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子どもの眠り講座

・ねんトレ

森田麻里子先生の講座に参加しました。 

「医者が教える 赤ちゃん快眠メソッド」著者。3才のお子さんのママ。かわいい♡(←オバチャン若い子見るとすぐコレ。)

試しにAmazonで「ねんトレ」と検索すると、「ねんねトレーニング」の本がいっぱい出てくる。赤ちゃんの「夜泣き」は、今も昔も悩みの上位。うんうん。小児はりの夕部智廣先生も「魔法のねんねタッチ」という著書出されていて、夜泣きの2種類の違いをわかりやすく解説・対策を具体的に提案下さってます。

・夜泣きに明確な定義はない。

もちろん目安はあるけれど、夜中に2~3回起きて泣こうとも、寝つきに30分以上かかろうとも、保護者さんが辛くなければOKなんですと。

ってことは、自分が辛ければ「辛い」と言っていいし、助けを求めた方がいい。誰かが「一時だけ」と言ったとか、普通はどうとか、みんな頑張ってるとか、関係ないってこと。

生活習慣や寝室環境、そもそも日本の子どもの状況や月齢によっての眠りのパターンなんかを理解するだけでも、変えられる事があるかも知れないし、「辛い」状態から抜け出せるかも知れない。

そして辛いなら対策があるのを知って損はないし、対策を知るのは、本やネット情報だけじゃなく、「小児はり」やってる鍼灸師に聞いてくれてもいい。(こんな風に情報集めて、できる事あるかな、と一緒に考えたいと思ってる。)

・快食/快眠/快便

生まれてきたばかり(0才)の赤ちゃんにとって機嫌が良いか悪いかは、この世界が「快」か「不快」か。シンプルです。

今まで約10か月いた世界は、重力もなく暑い寒いも臭いもない快適な暮らし。空腹感もなければ排便も必要ない。強い光も大きな音もどこか遠くの世界の話。だったのに。

大抵赤ちゃんは「快」なら良く寝る、起きても機嫌が良い。「不快」なら「なんとかしてー!」と泣く。(と周りの大人達が右往左往してなんとかする。王様。)

あぁ、なんだか、うらやましい笑。

3つの「快」は、大人ももちろん大切で、Pole Pole場所借りマッサージの簡易カルテでも、これだけはチェック欄を作っています。ま、大人は「快」「不快」だけでは表せない自分がいるので、チェック、悩む方は悩んでます。

・感覚も表現方法も、学習中♪

赤ちゃんは、お腹から出ちゃったその日から、パーツは人間として完成されていて、私達はついつい「ちっちゃいヒト」として見ているのだけど、よくよく考えてみれば、2本足で立ちあがる(完成と同じ)までに約1年、バランス(プロポーション)の完成までに15~18年くらい?発達のゆっくりな生き物ですね。生まれてすぐ肺呼吸できて、飲み込めて、尿も便も出せるってだけですごい!

ポーカーフェイスでおっきなオナラする新生児、とか、自分のオナラにびっくりして泣く赤ちゃん、眠いけど食べたい1才児、とか、小さい人ならではの可愛い動画がいっぱいあるけど、「お腹空いた」とか、「眠い」とか、「眠りに落ちる(意識がなくなるの怖い)」感覚も体験学習中なんだよね。

我が子が明らかに眠いのに「寝グズリ」「寝怒り」してる時、「眠たきゃ寝ればいいのに・・・」とかよく言ってたけど、失敗したり繰り返したりするのが学習だもんね~。

・おっぱい教信者

子どもと一緒に早々に寝ていた私には添い乳添い寝が楽で、すっかりおっぱい教信者だったけれど、乳に頼り過ぎだったなぁ・・・0才からちゃんとルーティーンで寝かしつけする「きちんと」した人に憧れる!けど、当時知っててもできたかなぁ・・。

子の寝かしつけ後にちゃんと自分の時間を持ったり、夫婦で会話を楽しむような関係性があったなら、私、もうちょっとマシな50代になっていたのかも^^;・・・とか、自分の反省しながらお聞きした森田先生のお話は「家族みんなの健康な生活」のために、「試行錯誤しながら、うまくいく方法を見つけていきましょう」と締めくくられたのでした。

どんな情報も「うち」にどう取り入れて幸せに生きるか、だもんねぇ。

赤ちゃんの導きに抵抗せず、大人の方が暮らし方変えていくのがいいかも♪と思いながら、睡眠ホルモン:メラトニンが胎盤を通過するというお話はとても興味深かった。

やっぱ妊婦のうちから生活リズム整えてくと産後がちょっと楽なのかもね。

そこに鍼灸師がお役に立てたら嬉しいな。


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