく使えるので便利！ロストシティ剥がしにも使えるからリファインのコストにはあまりしないようにしましょうね

・かがやくジラーチ
気絶した時の３枚サーチは強いですし、ダブルターボ採用ならワンチャン気絶させて種切れ勝ちやキーカードサイド落ちの回収が出来ます。強いんですがジラーチのサーチありきな盤面は山札掘れずにジラーチ込みでサイド２枚献上してる劣勢な事が多く、同じサイド２枚献上するんなら初動の縦引きで展開を強く出来るイキリンコで初動強くしたかったからリファイン軸では不採用としました

・野盗三姉妹、ルアーモジュール
前述の通り相手の山札を削れます。ウミトリオだけでは相手の動き次第で削りきれないので採用はほぼ必須

・ヒナツ
ウミトリオ+キルリアで手札ふやしながらウミトリオ立てたりゾロアークキルリアゴルダックサーチしてげんえいへんげでゴルダックからの巻き込みダイブが使いやすくなったりします、ボウルタウンやボールで進化元展開しまくるからギアで当たると嬉しい枠で今回はピン採用

・レスキューキャリー
ウミトリオラインを拾って進化+たねベンチまでを一枚で出来ますしマナフィいくら気絶させられても帰ってきます。リファイン軸ではイキリンコ以外HP90以下なので強気の４枚採用試したらリバーサル引けてればあとリファインいらないくらいにはキャリーで盤面維持が可能だったので有るとめちゃつよさんです

・いれかえ、ダブルターボ
このデッキはビーダルにしてもキルリアにしても逃げエネが重く、ほぼ毎ターンウミトリオにリバーサル貼るのも考えると入替札の存在が大事になります。なので２枚は欲しいです。ダブルターボは逃げ札として使えなくはないのと先攻の時ウミトリオが2ターン目にトンネル開通するのに必要なためそれぞれ２枚は有ると余裕ができます

・シャクヤ
サイド落ちが酷い時や山札薄くなってもう必要札引きに行けない時なんかに使えます。にぶいちで必要なカードにたどり着けるので気合いで当てましょう

・モノマネ娘、シバ
博士は手札をトラッシュしてしまうので山札に戻して引き直せるこれらのカードはあるとLOデッキの課題である自分がLOして負けを少し防いでくれます。相手依存のモノマネ娘か固定4or７枚のシバかはぶっちゃけ好みです。ギャラドスLO組んでた時はシバ使ってましたがウミトリオではモノマネ娘を採用してます

・実験デッキ二つの中間地点でLO対策の対策と安定感の両立を目指す

実験デッキ①と②はそれぞれやりたい動きは出来たもののそれぞれ安定感のなさ、デッキパワーの低さという課題を残しました。
そこで、二つのデッキを悪魔合体させてそれぞれの良いところを抽出した無敵のウミトリオの作成を次は目指していきます

・それぞれ良かったポイント
①LO対策のベンチ絞り山温存に対してゴルダックで対抗できる、アタッカー盤面から消して無力化したら安全にトンネル掘れる
②リファインでからぶりほけんやリバーサルに触りやすく、キャリーで盤面の維持が容易な為毎ターンうみほりトンネルを宣言できる。山薄くしてハマナからエネくじでリバーサル確定サーチなんかも出来るのでプレイングの幅がある

そこで、ウミトリオ、キルリア、ゾロアークを採用してゾロアークはウミトリオとキルリア両方とも補充出来る様に置いてると見せかけておいてゴルダックになる事で不意打ちも可能な方向でデッキを組んで行くこととします。

試案①

これはポケモンの比率どうするか回してみて確認したかったので各３枚にしてます。枠の都合でルアーモジュール諦めたり保険諦めたりしてます

回してみた結論ですが、使えたら良いなでイキリンコ入れてるのにネスト2は無理、博士引けたりリファインちゃんと出来なきゃハンド細すぎて動けないなど構築段階での欠陥が多く見受けられて安定感が確保出来ませんでした。その代わりゴルダックギミックの方は機能したのでとりあえず各3のバランスそのままで安定感の向上を次は目指します

やること

・イキリンコの排除
・からぶりほけん、ルアーモジュールの採用
・まず自分の動きを強くしないと話にならないので妨害札の枚数の見直し

それらを行った試案②がこちらになります

OUT
イキリンコ1→0
ハイボ4→3
ゴルダック2→1
野盗2→1
ポケモンキャッチャー2→0

IN
キャリー2→3
ルアーモジュールとからぶりほけん0→2
シャクヤ0→1

ほけんでハンド細くなる問題にテコ入れを施し、ルアーモジュールは最後の押し込みで使えるから火力の補強兼ポケモンドローソース、キャリーはポケモン拾ってハイパーボールなんて場面やサイド落ちも考慮して１枚補強。
シャクヤの枠はエネくじ入れてリバーサル当たりやすくしたかったんですがノート書いててシャクヤ無くないですか？ってなったので諦めて投入。リストにないだけで実際の試験ではめちゃくちゃお世話になってます

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試案②をジムバで5試合回した感想として、デッキがなんか回らないですね。進化ラインが重い、ハイボのコストが重いなど安定感の改善がちょっと見られなかったのでゾロアークラインを2-2にしてウミトリオかキルリアラインを3-3→4-4にする、キルリアをビッパビーダルに変えて最低限のハンドを確保するなどが改善点で考えられるので次回に活かしていきたい

試案③

これでも手札が細くて動けない問題が解決しないならビーダルに変更、あとはボスとかキャッチャーの枠どこかに欲しいですね(5/4)

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試案③はドロソが厚くゾロアークを少なくしたために試案1〜2より安定感が増しました。ゾロアークが2-2になったのが思ってた以上に好感触。この結果を受けてハイボ一枚エネくじにして終盤のハマナからリバーサル確定サーチに使えるエネくじを確保しました。
立ち回り洗練してあと2枠空けられたら次はボス、キャッチャー、ヒモの中から選択してカードを入れて妨害してターンを貰う動きを確保しにいきます(5/5)

上は使いまわせるけど進化元は立たないと乗れないので無いと困るから補強、入れ替え1枚ヒモにしてボスと合わせて2枚に(5/6)
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ババロコで実戦(5/9.20時)

試案④からボウルタウン一枚災いの荒野にしました。ボスと合わせて使えば1ターン貰える可能性があります

マッチング
①ミライドン×
ラルトスばっか立って初動ディグダ立てられなくてターン足りない+ナンジャモで山回復させられたので掘りきれませんでした
②だんけつのつばさ○
初動お互い渋いスタートしたものの、トンネルで6→6→6と掘れたのもあって勝利
③ロスバレ×
お相手の方が上手くリバーサル起動させないようにダメカン積んできてウミディグダ延命させるためのウミトリオ進化が仇となってダブルターボ引いてトンネル宣言可能な段階になった時エネついてるディグダだけ進化出来ませんでした。どうせサイド複数取られるから手張りどんどんしてくべきだったかなー
ヒモボス野盗らへんは普遍的な活躍を見せてくれました。

ある程度のブレ幅はあるものの目標としていたレベルの安定感には到達しており、後は今日の教訓からウミトリオを3→4にしたり災いの荒野の是非を試行回数重ねて見極めたりしてまずはジムバ優勝を目指すことにします
次回使用予定試案⑤

キルリアとウミトリオの枚数を逆に。やっぱデッキの名前を冠するポケモンは4投ですよね

まずはジムバ優勝を目指す

2023/5/4にノートに纏めて、5/9現在とりあえずやりたい形は組めたのでここからはとりあえずジムバトル優勝してリストをまとめサイトに掲載するのを目標に調整をしていくこととします。

そこで選択肢がいくつかあります
①現行の方向性で突き詰める
②実験デッキ②の発展系で純粋なコイン勝負に持ち込む
③エネルギー加速するシステムを変更して根本からの仕様変更を行う

①は5/10時点で現在進行形で行なっているもので基本路線です。
②は前から頭の片隅にずっとあって、ジムバトル優勝目標の場合そこまでガチガチのLO対策でベンチ絞る人居ないからゴルダックそこまで強くないのと、問題点②で語っている相手のプレイングにリバーサルが左右される問題に対して①の路線より影響を受けにくい構築が組めるから有効なのではないかという思いがずっとあります。
③は時間と閃きが無いので時間がかかる為現状選択肢としては弱いです

試案⑤で5/10竜星のジムバ出て思ったような動きが出来なかったので②の実験デッキ②の発展系で山破壊しきる方向で一度考えてみます。
というわけでリスト

ウミトリオのパワーを補う為に野盗ルアー多投してリファインとキャリーで盤面維持、ダブタ引きやすくして先2からトンネル言えるようにが発展ポイントです。サポート最低限まで切り詰めてるのでここからドロサポ何枚入れれば良いのかを実戦で確かめていきます。やることがいつも極端かもしれませんがこの先調整する際のノウハウも得られるので多少の敗北はこの際許容していきます。
ポケモン渋滞以外で手札増える未来見えないのでビーダルもありかもしれません。ハンド細かったら要検証です。
5/12ジムバ使用、感想
概ね危惧してた通りの結果になりました。野盗強く撃てるけど上乗れないから技が打てない。
博士2ボス1ボウルタウン1入れても傾向に変化はなかったので事前の予想通りビーダルにライン変更してボール構成にも変化を与えるべきでしょう。
しっくりくるバランスになるまで調整しないといけません
仮組みビーダル

安定感の確認をして厳しさが勝るようなら野盗を減らしてヒナツ再登板させてキルリアとビーダルの比較試験を行う所存

あとがき(更新要素はこの上)

もしこれを読んだ人がより良いウミトリオを組む際に少しでも役に立てばいいなと思ってほぼ日記みたいな文字の吐き出しをしました。また進展あったらちょいちょい日記なのでサイレント更新を行いたいと思います。ここまで読んでくれた方ありがとうございました。