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演者が損をしてしまうイベントはあってはならない。

おはようございます。
本日もNSC時代のノートをnoteに投稿するという遊びをやってみます。

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今回は2009年5月に受けたイベントについての講義。
読み返してみると「演者との信頼関係を築くことの重要性」について書かれているわけですが、当時の僕はメモを取ることに必死で内容をしっかりと理解できていなかったように思えます。

お笑いイベントの企画は作家が考えて、演者が舞台で表現する。
これが基本です。
しかし、もしも作家が考えた企画がスベってしまった場合、評価が下がるのは矢面に立っている演者だけで、お客様からは見えない位置に居る作家はノーダメージだったりするんですね。
なので、作家は一つひとつが演者の信用問題に関わるという意識を持って仕事に臨むべき・・・ということを講師は伝えたかったんだと思います。

ただ、僕も無茶な企画を作って、芸人さんに負担を掛けてしまったことが無いわけではありません。
むしろそこそこやらかしてきた方だと思います。←
そこで、せっかくなので僕がやらかしてきた失敗を一部シェアしてみますね。

①ボケしろが無い。

とがったことをやりたい気持ちが強すぎて、風変わりな企画を作ってしまったものの、芸人さん側からしてみれば「どうボケたら良いの?」となってしまう企画。
お笑いライブにおける良い企画とは芸人さんがボケる為のフリがしっかりと準備されていることであり、いかにボケやすい空間をデザインできるかが仕事なのだと学びました。

②フリップが見にくい。

イベントに使うフリップを作ったりするのも作家の仕事なのですが、新人がやりがちなのがコチラ。

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見習いの頃にこんなフリップを作ってしまい、先輩に迷惑を掛けてしまいました。
文字が縦に引っ張られていてめちゃくちゃ読みづらいですよね。
読みづらいフリップが出てくるような質の低いイベント→このイベントに出ている芸人も質が低いという印象が生まれてしまっては誰も得をしません。

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こんな感じでサイズ調整したり・・・

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改行して文字バランスを整えてみたりと色々試しています。

作家の不手際で演者に迷惑を掛けてしまうことが無いよう、徹底的に細かいところまでをチェックしなければならない・・・ということを講義から12年越しの教訓とさせて頂きます。

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