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「ポケモン勢の学校生活」の誕生

 謝礼!ケビンです!
今日はネタツイの誕生秘話について書いていきます。ケビンのネタツイの中でも一番有名なのが「ポケモン勢の学校生活」だと思います。これは自分でも気に入っていて、今後も続けていきたいネタの一つです。自分自身がコンテンツとして愛されることを目指したこのネタが生まれたのは、今や中古ワンコインで買えるダイパリメイクが発端でした。
メイン内容は目次の「自分らしさ1000%」からなので忙しい方はそちらからどうぞ!(最初の2章はネタを作ることになった経緯です)

ダイパリメイクの息が想像以上に短かった

  待ちに待ったダイパリメイクの発売。発売前から情報解禁のたびに世間やネットをざわつかせ、ポケモンファンの誰もがプレイしたかった待望の作品と言えたでしょう。僕にとっても、自分世代のリメイクなので発売決定前からいつ来るのかとワクワクが止まりませんでした。配信者としても、新作は話題性、プレイ人口の増加により、自分を売り込むこれとないチャンスでした。

 しかし、発売決定後に多くの懸念点が生まれましたね。一番大きかったのは開発がいつものゲームフリークではなく、株式会社イルカになっていたこと。発売決定のPVで主人公が2頭身で頭を抱えた衝撃は今でも忘れられません笑 結局待望のダイパリメイクは、ランクバトルの実装なし、大量のバグが見つかりストーリーが15分で攻略される始末と散々でした笑

配信者の明暗を分けたポケモン配布会

  ランクバトル実装なしの中、配信企画として流行ったのが、オシャボや高個体値のポケモンを配るポケモン配布会でした。これが多くのチャンネルを壊す原因になるとは…

 僕も流れに乗ってポケモン配布会をしました。すると信じられないくらい人が集まってきました。当時最高同接が40人くらいだった僕のチャンネルに、多い時は200人以上が配布ポケモンを求めて集まりました。他の配信者もたくさん見て回りましたが、みんないつもの比にならない同接を記録していました。この企画で多くの駆け出し配信者が大量の登録者を獲得していました。僕もその一人で、登録者600人から配布回を繰り返し、収益化の大台である登録者1000人を達成しました。しかし、ダイパリメイクの息が短かったことからこの企画は長続きしませんでした。

 配布交換会がなくなると、多くの配信者の登録者は減り始めました。一番減少が激しかったのは、配布会の参加条件をチャンネル登録にしている人達でした。このチャンネルが好きじゃないけどポケモンがほしいから登録するというのは、チャンネル登録の概念を根底から覆す流れでした。この登録解除を防ぐには、配布会かその後の配信でチャンネルそのものを好きになってもらえるかが鍵でした。その後の配信が気に入ってもらえないと、普通に配信してるだけで登録者がどんどん減っていくという地獄のような現象が多々見受けられました。この流れから配信が楽しくなくなり、登録者が減るのが怖くなり、配信活動をやめていった仲間が何人もいました。

この一連の流れについて僕はどうだったかというと、まず配布会の参加条件をチャンネル登録にはしておらず、登録減少の被害は少なくすみました。(その分そもそもの増加も他より少なかった)配布会後のコンテンツで気に入ってもらえるかが鍵と判断した僕は、思いっきり自分らしさを出したネタを考えようと思いました。それで気に入ってくれたら、僕とその人は気が合うだろうし、そうでなければ僕と合わないと判断したからです。

自分らしさ1000%のネタ

 とにかく自分らしさを出そうと考えた結果、しばらく頭を抱えました笑
周りから見た自分を考えていくと、高校時代の音楽の先生に「お前は話す時も歌う時も顎がうるさい」と言われたのを思い出しました。加えて感情表現が豊かとも言われてきたため、一発顔芸勝負に出ることにしました。

 肝心なネタと世界観ですが、ポケモンの話をしていて一番楽しいのはどんな時だろうと考えました。僕の中では日常の話をポケモンに喩えるのがすごく楽しかったのを思い出しました。友達と勉強していると、シャー芯が折れたんです。「HBって折れやすいんだっけ?」その友達の問いかけに、HBは図太いで硬いに決まってると咄嗟に思ったんですよね笑 ネタにも使われている図太いHBのシャー芯はある種の実話なんです。ここから日常や学校での会話をひたすらポケモンに置き換えるネタを考えました。そして最初に生まれたのが命中率と数学の確率を置き換えるネタでした。

 最後の問題はそのネタをどう顔芸で表現するかでした。日常をポケモンに喩えることを恥じたりせず、堂々と自分の世界観に酔うくらいのキャラでいきたかったんですよねえ。だってHBのシャー芯って思っても人にあんまり言えないじゃないですか笑 だから堂々とみんなに共有するキャラクターにしょうと。

 そこでモデルになったのがなんと俳優の阿部寛さんでした。ドラマ「結婚できない男」の彼演じる主役が、自分の世界観を曲げずそれに酔いしれるようなキャラにピッタリだったんですよね。それの声と振る舞いの雰囲気を参考にして、あとはなりふり構わず顔芸して誕生したのが「ポケモン勢の学校生活」でした。

ポケモン勢は最高の仲間

 「ポケモン勢の学校生活」はシリーズ累計100万インプレッションを超える大成功でした。自分らしさを存分に出したネタが100万人以上に見られてると思うと、とても感慨深いです、、。
想像以上に共感してくださる人が多く、このネタから新しいつながりもたくさんできました。やっぱり、内に秘めてるものを共感できるのって嬉しいですよね。
これからも続編作っていけるように頑張ります!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
次回はYoutubeについて書こうと思います、それではまた!謝礼!

最後に
 ポケモン配布会自体は、交流や自分を知ってもらうための良い企画だと思います。ただし、配布会はきっかけに過ぎず、その後見てもらえるかは自分のコンテンツ次第という位置付けだと感じています。僕はSV発売でまた配布会をしてたくさんの人と交流したいですし、それをきっかけに「ポケモン勢の学校生活」に共感してくれる仲間たちを見つけていきたいと思っています。新たな仲間との出会いに、謝礼!!

 


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