こんにちは初めましてNobuといいます。いつもは吉祥寺や高田馬場でプレイしているプレイヤーです。今回、初投稿になりますが、CL東京にて私の身内の数人で回した３神チャーレムについての記事になります。

CL東京での結果は6-2（36位）、5-3（77位）、4－3と2人も完走者を出すことができ従来の３神チャーレムの安定度とは桁違いなデッキとなっております。最後までお読みいただければ幸いです。

そもそもエクストラって何？？？

エクストラレギュについて知らない人もまだまだ多いと思うので説明します。エクストラレギュはBW-SMまでのカードを使う事のレギュレーションで、スタンダードレギュレーションとは違いコントロールやLO、ハンデスなどの勝利がスタンダードと比べてしやすい環境です。じゃあエクストラレギュレーションをやるのはめちゃくちゃ大変なのかなぁと思う人を少なくないのかも知れません、しかしそこまでエクストラレギュレーションは魔境という訳でもなくしっかりどのデッキが居るのかや最低限のカード群（パソコン通信、タマタマ、時のパズル等）のテキストを覚えればまず普通の人と同じぐらいにはなれます。ここが本当に素晴らしく、スタンダードは環境が有象無象が多すぎて読めなかったり、たまになんでこれ入れてるのみたいなやつ居ますがエクストラは情報自体が少ないため大体が見た事あるデッキなのが多い印象です。10月にはエクストラの日やシティリーグもありますので愛知の優先枠が欲しいって方やプロモSR欲しいって方はエクストラをやるのを自分はおすすめします。（何処かのシティリーグはエクストラで定員32人とかのとこがあるとか...）

環境考察とデッキ選択

次に環境考察です。自分は今回このCL東京 エクストラにエントリーして受かった際、全くエクストラ触った事が無かったのでまずエクストラを知ってる人から話を聞くことから始めました。すると大体tier表が

Tier1 ゾロアーク（ルガゾロ 含む）サナニンフ    レシゼク

Tier2 ゲコゾロ 超越 ウルネクダスト 三神 エビナンス

Tier3 オーロット LO系統 MM 純ガブギラ アオギリカメックス レシリザ

と予想しました。実際超越はもっと強かったししっかり研究すれば良かったなとは思いました、ただそれ以外は大体合ってたのかなぁって印象です。今回自分は時間も1ヶ月しか無いのでとりあえずサナニンフ、レシゼクを練習することにしました。しかし、サナニンフもレシゼクも結局のところトップメタであるゾロアークに勝てないのでゾロアークに有利を取れてなおかつサナニンフ、レシゼクにも勝てる山を探すことにしました。ただまだサナニンフでいいやろとは思ってました。

CL3,4日前にかつたさん達のチームイカサマの調整会にレミ君経由で参加させていただいてそこでエクストラでポイントを基本前のシーズンに取ってるなつおさんに対戦していただき、サナニンフをボコボコにされました、そこで結局エクストラはトップはゾロアークなんだなって自覚出来たので残り2,3日でその決心がついた次第です。

そしてそこからこのΩ連打チャーレムに着目しました。というのも自分の地元のプレイヤーが三神チャーレムを握っていてこれ強いなと本当に思ったのがきっかけでした。ジージーエンドでアサナンの40ダメージ出せるものも出てたので今大会はあると思い、レシピをいただき速攻で詰め始めました。

構築について

今回CL東京に持ち込んだ構築はこちらになります

まずそれぞれの採用理由をお話しします

三神 2枚  後ほど説明する動きに必須なカード、アルティメットレイからチャーレムに加速すると手張りでヨガキックが言える為オカルトマニアに対してのケアができる

チャーレム 4枚 メインアタッカーでありエースなので4投

アサナン（きあいずつき）4枚 1エネ40は強い、普通にアタッカーにもなるので迂闊に進化するのは避けたい

オクタン（アビスハンド）2枚 ハンド消費が激しいデッキなので採用、無人やサイレントラボで止まらないドロー特性はやはり強い

テッポウオ 2枚 集めやすいのでこっちで

ひかるセレビィ 2枚 タイムリコールで進化前のアサナンの技打つ為の採用、サイドに落ちると一気に苦しい為2枚

 ディアンシー◇ 1枚 問答無用の採用、ただ何も考えなしに出すと後々面倒なのでチャーレムが殴るタイミングに合わせて出したい

ネスト 1枚 最低限事故が起きた時に三神とセレビィに触る為の1枚、保険

レベルボール 3枚 チャーレムとオクタンとセレビィに触る為のカード、一番仕事が多いカードなので3枚。4枚目は枠があれば欲しい。

こだわりハチマキ 2枚 +30はえげつない、1枚じゃ絶対に足りないので2枚。

力のハチマキ 1枚 対ミラーとウルネクダスト用のカード、グズマハラから持ってこれるので1枚

かるいし 2枚 入れ替えリソース、最初の落ちの確認をする時に絶対に枚数を確認しないといけないカード

タッグコール 4枚 絶対に三神とグズマハラに引っかかりたいので4枚、中盤もシロナカトレアに引っかかけたりと仕事が多い

サーチャー 3枚 エクストラでの最強グッズの1角なので3枚

カウンターキャッチャー 2枚 デッキの性質上サイドを追いかけてからスタートするので裏のポケモンを狩りたい時に重宝するカード、1枚じゃ足りなかったので2枚

グレートキャッチャー 1枚 オクタンとも噛み合いがよく対GXに対しては締めのカードとして使う、こいつが無いとレシゼクは勝てないので採用

ブロアー 1枚 まわし壊したりサイレントラボ割ったり仕事は多いので1枚、ミラーのタスキや力のハチマキを割れるのは偉い。

パソコン通信 1枚 ACEカードはこいつが板だから

シロナ 2枚 山に残したいカードが多いので採用、2枚でもちょうど良かった、ちなみにもともとは3枚でした。

グズマ 1枚 最強だから

シロナカトレア 2枚 タッグコールから引っかかるドローサポート、サポートの回収もこのデッキだと重要なのでこの枚数。

グズマハラ 3枚 絶対に1ターン目に使いたいので3枚、4は過剰だった。コールから引っかけたら勝ち、トラッシュにあって欲しい。

N 2枚 ハンド干渉カード、アビスハンドあるので終盤でも気兼ね無く打てるのは偉い。

先輩と後輩 1枚 非GXなので打てるタイミング多いのと打てるタイミングが出来たら最強なカード、ハンドに来たら真っ先にコストでトラッシュに落としたい

せせらぎ 2枚 アドの塊、出すカードは間違えないことが大事。

記憶のほこら 1枚 オカルトマニアのケアのカード、グズマハラから引っかけてしっかりキープしたい。

基本闘 2枚 アルティメットレイの加速用、たまに三神にもつける。

ダブドラ 2枚 三神セット、3枚はいらなかった。

ストロングエネ 4枚 説明不要

基本的な回し方

まず初動のスタートと必要なカードはタッグコールとなんか2枚です

タッグコールを使用し三神とグズマハラを持ってきます。その後グズマハラをプレイしその何か2枚をコストにし、ダブドラ、せせらぎ、かるいしを持ってきて前のポケにかるいしを貼り、三神にダブドラを手張り、せせらぎを使ってテッポウオかアサナンを出します。かるいしで前のポケを逃し、オルタージェネシスを使います。これを毎回1,2ターン目に決めます。すると進化後のチャーレムの打点は

40(きあいずつき)+30(ハチマキ)+20(ディアンシー)+20(ストロングエネルギー)+30(オルタージェネシス)=140ダメージ*2(Ω連打)=280ダメージ

30(ヨガキック)+30(ハチマキ)+40(ストロングエネ2枚)+20(ディアンシー)+30(オルタージェネシス)=150*2(Ω連打)=300ダメージ

を1エネや2エネで打てます。まじでやばい。これでサイドも1枚多く取れるエースが完成します。ガチでやばい。しかもこのダメージはTAGteamを基本的にはワンパンなんです、闘魂のまわしが付いてないTAGteamはサイドを4-1交換する事ができます。さらにルガゾロに対しては古代能力のΩ連打のルール上一度気絶した場合、相手はバトル場に新しいポケモンを出してからもう一度技を打つので盤面次第では技を打てばサイドを6枚とって勝ちって状況もあります。

このようにこのデッキは最初の番に盤面を作りつつ盤面を次のターンには完成させるのが目標の山です。一度組んで回していただければおおよそは分かると思います。

グレートキャッチャーとカウンターキャッチャーは非常に有効なカードでレシゼク等のデデンネ、シェイミ等の負け筋となり得るポケモンを後ろに大量にできるデッキやフレフワン、ベトン、ダストダスの様なシステムポケモンを狩りながらサイドを2,3枚取れるのは大きいです。

それぞれの立ち回り

対サナニンフ 

まず基本的な立ち回りでも言った様な動きを1ターン目にした後、サーチャーか何かでもう一度グズマハラを打つかアビスハンドで引くかでストロングエネルギーを持ってきてチャーレムの準備をしつつ先行ならオルタージェネシス、後攻ならハンド回復をしながら準備をしましょう。サナニンフは一度妖精の歌は挟むので時間は作りがちです。その後、しっかり280かストロングエネルギーを2回はり300を出せばワンパンできます。まわしがついてもブロアーか300点を出せば平気で突破できるのでここは有利マッチです

対ルガゾロ

ルガゾロには2つサイドプランがあり、1-2-2-1か3-3の二つがあります。まず前者ですが、これはオルタージェネシスを打たない場合のプランです。後攻でオルタージェネシスを言っている暇がないorレンジャーがトラッシュにあることを確認したらこちらのプランを取ります。後1きあいずつきでしっかり一体を取り、その後もチャーレムで40+30+20+20=110*2=220でしっかりワンパンし続けていきます。基本ゾロを見たらこのプランがいいのかも知れません。後者のプランはオルタージェネシスが言えてポケモンレンジャーで返されなかった場合のプランになります。まぁこれは流石に天地がひっくり返ってもゾロに勝ち目は無いでしょう。

対レシゼク

レシゼクは基本レシゼクを無視して戦います。先行でも後攻でもまずオルタージェネシスを言い、その後3-3のプランを取ります。レシゼク側は三神を取るかGXを切るかになりますがGXを果たして切れるかは怪しいところもあるのでしっかり2つのキャッチャーでまくりに行きます。キャッチャーを大事にしてプレイをしていきたいです。

対ウルネクダスト

ウルネクダストでのキーカードは記憶のほこらと力のハチマキです。ウルネクダスト自体サポートを引っかかるカードが少ない為なかなかポケモンレンジャーですぐに返されることがない為比較的安心してオルタージェネシスを言いながら、グズマハラから記憶のほこらと力のハチマキを持ってきておきましょう。また、カウンターキャッチャーもなかなか大事にしておかないと痛い目にあうので管理を徹底していきたいです。

対ミラー

しっかり力のハチマキを巻くことが大事です。力のハチマキを巻くと130点出るのでディアンシー◇を突破することが出来るので基本的には4枚取れるのは偉いです。後しっかり三神のHPは管理しましょう。

チャーレムの打点計算について

もし使うのであれば覚えておきたい計算です。全てオルタージェネシス後とします

ハチマキ+ストエネ+ディアンシー+きあいずつき140

力のハチマキ+ストエネ+ディアンシー+きあいずつき 130

力のハチマキ+ストエネ2+ヨガキック 120

ハチマキ+ストエネ1+ディアンシー+ヨガキック   130

ハチマキ+ストエネ2+ディアンシー+ヨガキック   150

覚えておいて損はないです。

採用を検討したカード

アイリス  終盤にめちゃくちゃパワー出せるお守りですが、結局のところ先輩と後輩からブロアーを引っ掛けた方が強かったのでブロアーになりました。

コルニ  打ってるターンが弱い為不採用、シロナカトレアを打った方が強いターンが多かった印象があります。

格闘道場  確かに闘エネつくだけで40パンプはなかなか魅力がありますが枠がないのと先にサイドを先行するとそこまでパンプも大きくないのでいらないかなって思いました。

無人発電所  やりたい事重視すると減った。絶対にいらないかなって思います。

ウルネク  オカマとラボの対策になるのは強いがダブドラは三神につけたいので不採用、ウルネク自体は強いのでこれを入れると別のデッキになるなぁとは思います。

ククイ 入れてもいいですけど弱い。2枚ドローがメインのサポートになりそうというのが本音

タスキ 耐えてまた殴るよりもしっかり押し切った方が強いと判断した。そこまでチャーレムが耐えることが大切でもないのが原因なのかなとはおもいます。

CL東京当日のマッチアップ

1回戦 ウルネクベトン 勝ち

じゃんけんに勝てたのでそこから上記の動きをし番終了、先2オルタージェネシスからオクタンまで立ちベトン建てられたがほこらで返して順調にチャーレムで1ターンに4枚取ることができた。しかし、ポケモンレンジャーを打たれて若干ピンチになるがグズマで悪ベトベターを呼び出しきあいずつきで気絶させラストは3体目のアサナンのきあいずつきで先に傷をつけといたウルネクを倒し勝利を掴めた。オクタンが凄く良かった試合だった。

2回戦 レシゼク 負け

先行1でラボとレッドカードを打たれて事故が起き負け、どうしようもない試合だった

3回戦 超越ウルネク 負け

じゃんけん負けで負け

4回戦 グランブル 勝ち

スタンのグランブルにエクストラのグッズを織り交ぜた構築だった、ただお相手の事故を拾えて後1きあいずつきで勝ち。本当にごめんなさい🙇‍♂️

5回戦 三神ガブギラ 勝ち

先行スタートでタッグコールから三神にダブドラ手張りしターンエンド。相手は三神とグズマハラからプラズマ団のスタジアムとゴツメ、ダブドラを用意し三神にダブドラ手張りでオルタージェネシスで番終わり。こちらもチャーレム、オクタン、ディアンシーと用意しオルタージェネシスで番を返す。相手の番に何故か殴られず（エネがなかった？）そこからペースをつかめて勝利。

6回戦オーロット 勝ち

こちら先行でタッグコールからいつもの動きをしターン終了、相手は順調にボクレーを3,4体用意しやぶれかぶれから覚醒をつかいオーロットに進化し番終了。自分は次の番にオクタンに進化、アビスハンドからグズマを引き全力で準備を済ませてオルタージェネシスを番を返す、相手はそこからサポート等を探すもなかなか間に合わずこちらのダブドラを割られたり大変な事もあったがギリギリ2-2-2で間に合い勝ち。一番つらかった。

7回戦 ルガゾロ  勝ち

こちら後攻今回初めて初動事故。サポートが使えずに前を気合いずつきで倒しベンチ展開して返す相手はゾロアークに進化し順調に準備を進める。この時もうオルタージェネシスを打っている暇が無いことに気づき、オルタージェネシス無しで勝つプランに移行、サイドからオクタンが取れ、Ω連打チャーレムでひたすらビートダウンをする。相手が勝てないことに気づき投了。プラン変更が功を奏した。

8回戦 サナニンフ 勝ち

お互い完走は決まり安心しながら挑んだ。サナニンフスタートされこちらにオカルトマニアが打たれるが問題なく展開する。先行2オルタージェネシスが打つ事ができ、三神が倒されてしまうが、カウンターキャッチャーから回しの付いていないエネ3枚のサナニンフを倒し4枚取る。その後後続のチャーレムもしっかり準備できていた為しっかり勝つ事ができた。

結果6勝2敗で36位

運で拾えた試合もあったのでなんとも言えないが初めてエクストラの大会に出たにしてはいい成績だと思う。

改造案

今回のCLでは超越系のデッキが結果を残していました。そうすると公式が規制しなければみんな超越を握ると思います。その超越に勝つ為にはヤレユータンの採用が欲しいかなと思います。どうにかなるかは運ゲーですが0が1になるだけでも大きいです。

9/27追記 遂に超越が禁止になった為チャーレム のミラーに強いカードについて追記します。まずは気合いのタスキです。これをつけることにより相手に取られるサイドを2枚で済ます事が出来ます。

次にポケモンレンジャーへのケアです。こちらにポケモンレンジャーを打たれた場合こちらの勝ち筋がほぼ無くなるのがサーナイトニンフィアになります。ここにポケモンレンジャーを使われても勝つ為にはコバルオン（リベンジバースト）とカウンターエネルギーを入れることをおすすめします。これを入れる事で少なくとも3枚は取れるのでそこからしっかりフレフワンを枯らしに行くと勝ち筋がゼロから少し上がると思います。

まとめ

自分はスタンでしっかり殴り合うことが一番好みのデッキで自分が回しやすいと思っていたのでこのデッキを組みました。チャーレムの中では本当に完成度が高いデッキだと思うので是非使っていただけたら幸いです。そして一緒に組んでくれた方々には本当に感謝を伝えたい限りです。またどこかでお会いしましょう！