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組み合わせてワクワク INTJで遊ぼう①

注意
この記事は『Charlotte』『俺ガイル』『Steins;Gate』のネタバレが含まれています。この記事で描かれいるタイプ論はあくまで筆者個人の意見です。

(ブっ)飛んでるアイディア~♪(他人に)厳しく ドライ~♪
見つけてわくわく (組み合わせ)作ってわくわく!
見つけてわくわく (組み合わせ)作ってわくわく!

とまあ、最初からデスノートに名前を書かれたり、ギアスをかけられたり、海馬に電極ブッ刺されても文句を言えない位に喧嘩を売ったところで・・・

ポラリスさんとゴ○リ君

ゴ:さーて、ポラリス(北極星)さん今日はどのmbtiタイプで遊ぶのかな?

北:そうだねゴ○リ君、今日はINTJ型のアニメキャラクターで遊ぶよ!

ゴ:わ~楽しそう!INTJってどんなキャラクターが多いの?

北:そうだね~、じゃあこのタイプの発言を見てみようか!

INTJの名言集

「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」
「片目潰してもいい?隻眼の細なんとかっていう中二病的な肩書がつくよ?」
「この眼は闇が良く見える・・・」
「新世界の神になる」
「だから変えるのよ 人ごとこの世界を」
「私、特別になりたいの。他の奴らと、同じになりたくない。だから私は、トランペットをやっている…特別になるために」
「心臓が逃げる!」
「これ以上近づいたら、あんたの大脳皮質をポン酢漬けにするから!」

(これらの名言の抽出は明らかに作為的な物ですが、INTJ型の皆様の名誉を傷つける意図はありません)

北:これ全部INTJ型と判断されているキャラクターが発言した名言だよ

ゴ:うわ~なんだか物騒~

ゴ:でもポラリスさん、このINTJに対してはどんあタイプを合わせると面白くなるの?

北:そうだね、じゃあ早速紹介していこうか!

混ざるぞ危険!INTJ×XNTP(ENTP・INTP)

ゴ:ポラリスさん、この組み合わせにはどんなキャラクターがいるの?

牧瀬紅莉栖×岡部倫太郎(INTJ×ENTP)
『Steins;Gate』

雪ノ下雪乃×比企谷八幡(INTJ×INTP)
『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』

乙坂有宇×友利奈緒(INTJ×INTP)
『Charlotte』

北:この3組が該当するよ!
ゴ:そういえば、この前noteでINTJとINTPのカップルの実体験が書かれていた記事があったよ

北:おっ!実例を見つけてくるとはやるじゃないかゴ○リ君。では、この記事も参考にしながら見ていこうか。

完璧主義なINTJとそれを解すざっくばらんなINTP

北:これは特に雪ノ下雪乃と比企谷八幡の関係性でかなり顕著に表れているね。自身が「変わろうとする」事を主張する雪ノ下と「変わらない」事を是とする八幡、最初は反発しあう2人だけど、徐々に八幡のマイペースさに学ぶものを雪ノ下は見出していたね。

ゴ:へー、アニメの心理描写も馬鹿に出来ないね~

哲学的・社会的なテーマで会話が盛り上がる

北:哲学的かどうかは分からないけど、雪ノ下と比企谷はお互いに文学作品についての素養があるし、『Charlotte』の乙坂と友利は超能力を共通言語に議論をしていたね。オカリン(岡部倫太郎)と紅莉栖は物理学、とりわけタイムマシン理論をテーマに何度も議論を重ねていたね。お互いが興味のある抽象的なテーマが存在すれば会話が弾むのかもね。

ゴ:単純な会話じゃなくて、どれがいいかとか、可能性を模索したりするのがいかにも彼ららしいコミュニケーションの仕方だね。

INTJとXNTPの仲が深まるきっかけ

ゴ:ねえポラリスさん、確かこの3組はお互いの親密度がかなり高い組み合わせだけど、このタイプはなんでここまで高くなるのかな?

北:そうだねぇ、ここからは仮説になるけど、INTJ側の居場所とXNTPの問題解決がキーになっていると思うんだ。

ゴ:居場所と問題解決?なーんでこの2つが重要な要素なの?

北:すこし図を使いながら、このキャラクターたちの相互作用を見てみようか

北:INTJ型は全体における割合からもわかる通り、あまり理解者が存在しない事が多いんだ。さらに彼らの心理機能も相まって周囲との距離がかなり空いた状態であるケースも珍しくないんだ。

北:ことアニメにおいてはこのタイプのキャラクターは天才として描かれている事が多いから、周囲の反感を買ってしまって余計に、強い外面を保つようになるんだ。

北:そこでINTPやENTPの出番になる。彼らの独創的な発想INTJ型に対する憧れや興味、そこに共通項となる活動場所や話題によって、INTJ型も興味を持って交流が開始するんだ。ENTP型もINTP型もINTJ型にはない発想や解決方法を思いつくから、INTJが長年苦労している問題に対して1つの解決策を打ち出す事が出来るんだ。

こうした積み重ねによってINTJ型にとっては、自分のトラウマに近い問題を解決してくれる者であり、周囲に壁を作りがちなINTJ型の存在をそのまま認めてくれる理解者を見つけた事に気が付くんだよ。

心理機能の相互作用がお互いを引き合わせる

北:一方、INTP型・ENTP側にとっては、彼らの夢をINTJ型が持つNiとTeによって本当に実現させてしまう所が魅力的なんだよ。INTJの女性とINTPの男性カップルが書いた記事の中で彼らの心理機能の違いとその相互作用が的確に書かれているんだよ。

・TeとTiの違いについて
彼氏(Ti)はオタク気質の研究者タイプで、基礎系の参考書を読み漁っている。今は臨床医だが本当は研究がしたいらしい。だが、役に立つ薬が作りたいとか実用的なことよりも、この理論を解き明かしたいというような内部で完結した思考を感じる。

対して、私(Te)が知識を集めるのは実生活の中で役に立てたいからだ。というか、色んな考え方を手に入れて、より生きやすくなりたいと思っている。哲学書やロシア文学を読むのは教養としてではない。その中に生きやすくなる考え方を見つけたいからだ。

Neは外部に開かれており、今いる地点から、複数個の選択肢が扇状にいくつも伸びている。逆に言うと今の地点から2個進んだマスはたくさんありすぎて決まっていない。

Niは他の選択肢を削除して一本道を作りがちだ。そういう考え方は上手くいければ良いが、途中で挫折した場合、別の道を探すのが苦手だ。

私は他の選択肢がNi(長期的な目標)から目を逸らさせ邪魔しているように思えてしまう。そして禁欲的になって選択肢を排除してしまうことが多い。

彼氏(Ne)を見ていると私ももっと周りを見てそこにたくさんある選択肢に気づけば良いのにと思わされる。

INTJ女とINTP男が付き合うと INTJ×INTP
https://note.com/lucky_bee786/n/n6b3b3fe20b47

北:牧瀬紅莉栖(INTJ:Ni Te Fi Se)と岡部倫太郎(ENTP:Ne Ti Fe Si)の関係性において、これが顕著に表れているんだ。岡部倫太郎の持つNeとTiアイデアを無限に出す事、実用性を度外視して理論の研究に没頭出来るんだ。事実、未来ガジェットというガラクタを7つほど作った後に、偶然の産物として過去にメールを送る事が出来る電子レンジを発明したんだ。彼が興味を持っている@ちゃんねる(アニメ世界の2ちゃんねるに相当するもの)でオカルト板や陰謀論を調べるのもおそらくはこれらの心理機能の作用かもしれないね。

北:でも、岡部倫太郎単体ではただのお遊びサークルの域を出ないんだ。そこで牧瀬紅莉栖の持つ心理機能、NiとTeが役に立つんだ。偶然の産物であった電子レンジを本格的なタイムマシンへと進化させるために、彼女は自身の知識をフル活用させて、岡部倫太郎が発案したアイデアを1つずつ検証してそれを実現させていくんだ。こうしてお互いの協力によって岡部倫太郎は夢である「世界の支配構造を破壊するタイムマシン」を完成させるんだ。他の2人も同様に、拡散した様々なアイデアをINTJというフィルターを通して、ふるいをかける事で実現可能なアイデアに変化させるんだ。だからこそ、INTJ型は彼らにとっての「夢の実現者」になるんだ。

ゴ:ずいぶんと長い説明だったねぇ、でもポラリスさんここから更に別のタイプを入れたら面白くなるんじゃないの?

北:そうだねぇ~、じゃあ今紹介した作品の中からさらにもう1タイプ追加してみようか

ESFJ× XNTP× INTJ 夏の大三角関係

『Steins;Gate』
椎名まゆり×岡部倫太郎×牧瀬紅莉栖 (ESFJ×ENTP×INTJ)

左から椎名まゆり、岡部倫太郎、牧瀬紅莉栖

『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』
由比ヶ浜結衣×比企谷八幡×雪ノ下雪乃 (ESFJ×INTP×INTJ)


左から由比ヶ浜結衣、雪ノ下雪乃、比企谷八幡

ESFJ型が加わる事で起きる変化

ゴ:ESFJ~?またNoteでは見かけづらいタイプを持ってきたねポラリスさん。しかもこの2つのアニメを個人的な理由で選んでいるでしょ~

北:展開が見た人なら分かると思うんだけど、この2つの組み合わせ凄く似ているんだよ!

ゴ:ESFJ型って前述のNT型とは真逆のタイプだよね、これが1つ入るだけでどうなるの?

北:NT型の変わり者2人を暖かく包み込んでくれるし、真逆のSF型だから程よくトラブルが起きるんだよ。NT型は基本的に理屈が先行して時々人の心を考えない解決策や方法を考えるからそのストッパー役になるね。

ゴ:流石っESFJ型、みんなのママと言われるだけあるね~

「人の気持ち、もっと考えてよ…。なんでいろんなことがわかるのに、それがわからないの?…ああいうの、やだ」

『俺ガイル。続』第2話 由比ヶ浜結衣 より

ESFJの笑顔を守るために奔走するNT型2人

北:でもESFJ型が魅せる偏見のない優しさは他者に誤解されがちなNT型の2人にとってはかけがえない存在なんだ。だからこそ、ESFJ型の幸せを守ろうと2人が知恵を振り絞って問題解決に挑む構図になるんだ。

ゴ:なんだか姫プレイみたいだね笑

北:だからESFJ型にとってINTJ型は憧れになり、E/I NTP型は問題を常に解決してくれるヒーロー、シュタインズゲート風に言うなら彦星様になるんだ。でも、ESFJ型も守られてばかりじゃない。今度は自分が恩返しをするために、由比ヶ浜結衣は生徒会選挙に立候補、椎名まゆりはオペレーションアークライトを実行して彦星様の再起動を試みるんだ。

ゴ:そっか、ESFJ型って芯が強いイメージがあるから、いざという時は動くのか!

アンバランスな三角関係

北:更に面白くなるのはこの3人が三角関係に近い状態になった時だよ。ESFJ型は比較的分かりやすく好意を見せるタイプだし、ESFJに感じている恩義によってINTJは一歩引いてしまう、しまいにはE/I NTPに対して「ESFJを幸せにしてあげて」と言ってしまうんだ。

北:でも悲しいかな、E/INTPにとってESFJは確かに受け入れてくれる存在ではあるけど、彼の夢の実現者にはなれないし、彼の理解者ではないんだ。だからINTJに対して、彼女達の想いとは裏腹に惹かれていくんだ。このアンバランスな関係性が見ていて最高に面白い組み合わせなんだ。


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