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「KING OF PRISM」を観てから「プリティーリズム・レインボーライブ」を観たので真似してほしいという話

まずは「KING OF PRISM」を観てほしい

 友人から「KING OF PRISM」をかなりプッシュされ、つい最近ようやくdアニメストアで配信されている映画2作「KING OF PRISM by PrettyRhythm」と「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」を観ました。キンプリという略称を聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。私ももちろん聞いたことはあるなーくらいの印象だったのですが、イメージとしてはアイドル系の女性向け作品というもので、あまり自分の肌には合わないものだと勝手に思い込んでいました。とはいえ食わず嫌いも難ですから、試しにという気持ちで一度観てみると、とてもとても衝撃的だったのです。
 何が衝撃的だったのかという話から以下述べていきますが、この記事はキンプリおよびプリティーリズムをよく知らないという人向けのものですから、ネタバレは極力避けるせいもあり到底理解できるようには書いていません(てか書けません)。それでもまずは一度観てほしいというものですから、読んでみて「訳わかんねえな」と思った方、キンプリを観ましょう。逆に「面白そうだな」と思った方、キンプリを観ましょう。「ふーん、まああまり興味ないし」と思った方、キンプリを観ましょう。そういうことです。
 とは言ったものの初見のキンプリをどう評価すれば良いのかわからないというのが実のところでして、「by PrettyRhythm」は2016年の劇場作品なのですが、そこからプリズムショーの世界に足を踏み込んだ人の感想がだいたい「よくわからないけどなんかすごい」というものなのです。そして初めて観た私の感想もそれ、もっと言えば「理解が追いつかない、どうすれば良いんだ」というところなのです。何がそんなに困惑させたのか…ストーリーにの根幹には触れないようにしつつ、ご紹介しましょう。

・「KING OF PRISM」とは
 まず、キンプリがどのような流れでできた作品なのかを説明します。とはいえこの辺の話は片足突っ込んだばかりの私もそこまでは詳しくないので、簡単な説明とします。
 第1作目のタイトルにある「by PrettyRhythm」という文言の通り、キンプリは「プリティーリズム」という作品の流れを組んだものです。「プリティーリズム」とは2010年に稼働を開始したアーケードゲームのことで、端的にいうと女児向けのものです(私のような人が遊んでいると大きなお友達とかプリズムおじさんとか言われそうなやつ)。その後2011年に「プリティーリズム・オーロラドリーム」というアニメ作品が放映、そこから2012年に「プリティーリズム・ディアマイフューチャー」、2013年に「プリティーリズム・レインボーライブ(以下、レインボーライブ)」と順に作品が放送されました。
 先ほどチラッと単語を出しましたが、プリティーリズムは「プリズムショー」と呼ばれるショーをメインに置くものです。プリズムショーとは音楽・ダンス・フィギュアスケートを複合したパフォーマンスのことで、プリズムジャンプと呼ばれる技が最大の見所です。フィギュアスケートのジャンプとほぼ同じものだと考えていただければ結構でして、プリズムジャンプも何連続といった単位があります(本当は不十分な説明なのですが、これ以上説明すると初見の感想に障るので)。ジャンプを含めたパフォーマンス全体で得たポイントで競い合う点もフィギュアスケートと似ていますね。
 さて、レインボーライブまでは女の子のキャラクターが中心となりますが、レインボーライブに登場する速水ヒロ・神浜コウジ・仁科カヅキの3人がメインとなった男子版スピンオフ作品として世に出されたのがキンプリです。プリティーリズムは女児向けゲームですからもちろんアニメも女児向けでして、そんな女児向けアニメがどうしたらオタク向けコンテンツのキンプリになるんだと思うかもしれませんが、それはまた後ほど。さて、ここで興味が湧いた方は「レインボーライブを見よう!」と思ってしまいますが、興味津々なのは嬉しいがそれはもう少し待ってほしい。

・「KING OF PRISM」初見の印象
 以上のような前知識もロクにないまま、何はともあれ勧められたままキンプリの2作品を鑑賞した私。感想ははっきり言えば「わけがわからん」でした。当然話の土台となるレインボーライブは観たことがありませんでしたからストーリーとしても理解が追いつかない部分もありますが、その辺りは多少拾ってくれる部分もあるので必要最低限の理解はできると思います。それより何よりプリズムジャンプの演出がとんでもないのです。プリズムジャンプで何が起きるのか、詳しくは言えないですがどのような演出があったのかだけ述べていきます。
 分身して観客にひたすらハグします。謎の女の子との甘いシーンが出たと思いきや突然自転車でダッシュしてE.T.ばりに夜空を飛びます。観客が裸になります。炎の柱から竜が出てきます。空から剣が出てきて相手に斬りかかりますがそれを腹筋で受け止められます。尻から蜂蜜が出ます。恋の赤い糸で締め付けられます。電車が来てメンバーをハリウッドへと見送ります。未成年の主張が始まります。突然生ぬるいプリズムショーを禁止します。腹筋から爆撃して会場を破壊します。竜と虎が戦います。破壊された会場を作り直します。たくさんのSDキャラクターが生まれ地球を優しく包み込みます。宇宙の秩序を作ります。王位を戴冠します。
 何言ってるんだって思いますよね。気が狂ったんじゃないかと思いますよね。理解できませんよね。当然です、初見の私も理解できませんしたし、今でも理解できているか怪しいですから。ですが公開当初のコメントを観てみると、この辺りの演出がものすごく話題になったものなんですよ(特に文字列的にヤバイ尻から蜂蜜)。
 で、これを友人に言ったところ正常だと言われ、前作であるレインボーライブを「オバレ結成までで良いから観て」と勧められたわけです。ちなみにオバレとはOver The Rainbowの略称で、先述したヒロ・コウジ・カヅキの3人のグループ名のことです。この3人の話は「by PrettyRhythm」の中である程度振り返るわけですが、全51話の女児向けアニメを全部見るだなんてとんでもないけど、途中までは観て理解の足しにするか…と思い鑑賞することにしたのです。
 さて、キンプリについてはまだあまり感想を書けるほどまとまっていないのでここまでとします。しかし、この後にレインボーライブを観てもう一度キンプリへ戻ることになりますが、これをやるとキンプリを2倍も3倍も楽しむことができます。もちろんレインボーライブから見るという流れを守るのもひとつなのですが、この投稿で最も言いたいことはキンプリ→レインボーライブ→キンプリで見ると2度おいしいということです。上で書いた初見の訳のわからなさを味わい、レインボーライブを楽しんで、そしてキンプリをより深く理解し2度目の衝撃を受けるという流れが個人的にオススメなのです。ですからキンプリを観たことがないという人はここで一度この記事を読むのをやめて、dアニメストア等の配信サービスでキンプリを観てきてください。3時間弱あれば映画2作品観られますから。ちなみに「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」は現在放送中のTVアニメ作品ですから、こちらには2度目のキンプリを観てから進んでくださいね。

「プリティーリズム・レインボーライブ」が本当にすごい

・できれば前情報ほぼなしで観てほしい
 ここからはキンプリをすでに観てきたよという人向けの文章になります。観てない方、回れ右でまず観てくること!
 キンプリを観て理解できない要素は(プリズムジャンプはさておき)多々あると思いますが、それをほとんど解決してくれるのが前作である「プリティーリズム・レインボーライブ」。前説明無しの謎のキャラクター(ジュネとかりんねとか)がいるなと皆さん思っていることでしょうが、その話はレインボーライブできっちりとされています。本来的に言えばそれを見ずに続編に行くなんて無謀なのですが、キンプリはそれでも良いんです。というわけでレインボーライブを観ていただく前にちょっと説明。
 前述したとおり、レインボーライブは女児向けアニメです。2013年4月から2014年3月まで1年間かけてテレビ東京系列で放送された全51話の作品で、放送時間は土曜日の午前10時からの30分間という女児向けアニメらしい時間帯。主人公の中学生の女の子、彩瀬なるがプリズムショーの世界に足を踏み入れるストーリーで、作品公式サイトを見ていただくと絵もかなり可愛らしいものだと分かりますね。もうここまで聞いただけでもお腹いっぱい、こんなの51話も観るって冗談だろって思いますよね。私も思いました。そんな舐めきった気持ちでこの作品に挑むと私みたいに本当に愉快なことになるので是非やってみてほしいんですよ。こちらも同様dアニメストア等で観られますから、本当にオバレ結成までで良いので、「プリティーリズム・レインボーライブ」をまだ観ていない方はここでこのページを閉じて観てきてください!
 …といっても、こんな事いきなり言われてもねえと思う方がいるのも無理はないでしょう。というわけでここから全51話を平日仕事から帰った後の時間を使って5日間で観終えた私が、レインボーライブの魅力をネタバレを極力抜きにして語っていきます。でも本当は情報のない状態で観てほしいということを忘れないでください。今ならまだ引き返せます。

・これ、本当に女児向けアニメなのか?
 レインボーライブの好きなポイントはなんと言ってもそのストーリーにあります。というのもはっきり言って重い話が多い。土曜日の朝に女児に見せるものか疑うレベルです。が、だからこそ大人でも楽しめるとんでもない作品なのです。まさか女児向けアニメ観て何度も泣くだなんて夢にも思いませんでしたよ。
 この作品はプリズムストーンの彩瀬なる・福原あん・涼野いと、エーデルローズの蓮城寺べる・森園わかな・小鳥遊おとは、そして謎の少女りんねといった登場人物をメインに進みます。それぞれ問題にぶつかりながらも、お互いに助け支え合って成長し、それにつれ素晴らしいプリズムショーを披露していくことになるわけなのですが、その問題がすごい。中学2年生の女の子がぶつかるには観てる方も苦しくなるような問題が多い。具体的なところはネタバレになるので言及を避けますが、特に家庭環境に問題を抱えた人物が多いのが印象的でしたね…土曜の朝に辛い気分にならないか大丈夫かと当時の視聴者を若干心配するレベルの話もありましたし。でもそれを時に助け時にぶつかり乗り越えていく姿が本当に感動的なのです。
 もちろん、私でも楽しめた理由はストーリーの重さだけではありません。観ていて一番印象的だったのは、登場人物の行動原理が丁寧に描かれていて、嫌な奴を嫌な奴で終わらせないというところです。子供向けの作品というと善悪の二元的対立というのが多い気がしますが、レインボーライブは登場人物の背景をきちんと描くことで、「ああ、この人物はすごい観ていてムカつくところがあったけれど、こういう考えで動いていたんだ」と納得できるようになっています。特にべる・わかな・ヒロの3人。第1クールあたりではアニメによく出る嫌な奴臭がプンプンしているのですが、話が進むにつれてかなり見方が変わってきます。終盤とか本当にすごくて、成長した彼女たちの披露したプリズムショーは涙なしには観られません。
 あとはとにかく魅力的なキャラクターでしょうか。上で名前だけ出しているわけですが、主要な人物について紹介しましょう。

1.彩瀬なる
 学校の職場体験学習をきっかけに、ファッションブランドショップであるプリズムストーンの中学生店長として抜擢され、未体験だったプリズムショーの世界へ踏み出すことに。作中で「お気楽ハピなる店長」と言われるように前向きで天然なキャラクターで、その性格からか他の登場人物たちに多大な影響を与えていくことになる。口癖は「ハピなる」。
2.福原あん
 なるの同級生で責任感が強く学級委員長やプリズムショークラブの部長を2年生にして務め、学業もきちんとこなし、スイーツ作りを任せれば右に出る者はない完璧超人。プリズムストーンのスイーツ担当として加入しますが、実家は歴史の長いせんべい屋で、あとを継がせたい父親とは対立している様子が描かれる。
3.涼野いと
 なるとあんと同じクラスながら周りと仲良くするのが苦手で、クールな性格からか同級生からは怖がられている。家がライブハウスを営んでおり自身も楽器の演奏が得意で、バンドの手伝いもすることからメイクが得意なことから、プリズムストーンのメイク担当として加わることに。母親と弟は別居しており、弟のユウは…キンプリ観た人なら分かりますよね。
4.蓮城寺べる
 プリズムスタァ養成所であるエーデルローズの生徒で、プリズムショーの実力はトップクラス。トップスタァである天羽ジュネをライバル視しており、ジュネを越えることを目標としている。高みを目指す彼女に孤独はつきもので、わかなとおとはがいつも一緒にいるが、2人に対して刺々しい態度をとることもしばしば。
5.森園わかな
 べると同じくエーデルローズの生徒で、特技は占い。練習から普段の行動まで基本的にべるにくっついている。面白そうなことにがあるとすぐにかき乱すタイプで、とある因縁から一方的にあんに突っかかることが多い。
6.小鳥遊おとは
 エーデルローズの生徒で特技は紅茶をいれること。べるからキツく当たられることが多く、いつもすぐに謝っている気の小さい面はありつつも、プリズムショーの実力は確かなもの。口癖はメルヘン。
7.りんね
 なるがプリズムストーンの店長としてプリズムショーのオーディションを受けていた際に、突如として現れ天羽ジュネしか飛ぶことのできなかった4連続ジャンプを披露した。無表情で口数が少なく謎に満ちているが、プリズムストーンの仲間として徐々に受け入れられることに。どこで覚えたのかわからないが「ダメだこりゃ」や「次いってみよう」などの往年のネタを口にすることも。
8.速水ヒロ
 華京院学園に通う高校1年生で、エーデルローズにも所属している。プリズムショーの実力はかなりのもので、女性ファンが非常に多い絶対アイドル。コウジに対して並々ならぬ思いを抱いている。
9.神浜コウジ
 ヒロの同級生で、ビルの屋上で1人ギターを弾きながら歌っていることが多い。過去にエーデルローズにいたがある出来事からエーデルローズを抜け、ヒロと対立する姿がしばしば描かれる。
10.仁科カヅキ
 プリズムショーは好きだが他の登場人物と異なり、ステージではなく自由な場所でショーをするストリート系。自由や熱さを愛している。コウジとは同じ学校だったことから親しく付き合っている。

 この他にも多くの登場人物がいますが、そのあたりは作品を観ていただければと思います。上の紹介からわかるように、オバレの3人はレインボーライブの時点ではかなりギスギスしています。それがどうしてキンプリにつながっていくのか…それはレインボーライブをオバレ結成まで観ていただければ分かります。キンプリでもある程度の説明はありましたが、そこでは語りきれなかった重要な部分もかなりありますから。
 詳しく語れないのが悔しい部分ではありますが、レインボーライブを少々紹介してみました。女の子の登場人物がメインではありますが、オバレの3人もストーリーにかなり絡んできますから、キンプリを理解する上ではレインボーライブを観るのは必須と言えますし、何より観たことで後悔はさせません、というかできないと思います。本当に。なんせ1日1クール分観てしまうくらいに観るのがやめられなくなるんですよ。キンプリから勧められた自分ですがレインボーライブにめっちゃハマっているくらいです。さあみなさん、レインボーライブを必ず観ましょう!キンプリの後に!

語りたいことを語るコーナー

 さて、以下はレインボーライブについて語りたいことを語るものですから、ネタバレも多分に含みます。レインボーライブを観ていない人はここより下に行っちゃダメですよ。
 さて、先週金曜日の夜「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」の71回目を鑑賞してから帰宅し、第37話からレインボーライブの続きを見始めた私。観るのが止められず徹夜して翌日午前5時くらいに第51話まで完走しました。その後3時間ほど寝て、昼くらいから出かけた先は近くにある中古品販売店。あるものを探していたのですが沼津と富士の2箇所を周っても見つからず諦めていたところ、友人から東京のプリズムストーンに行ったらどうかという話が。なんとプリズムストーンは作中と同じ原宿や東京駅に実際にあるというのです。しかしながら東京は別の機会じゃないといけないし…調べるだけ調べてみるかと思って店舗一覧を見たところ、衝撃的な情報がありました(スクショで失礼します)。

 プリズムストーンが静岡にあるだと!?ハピなるゥ!ということで昼過ぎだと言うのに本当に勢いだけで静岡に向かいました。東海道線で片道1時間、970円と勢いで行く距離でもないんですよね、本当は。
 静岡駅と新静岡駅の間にある東急スクエアの地下、アニメガ静岡の一角にプリズムストーンはありました。原宿や東京駅のように単独店舗ではないのですが、それでもプリティーリズムシリーズを専門に扱う店がこんな近場にあるだけでありがたい…なんせレインボーライブは5年前の作品ですから、関連商品と出会う機会が少ないのですよ。何を買いに来たかというとこちら。

 福原あんのグッズです。そう、レインボーライブを観た結果何が起きたかと言うと福原あんという推しができたのです。何も急いで買わなくても…と思う方もいるかもしれませんが、やりたいことがあったんですよ。それは後でと言いたいけどこの投稿のトップ画像でバレてますね。そう、スイーツ好きなあんとスイーツが食べたいというもう限界極めたことがやりたくて仕方なかったんです。もともとカフェ巡りが趣味のひとつでありますから、カフェと言えばスイーツも外せないわけで、私と同じスイーツ好きが推しなんだからこれをやるしかないと。で、食べてきたのがこちら。

 静岡の街中にあるタルトの店、キルフェボンです。オシャレで品のいい店だと言うのに私は何をしているのか…と思わなくもないですがあんとスイーツを食べたいというあまりに険しい想いが勝ってしまいました。おいしかったです。今後あんと食べに行く「本日のめちゃウマスイーツ」というpostを週末にできるだけ上げていこうと考えていますので、やべーオタクを見たい方はぜひ(?)

以下、ひたすら福原あんについて語ります。
 第2話できちんと登場したときから「めっちゃかわええやん…」って思ってたんですよ。でもこの私ですから見た目だけで推すわけがないんです。では福原あんのどこが好きかっていう話です。
 まず第一に、スイーツを愛するところでしょう。福原あんといえばスイーツ、スイーツといえば福原あんです(そちらは成り立つのか?)。スイーツを食べるのが好きで気晴らしにスイーツバイキングにいくあん、もうそれだけでかわいいです。そしてそのスイーツバイキングでなるに食べ方を教えるスイーツガチ勢っぷりですよ。スイーツひとつにも妥協しないその姿勢が素敵。北海道に修学旅行に行く際には北海道のめちゃウマスイーツを食べることばかり考えているわけですが、もうそれが本当にめんこくてめんこくて。食べることが好きな女の子、大好きです。そして食べるだけでは足りず、家でも父親に怒られるというのに懲りずに隠れてスイーツを作り続けているのもあり、その腕は一級品。プリズムストーンのスイーツ担当として千里さんにもすぐ認められるくらいですからね。その後も素敵なスイーツを自ら作り、時には巨大なスイーツを作るあんはオーナーの餌付け係として(おい)活躍することになります。私もあんの作るスイーツが食べたくて食べたくて仕方ない…プリズムストーン原宿店はカフェがあるようで、レインボーライブのコラボ期間中はそういうのあるのかなあ…。
 さて、次の推せるポイントは責任感のある頼れる女の子ということ。色々なことをこなす完璧超人あんは周囲に頼られる存在です。学級委員長を務め、カヅキにプリズムショークラブの部長として推薦されたなんていうエピソードがよく表していますし、プリズムストーンのサイトを介したお悩み相談にも答えています。第36話ではわかなの約束を裏切ってしまったことに対して誠実に対応し、最終話では「せんべいも焼く、スイーツも作る!これからは勉強もクラブもプリズムショーも恋愛も、全部ぜーんぶ全力でやるって決めたんだから!」という言葉もある通り、本当にエネルギッシュでかっこいいんですよ。そりゃスイーツ食べまくっても太らないです(
 とはいいつつも、実は弱い面も持ち合わせているのがまた良いところ。特にカヅキへの想いについては気づかないままズルズルときて、わかなが煽るまでいつまでも素直になれないところがいじらしい。でもそのあと2人して「カヅキ立入禁止!」となるところとか本当に好きです。カヅキ好きなのわかるよ、私もカヅキ好きだわ…あの天然たらし(やめなさい)。
 わかなとの関係性というのは当然すごく重要なのですが、中でも私が感動したのはオーバー・ザ・レインボーセッションで披露した4連続・5連続ジャンプ。3連続まではそれまでに披露したものでしたが、新しく飛んだ4連続「ハッピーマカロンスピン」と5連続「めちゃウマスイーツゴーランド」はわかなの「目覚めのフラワーワルツ」と「フレッシュフルーツバスケット」の要素が入っていると思うんですよ。意志が強い分自分の好みや考えに固執しがちだったあんが、わかなとのデュオを通してこんなこともできるようになったのかと大きな成長を感じさせるものでした。めちゃウマ。
 レインボーライブ、どのキャラクターも魅力的なのですが、やっぱり私は福原あんが好きですね。好きすぎましたね。キンプリ応援上映行ってあんが出てくるシーンで「あんちゃんかわいいー!!!」とか言ってみたいものですね。というかレインボーライブの全話応援上映あってもよくない?17時間かかるけど。あと、レインボーライブ観てると途中から予算上がってないかと思うのですが、やはり女児向けアニメだけあって予算の限度もあったでしょうし、女子編でガチ映画一本作ってもいいですよ。お待ちしてますよ!

 というわけでこれからプリズムショーを観てみる方向けの投稿のはずが好き放題語ってきましたが、この辺りにしておきましょう。まだレインボーライブも1周しか観ていないですが、また観て感想書くのもいいかもしれませんね…51話観るのは時間の問題もありますが。いや、この作品1度見るだけじゃもったいないくらい本当に好きになりましたよ。プリズムの煌めきにやられてしまったので、今後も過去のオーロラドリームやディアマイフューチャー、そしてShiny Seven Starsを観進めて行こうかなというところです。みなさんも是非プリズムの煌めきを目の当たりにしてください。それでは。

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