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テラレイドサポート技Tier表

これなに?

タイトル通り、テラレイドにおいて味方のサポートになる技の有用度、優先度を表にしたものである。メジャーな技についてはなるべく入れるようにしているが、すべての有用技を網羅しているわけではない。また評価は独断と偏見であり、野良レイド(だれとでもマルチ)のサポーターが使う技として評価している。よって野良レイドの環境によって多少上下するものである。そもそも個人の評価でしかない
筆者はテラレイダーの中でもほぼ野良レイド専門で、あいことばマルチやソロはあまりやらないので、そちら基準の評価は別の人に丸投げしたい。
ヘッダー画像はDLCからの入国で最近アツいチリーンちゃん。調整次第で☆6特殊最難関と名高いサーナイトを安定鎮圧できる有能サポーターなので、解散しないでくれると助かります。


サポート技Tier表

S.最優先 これがないとサポーターは名乗れない
ひやみず とびかかる ワイドブレイカー トロピカルキック マジカルフレイム ソウルクラッシュ むしのていこう バークアウト はいよるいちげき

A.優先 相手によっては無いと困るのでぜひ入れたい
アシッドボム ルミナコリジョン りんごさん Gのちから らいめいげり ほのおのムチ しんぴのまもり ミストフィールド シンプルビーム スキルスワップ なかまづくり なやみのタネ いえき どろかけ

B.欲しい 余裕があったら入れたいところ
ちょうはつ あまえる フェザーダンス かいでんぱ おたけび なみだめ くすぐる いやなおと いやしのはどう かふんだんご いのちのしずく とおぼえ ほっぺすりすり なげつける(かえんだま) ブレイククロー いわくだき シェルブレード みずびたし まほうのこな しろいきり

C.ピンポイント気味or被りがちで優先度低め
オーロラベール ひかりのかべ リフレクター あまごい にほんばれ クリアスモッグ くろいきり エレキフィールド じゅうりょく おにび ふんえん ねっとう つぼをつく じならし マッドショット ローキック こごえるかぜ

D.ぶっちゃけ微妙
うそなき きんぞくおん グラスフィールド サイコフィールド

E.いらない
てだすけ

各ランクの技について

Sランク

確定Aデバフ攻撃(ひやみず、とびかかる、ワイドブレイカー、トロピカルキック)、確定Cデバフ攻撃(マジカルフレイム、むしのていこう、ソウルクラッシュ、バークアウト、はいよるいちげき)はバリアがあっても相手の火力を下げられる必携技。バークアウトとはいよるいちげきは、他の技と異なり外れる可能性があるため、技外しを危惧するならむしのていこうなどを優先したほうがよい。
このランクの技なしに野良レイドのサポーターをやっていけるのは、スキスワポットデスやスイートベールアロマベール持ちなどの、一部の選ばれた強特性持ちだけである。

Aランク

アシッドボム、ルミナコリジョン、りんごさん、Gのちから らいめいげり、ほのおのムチは味方アタッカーの火力補佐によく、バリアの上からでも防御や特防を下げられる。特にアシッドボムは他技より威力が劣る分特防を2段階も下げられる破格のデバフ技なので、覚えられるなら入れておきたい。ルミナコリジョンはアシッドボムと同様のデバフ量で威力も高い強力な技だが、現状はクエスパトラ専用。
しんぴのまもり、ミストフィールドは味方の状態異常を防ぐ効果がある。バリアを貼られるとちょうはつが通らなくなるため、状態異常を撒くだけのボスならこれらの技の方が有効。のしかかり等の追加効果による異常も防げるのは便利である。
ミストフィールドは浮いている味方には効かない、敵や味方の行動で別フィールドに貼り換えられるといった欠点があるものの、受けるドラゴン技のダメージを半減させる効果がある。こちらはこちらでオノノクスなどの高火力ドラゴンに有効なので、一長一短といったところ。
シンプルビーム、スキルスワップ、なかまづくり、なやみのタネ、いえきは相手に使うことで厄介な特性を変えることができる。例としてアーマーガアのミラーアーマー、コノヨザルのまけんき、エーフィのマジックミラーなど。ただしマジックミラーに通る特性変更技はスキルスワップのみである。
スキルスワップを使う際は、かたやぶりやりんぷんなど強力な特性を相手に渡さないように注意。シンプルビームは単なる特性変更に留まらず、ひやみず等のデバフ技と合わせる事で相手のステータスをガタガタにできる強力技。なかまづくり、なやみのタネ、いえきは味方にも使え、くだけるよろいソウブレイズなど、不利になる特性を持ち込んでくる味方をフォローできる。総じてすべて仕様が少しずつ異なり、これらも一長一短である。
どろかけは命中を1段階下げる技で、バリアの上からでも有効。物理特殊両方の技を扱うボスに特に有効。また、どんなにデバフを入れても攻撃を耐えられない味方をワンチャン生かすことができる。味方のあまのじゃくラランテスに撃って、リーフストームの命中を安定させるという小技もある。

Bランク

ちょうはつは相手の厄介な補助技を封じられる。状態異常や天候操作は別の技で対策した方が有効だが、積み技を防ぐ手段はこれしかない。そのため、積み技を際限なしに使う☆6サーナイト、カイリュー、アーマーガアに対しては必携レベルの技。
あまえる、フェザーダンス、かいでんぱ、おたけび、なみだめ、くすぐる、いやなおとはすべて相手の能力を下げる変化技。バリアを貼られると通らない。かいでんぱまでの技は敵の攻撃や特攻を2段階下げる為、相手の火力を一手でガタ落ちさせられる手厚いサポート技である。おたけび、なみだめは攻撃と特攻を1段階ずつ下げる技で、習得者こそ少ないが、物理特殊どちらも使うボスには極めて有効。くすぐるは攻撃と防御を1段階ずつ下げる攻防一体の技で、いやなおとは防御を2段階下げ物理アタッカーの強力な補佐になる。
これらに限った話ではないが、基本変化技はSランクの技と併用するものであり、変化技のみのサポーターはバリアを貼られた後することのない置物になってしまう。テラレイドはバリア中が正念場。そこで棒立ちしているのは、仕事に例えるならクソ慌ただしい繁忙期に長期休暇を取るのと同じである。
いやしのはどう、かふんだんご、いのちのしずくは味方の体力を回復できる技。はらだいこした味方や、低耐久の味方のカバーに有用。いのちのしずくは自分含む味方全員の体力を少しずつ回復するので、一見これだけ連打していれば何とかなるような気がしてくるが、実際は技モーションの長さと回復量の少なさで、野良環境ではとても味方の消耗に追いつかない。相手の攻撃特攻を下げ、ダメージの軽減を図ってからこそ真価を発揮する技である。
ちなみにサーフゴーはこの中ではかふんだんごしか受け取ってくれない。
とおぼえは少し変わった技で、自分含む味方「全員」の攻撃を1段階上昇させる。コライドンやソウブレイズなど、はらだいこを覚えない物理アタッカーの火力を底上げできる。どちらかといえばサポーターより物理アタッカーが使った方が自身のA上昇を無駄にしなくて済むが、サポーターが使っても味方次第では依然強力。
ほっぺすりすり、なげつけるは相手をバリアの上から確定で状態異常にできる技。ほっぺすりすりは麻痺、なげつけるは持ち物がかえんだまならやけど、でんきだまなら麻痺を与えられる。かえんだまなげつけるは、バリアを貼ってもなお自らの攻撃を上げまくるカイリューやアーマーガア、きあいだめでバフデバフを貫通してくるコノヨザルなど、強力な物理ボスに対し極めて有効。
ブレイククロー、いわくだき、シェルブレードは、バリアの上から50%の確立で相手の防御を1段階下げられる。シェルブレードはアタッカーのメインウェポンにもできる。不確実性のある技だが、物理アタッカーの多めな野良レイド環境に噛みあっているため有用。
みずびたし、まほうのこなは対象1体のタイプを変更する技だが、これは味方に使うものである。例えば水ガブリアスのレイドにミライドンが来ちゃった時など、テラスタイプに釣られて弱点を突かれてしまう味方をフォローできる。テラスタルした味方には効かないが、そこまでしのげばなんとかなる、かもしれない。
しろいきりは味方に向くデバフを全て防ぐことができる。クリアチャームを持たせれば同様にデバフを防げ、相手によっては嵌められるのだが、野良の味方は持ち物がまともなこと自体稀なので、期待できるものではない。デバフ使いで強力なのはエーフィ(くすぐる→B依存のサイコショックが手痛い)など。

Cランク

オーロラベール、ひかりのかべ、リフレクターはいわゆる壁技である。習得者の少ないオーロラベールはともかくひかりのかべとリフレクターは、野良の味方が貼ってくれることが結構ある(そして、大抵それ以外の仕事をしない)ので、被りやすいという意味で優先度を低くしている。また野良の味方は壁だけだと生き残れないことが多い。よってこれもSランク技と合わせて真価を発揮する技である。
あまごい、にほんばれは天候を変える技。味方の火力補佐、ダメージ軽減に使える。元炎タイプ、元水タイプはこれらの技を時間経過などで使ってくる者が多く、それに対して逆の天候(あまごい→にほんばれ、にほんばれ→あまごい)で切り返すことは非常に有効。
野良だとコライドンやグラカイなどが勝手に晴らしたり降らせたりしがち。その上なんだかんだ無くても、デバフが足りてればどうにかなるのでこの位置にいる。
クリアスモッグ、くろいきりは相手のバフ対策に使う技。クリアスモッグは対象1体、くろいきりは場にいる全員のバフデバフをすべて消す。
バフだけでなくデバフも消す、というのが重要。バークアウトが既に3発入ってるのに、1回相手にわるだくみされたからとクリアスモッグを飛ばすのは利敵行為である。それでもアーマーガアやカイリューといった積み技大好きマンを処すには必要(サーナイトは後半攻撃を優先してくるので、なくてもなんとかなる)。
エレキフィールドは味方の電気ポケ、未来パラドックスの火力を上げられる。また眠りを防ぐ効果もある。野良で使用率の高いミライドンが勝手に貼るし、ねむりはスイートベール持ちで対策した方がよいので、技としての優先度は低いと思われる。
じゅうりょくは場全体の飛んでいる味方を着地させ、技の命中を補佐する技。浮遊持ちのクワガノン、サザンドラ等にじめんわざを通せる他、命中不安技を使う味方のサポートにもなる。面白い技だが、役立つ場面がかなりピンポイントなのでランクは低めに見ている。
おにび、ふんえん、ねっとうは相手をやけどにできる技。やけど自体は強力なものの、かえんだまなげつけると異なりバリアに通らない、火傷確率が3割など不確実な要素が目立つためこの位置にしている。ねっとうはサポーターより、アタッカーがメインウェポンに据えてワンチャン狙う方が向いていると思われる。
つぼをつくは味方1体のステータスをランダムで2段階上昇させる運ゲ技。運よくアシストパワー使いがいればアシパの威力を加速させられるが、普段はスイべアマ―ジョのおもちゃ。
じならし、マッドショット、ローキック、こごえるかぜは味方の素早さを1段階下げる技。バリアにも通る点は強いが、他のステータスと異なり素早さはむやみに下げても効果が薄いため微妙。できれば他のデバフ攻撃を優先したい。

Dランク

うそなき、きんぞくおんは相手の特防を2段階下げる。変化技のためバリアに通らない。アシッドボムが優秀すぎて相対的にこの位置にいる。
グラスフィールド、サイコフィールドは名前通りのフィールドを貼る。ただしどちらも効果が微妙で、他のフィールドを消してまで貼るようなものではない。グラスフィールドの回復は一見ありがたいように見えてエフェクトが遅延になるので面倒。ケンイチが嫌われる原因

Eランク

てだすけは味方1体の技威力を一度だけ1.5倍にする技。

『味方1体』の技威力を『一度だけ』1.5倍にする技。

野良レイドで謎に氾濫しているが、他に入れるべき技はいくらでもある。筆者は野良レイド用サポーターを2BOX分は育てているが、そのうちてだすけ持ちは1体しかいない。しかも他に入れられる技が無く仕方なしに突っ込んだもので、その個体自体今はベンチ入りでお役御免である。
そもそも一度っきりの強化、しかもたかだか技威力1.5倍程度に自分の一手を使うくらいなら、とおぼえで味方の攻撃を盛ったり、アシッドボムやいわくだきで相手の防御特防を下げてダメージ量を上げた方がよい。そうすれば、複数の味方が恩恵を受けられるからだ。しかもバフデバフ解除までその効果は続く。ちなみに能力ランクはバフ1段階で150%、デバフ1段階で67%の補正が掛かるため、てだすけ1回と味方ACバフor敵BDバフ1段階ではダメージ量にそこまで大差はない。
2023/9/25 追記
だいぶボロクソ書いたが、バークアウトやひやみず等で火力を削いだ後の最後の一押しとして使う分には悪くないと思われる。BDデバフ攻撃の方が有用ではあるが、そういった技を習得しないポケモンも多いので、誰でも使える手軽な火力補助にはなる。ただしあくまでも最後の一押しであり、てだすけ以外にも何らかのサポートで盤面貢献をしなくては有効とは言えない。自分が味方と同じぐらいの火力を持つアタッカーを選出すれば、ダメージは2倍になる。

あとがき

ブラッキーにバークアウトを覚えさせる、それだけで救われる命があります。
あとラッキーハピナスはあまえるとひやみずを両立できるので対物理レイド向けです。なにとぞ種族値に騙されないでください。
そして最後に、ガバガバTier表の抜けやら何やら指摘してくださったテラレイドサーバーの皆さま、ありがとうございます。

更新履歴
2023/9/24 トロピカルキック、ルミナコリジョン、りんごさん、Gのちから、ほのおのムチ、らいめいげりを追加。それに伴い一部文章を書き直し。エーフィがエーフィーになっていたのを修正。ご指摘感謝。
2023/9/24 はいよるいちげきが抜けていたので追加、それに伴い一部文章を書き直し。

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