ダークライはやれる子なのかの続き
皆様おはようこんばんわ、BOSEです。
今から約2週間前、昨今のゲームの高速化に伴い酒を飲みながらふと今ある『速い』デッキの更に先を行くスピードを求めた場合どうなるのかが気になったので実際に体験したくて5月頃ににダークライ組みたいなーって思ってなんとなく書き留めてたノートに記載してたダークライを試す所からこの話は始まります。
(https://note.com/pokeka_bose/n/n26f26ab93b60?sub_rt=share_pwこの記事)
結論から言うとこのデッキ弱かったです。ターボに寄せてるのにズバットライン巻き込んでクララ撃つと2ターン目に博士が撃てない、トレシュないから後1オーラバーン220の成功率が低い、ベンチ枠の奪い合いがひどく立ち回りがめちゃくちゃ難しい等が挙げられますね
トレシュと似たような縦掘りが出来る特性持ったポケモンはトレシュになれなかったということです
この結果を見て好き放題改造するにはちゃんと基本から入らないとダメだと一度考えを改めて無難なダークライを組んでしばらく回してきました。
この構築は基本を抑えつつ回してた参考にしたリストの時期には居なかった悪リザに対して火力不足感があった為対抗出来るようにインスタントなエネ加速手段、取られるサイド1の中火力アタッカー、ついでで増えてきたインテウーラのインテやルギアにピジョexもワンパン可能と捲り性能がある『みなぎるせんこう』レントラーとリバーサルエネルギーをピン採用して盤面のキープ力を補強した以外は普通のターボダークライです。
タウンデパートはポケストップ足んなくてクロスイあったらベルト持ってくれば良いし試すかって事で採用しました
ちゃんとターボしてるからパオパルのパルキアや神パオ悪リザのアルセなんかをベルトオーラバーンでしばけるので使い勝手は良いのですがサナに対してどうしても1-2-2-1のようなプランで4ターンかかる為2-2-2で負けるのが相手の殴れないターン発生をお祈りする事でしか解決出来なくてスピードを活かすのが無理だった為試行錯誤する事に。
サイドプランの検討
サーナイトに対して2-2-2が出来ないのに2-2-2をされて間に合わずに負け、これがお互い順当に回った際に負けが確定する全ての原因であるのは明らかなので1-2-3を狙うか2-2-2が出来ないようにセイボリー等で妨害を仕掛けたいのですが安直にセイボリーを使用するとネオラントやザシアンなんかが残ってた場合トラッシュに送られてサイド1を押しつけられてしまう為あまり使いたくはありません。
そうなると獲得サイドを加算して3回の攻撃で勝つプランを選択したいのですがムーランドV+お祓いグローブ+ポピーでじゃえんのつばさやダークパッチで1匹についたエネを2個ムーランドに送ってから手張りして70ラルトスを取って2-2-2か前回諦めたクロバットに出てきてもらってクリティカルバイトによるサイド+2で不思議な尻尾ミュウやサイコエンブレイスでダメカンの乗りまくったサーナイトを倒す必要性が出ます
前者はムーランドが2-2-2される的としてデカい、ポピーにサポ権を割くとイキリテイク+ポケストップで2エネ揃えないといけないのにグローブも引かなければならない
後者はズバットが逃げ0の為に採用されてると誤認される可能性がある、サイド１枚しか取られない為倒されてもガラルファイヤーが270点出しやすくなる、リバーサルエネルギーでダークライを強化出来るメリットの代わりに飴+クロバット+リバーサルを揃えるかゴルバット経由で乗せないといけない分奇襲性が低い、嵩張ってターボ構築の良さが損なわれるといったデメリットが存在します。
今回は5月に考えたプランを形にしてみたい気持ちがあったので後者を選択してみました。
新案①
リストどーん
ズバット飴クロバットだとクロスイ並に揃えるのに手数取られて結果として揃わないが発生するのでドロー特性のあるゴルバット込みの進化ライン+飴で1-1-1-1採用。ターボ性能に負荷を掛けずにギミック搭載出来るギリギリのラインです。
ポン出しリバーサルのインスタントな加速性能に賭けてレントラーも採用してます。
また、ヒガナをピン刺しする事で相手依存ではありますがアルジュラのアクロマみたくAとBを揃える動きを取っています。これによりクロスイ片割れ博士で巻き込む問題にもある程度改善が見られるでしょう
また、これは圧倒的な後攻デッキとして組んでいますのでたまに後攻取ってくる人居ますが基本的に後攻取れる今の環境とも相性がいいです
というわけで10/11ババロコ20時の部で試運転してきました！
結果
①サナ後3-6×
ハイボでネオラント置きたくなくてイキリテイクから入ったら博士当たらなかった、お相手の方の盤面が先2ミラステから入ってきたので狙いの尻尾ミュウおらんくて3が取れなかった。リバーサル2あると１枚切れるから以前よりメンタルは楽
②サーフゴー後1-6×
最初にエネ嵩張って景気良く切った+悪エネ２枚リバーサル1枚サイド落ちてて後1ポケストップでネオラントも消えた為良いタイミングでのクララっていう択もとれずにガス欠して負け。エネの付け方とサイド落ちをあまり見てなかったから俺が下手くそやった
③ルギア後2-5LO×
相手事故ってルギア先1立てられなかったのにこっちがうっかりベルトつけないで落としてオーラバーン220出せなくて先3ルギア乗られて最後やまなだれで山切れて負け
ミスしたならしたなりの最善を尽くそうと2-4狙えるようにダメージ計算してたけどリバーサルサイド落ちで破綻
うーん、デッキは悪くないと思いますが自分が下手くそ過ぎて勝利を掴むことが出来ませんでしたね。最後も先2でルギアは1体しか立ってなかったので後1にベルト切って無ければ後2クロスイでそのまま倒せてましたし…
よくポケカしに行く店で仲良くさせてもらってる人の格言を引用させてもらいますが『負けは負け』です。過ぎたことは結果として潔く受け止めて次に進みましょう
・良かった点
ズバットライン飴で4枚不純物が入ってるのに3試合とも山5枚以内くらいだったと記憶してます。ターボ性能を落とさずにギミックを搭載する目標は達成されました
リバーサル2なのでダークパッチの枚数を見ての計算が崩れやすい。２枚採用なのでもっと殴り合う展開になっていた場合ここはもっとつよく作用してたと思います
ヒガナの決意が良かった。クロスイ片割れ捨てたくないなー問題にもちゃんと応えてくれました
ズバットクロバットの逃げエネ0が偉くて前を倒す動きがやりやすい、ゴルバットも山２枚引いてリバーサル付けてで面白いシステム。当初の予想通りズバットが無視されがちなのでクロバットの奇襲性が確保されている
・悪かった点
通常のターボダークライよりエネが少ないのに更に２枚リバーサル採用が原因で悪エネがトラッシュから枯渇しやすいため後1オーラバーンの安定感に悪影響がある
博士や靴、ボールの４枚目やガラルファイヤーV２枚目等がなかったりヘビーボール不採用につきサイド落ちに左右されやすい。イキリンコピンだし
プレイングに練度が必要で、慣れる頃には古代未来環境になるからクロバットギミックの必要性に疑問符
ポケストップあるから手帳は必須かと思ってたけどなんか全然撃つ場面がない
・改善すべきポイント
①サイド落ちで困らないように方針、構築、運用の3点の変更
②ドロサポ現物の補強で手帳しなくても良いようにする
③エネの枚数の見直し、リバーサル2のままオーラバーン安定化を目指す
④ヘビボ採用でイキリンコゲッコウガガラルファイヤーVのサイド落ちに備える
2〜4は実質1に含まれてるようなもんですが具体的な案という奴です
なので①の内容を達成したら次の実地試験が行えるという事ですね
・方針の変更
ターボを名乗ってるのに日和って友達手帳でサポを戻そうとかいってロングゲーム見てないにしてもミドルゲームに耐えようとしてるのを辞めてターボと言ったらツインターボ、ツインターボ師匠はエンジン全開で大逃げを打つので見習って4ターン目に山がなくなる勢いで縦引きをする縦引きの鬼を目指す
・運用の変更
現状の構築ではエネルギーを湯水のように使ってはいけないので、隠し札のタイミングやハイボのコストをサーナイト感覚で悪エネ２枚にしないようにして竿クララ引く待ちターンにならないようにする
イキリテイクと博士の研究の撃つ順番、ベルトトラッシュでルギア倒せないなどのミスを防ぐ為に練習段階ではカード使う前に一呼吸考える
エネの張り方に気を使う
じゃえんのつばさでエネルギータンクになったファイヤーVは狙われやすいのである程度散らしてつける
・構築の変更
腐りがちだった友達手帳、レントラーをヒガナ２枚目とヘビボに変更
エネはとりあえず据え置きで試行回数増やす
ポケストップは諸説あるので枚数据え置き
そうしてこうなりました
これでジムバを回してみて1-2でした。変な事故とかはウマ娘のチャンミで出遅れ引いたとか掛かったようなものなので仕方ないと諦めるしかないのですがサーフゴーが何回か対戦してて序盤260が重いのにコレクレーが取りにくくてちょっと苦手対面だなと思いました。ヘビボはたいして活躍しませんでした。
ヘビボの交換先候補
①手帳②イキリンコガラルファイヤーVどちらかの２枚目③靴４枚目④ヒガナか博士の現物
①は無きゃ無いで戦略狭いなーボスかクララ有ればなーがあった為
②ヘビボで拾うより現物当てたい為
③縦引きグッズはあって困らない為
④ハンド細くなったら負けまである為
これは非常に悩ましいです。正直キバナの採用も考えましたが縦引きして先1雪道乗り越えないといけないのでサポ増やすならドロサポが一番ですね
次回はヘビーボールを博士４枚目にしてジムバに参加しようと思います。
・需要あるとは思えないけど立ち回り
先攻後攻は後攻一択です。その為のデッキ設計、その為のターボ。じゃん負け先攻はまあそんなないから気にしなくてもイイですがそうなった場合適当に盤面広げて2ターン目に爆掘りする体勢にしましょう。
後攻1ターン目
スタートポケモンは逃げ0で何かわからないズバットが理想、次点でデッキが読まれないゲッコウガです。イキリンコは雪道有れば貼られてしまうので他にダークライやガラルファイヤーが手札に居るならデッキバレリスクを犯してでもイキリンコスタートは回避。
初手で博士の研究がない場合でハンドにあるボールがネストボールならイキリンコを、ハイボならネオラントで博士から入ります。ガラルファイヤーVのじゃえんのつばさはダークパッチ用のエネがないのにイキリテイクや博士でダークパッチ捨てる羽目になりかねないのでトラッシュのエネが３枚になる前は使わない方が安定します。
博士とイキリテイクどちらかを使用してガラルファイヤーにエネ揃ってクロスイ片割れ引いてるって時を除いてポケストップと隠し札はリテイク博研やり切ってからが望ましいです。番の最後に一番手札が多くなるように動いた方が次のターン動きやすいし半端にカード引いてトラッシュ送ってクロスイ欠損等のロスが生まれにくくなります。
また、この構築ではズバット立てられてれる場合ガラルファイヤーVのオーラバーンが狙えるなら脳死ぶっぱして大丈夫です。理由は後でわかります
ベルトクロスイでVを取れればベスト、撃てなくても盤面にエネついていればなんとかなります
・クロスイの当て先
ミュウ→ミュウ1スタート以外はゲノ、ミュウ1ならミュウ
サナ→ザシアンやネオラントスタートならそこから、あとはラルトス
パオ→起こりがちなセビエ無しパルキア1盤面はパルキア倒しに行ってそれらが２枚あったらパオジアンを叩きます
ロスギラ→ギラで雑に２枚、居なければキュワワー
悪リザ→アルセ居たら狙いますがいない構築も多い為無理せずヒトカゲで大丈夫です
後攻2ターン目以降
オーラバーンを撃てたか、オーラバーンを誰に当てたかで結構変わりますし対面でも変わります
パオ→パルキア倒せていて返しで2取られた場合リバーサルでの加速はできないのでじゃあくチャージ×2ダークパッチ手張りであくのはどうの打点を加算してパオの撃破を目指しましょう。ガラルファイヤー２枚ベンチに居てたら勝ったも同然です。何故ならガラルファイヤーVとダークライで４枚取られるともえあがる怒りが20+(50×4)で220出るので返す刀で最後の２枚が取れます
パオに190入って返しでガラルファイヤーV倒されてた場合は飴でクロバットに乗せてリバーサル手張りクリティカルバイトでサイド4枚取れば相手がダークライ倒して来ても4-4で並ぶ為もえあがるいかりでフィニッシュです。なので初手でどれだけ詰み盤面組めるかが大事になります。自分で試した感覚としてズバットから取られる事は多分ないんですがズバットから入ってきたら1-2-2-2で取られる間に2-2-2を目指せる為動かせるターンが増えるから逆に楽かもしれません。が、アルセやパルキアが倒せている方が楽なのでやはりそれらを1ターン目にそれらを撃破するのが大事かもしれないですね。
サーナイト→返しでexが立ってるならとりあえずそこから取って残り3→相手に2-2と取らせて捲らせます。そしてクロバットのクリティカルバイトでサイコエンブレイスで傷ついたポケモンかふしぎなしっぽミュウバトル場を弱点で倒しての1-2-3を目指します。順当に回られたらこうする事でしか捲り返す事が出来ません。
ミュウ→スターアビスでエネをちゃんと充実させてアタッカー2〜3ベンチに完成させたら弱点込みでガン有利盤面整うので後攻1ターン目にオーラバーン撃ててさえいれば特に気にする事ないです。妨害を頑張って乗り越えましょう
ロスギラ→雪道で機能停止しないようにポケストップの枚数に気を使う、じゃあくチャージでエネを増やしてギラを踏み越える、そこだけなのでどこまで縦引きするか正直難しいです。ガラルファイヤーV取られてたら打点を間違えたフリしてかがやくゲッコウガにもえあがるいかりを当ててからクリティカルバイトで雑に3取って最後1取るまでにサイド取り切られないようにしても面白いけどカートで回復されちゃうから狙うべきではないでしょうね。
スターアビスはパッチとクロスイに使いたいですが勿体ぶって好機を逃しては元も子もないので片割れないなーとかパッチ欲しいなーで適当なグッズとセットで拾うのに切ってもまあなんとかなります。厳しいのは博士やポケストップで飴ゴルバット落ちて竿クララの問題でスターアビス飴クロスイ片割れをせざるを得ない時くらいでしょうか。
オーラバーンを撃てていない場合は焦らずに後攻1ターン目の目標からやっていってもえあがるいかりのファイヤー挟む事で2-2-1-2させながらどうにか勝つしかないかと思います
この山結構引きに左右されるので完全攻略マニュアルみたいなものは正直ありませんが自分ではこのような事を考えて回しています
今後の活躍に乞うご期待！
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