楽器に触れなくても音楽は作れる?
前から唯一見てるテレビ番組が「マツコ会議」です。
10代でアップしたYouTubeがバズって、えび中やHey! Say! JUMP側からオファーが来て楽曲提供。
な、若手音楽クリエイターの回が面白かったのです。
https://natalie.mu/music/news/406565
音楽を習ったこともなく楽譜も読めないけれど、
ITは得意だったのでパソコンに音のデータを落としこんで作曲。
な人や、
自分で演奏はできないけど、
音楽を作るアプリGarageBandで、曲作りを全てアプリで完結。
な人。
他の人と共同で作曲をするCo-Writing(コーライティング)という手法で曲を完成させるまでの過程を生配信する人。
どの人も、「音楽の才能がある」だけでは今まで世にでなかった人たちと想像します。
それがITリテラシーが高い、一人での作業が得意、逆に共同作業が得意、と言った他の能力と合わさって爆発した例かと。
このような若手クリエイターは度々番組に登場するのですが、その回で必ずマツコがネタにするキーワードが
「意味はない」。
「その名前は何でつけたの?」
「どうしてそれをやろうと思ったの?」
「その作品に込めた意味は?」
と、どうしても毎回"意味"を求めてしまうマツコ。
しかし返ってくる答えは
「理由はあるけど、この名前に特に意味はない。」
「この作品は完全に妄想で作ってて実体験から来る想いとかはない。」
、、、、、
わかってるのについ意味を求める、ことが身体に染み付いてしまい、
その回答に毎回絶句するマツコが好きです。
意味はないけどやってみた。
無意識を使ってるってことかな。
意味を自分なりに考えて「やるぞーー!!」って意気込まないと前に進めなかった時代と違って、
今は桁違いの情報と、そのツールが目の前に揃ってるから
「なんとなくやってみた」が力を増すのかしら。と妄想。
ガスコンロ1つで(しかもプロパン)くたびれた台所で錆びさびの包丁を使って、鍋でコトコト煮物を作るのと、
ホットクック&ヘルシオ2台で数分だけ手を動かして数種類の調理を同時に作るのとぐらいの違い。
よし、子供らには「なんとなく」色々やらせてみよう。
自分も。
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