【デッキ構築/ポケモンカード】ギミックデッキを考察する③
こちらの続きです。
ギミックデッキ完成に向けて
出来たギミックを実際に回してみましょう。その際に注目するのは①ギミックが機能しているのか、②機能し始める平均ターン数です。
ギミックが機能しているのか
例えばこちらを回してみます。
回す際には事前にギミックを明確にしておきましょう。ここがブレるとデッキが錆びつきます。
デッキのギミック
ゲンガーの特性『ナイトゲート』とマニューラの特性『アサルトハント』を組み合わせてたねポケモンを呼びだし、サイドを取りきって勝利を目指すデッキです。
【メインギミック】2匹の特性を活かしてたねポケモンをバトル場に呼び出す
【サブ】呼び出したポケモンをきぜつさせる
10回のスタートで動作を確認する
先行、後攻に関わらず2ターン目でどちらか片方、もしくは両方のギミックを作動させることができました。おそらく8割ほどの確率で3ターン目には展開できるでしょう。
2匹の特性を活かしてたねポケモンをバトル場に呼び出す、というギミックを成立させることができました。
次にデッキを見直すのは呼び出したポケモンをきぜるさせる、です。
メインアタッカーを添える
アタッカーは前回の記事で考察した、環境トップの悪リザードンexをワンパンできるワナイダーexにします。
メインアタッカーを最大枚数入れ、基本エネルギーを抜きます。
次はこちらを回しましょう。
メインギミックに関しては一切手を加えていないので、スタートがタマンチュラの可能性があること以外は変化なしです。よってメインギミックは8割方成立することが予想されますが……。
意外とメインギミックとアタッカーが育たない
進化ラインが1種類増えるだけで、デッキの回りがかなり変わると思います。例えばハイパーボールで1匹選べれば成立していた場面が、2匹要求に変わり、片方は出せるけどもう片方は出せないといったケースが増えます。
調整
ここから少しずつ調整しましょう。
注意点として、調整段階ではまだメインギミックとアタッカーを立てる以外のカードを混入させないことです。
また2進化ポケモンなど、ふしぎなアメを経由して立てるポケモンがいる場合は、その1進化を減らすことも候補になります。1進化を減らしスーパーボールやポケギア、トレッキングシューズなど、メインギミックを成立させるカードに触れることが大事です。
今回はこのような構築になりました。
ゲンガーとマニューラのメインギミックを立てれば、その特性を利用し相手の動きにくいたねポケモンを呼びだして時間稼ぎができます。
しかし回してみるとわかるように、メインギミックとアタッカーを立てることができても、手札が尽きているケースが見られます。
そこで次回のギミックデッキ考察では、攻めが続くように構築していきます。
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