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地方でお笑いはできるのか?

お世話になっております、政光です。
先日、Twitterのフォロワー様から「福岡のNSCに入るか、太田プロに入るかで悩んでいる」という内容のDMを頂きました。
マジレスしてしまうと「その判断を他人に委ねているようではこの先やっていけないよ」って話なのですが、せっかくなのでnoteのテーマとして使わせて頂きます。
僕自身、お笑いの本場と地方の違いについては10年近く考察を続けてきたので、今から書くことはそんなに間違った考え方ではないと思いますが、「君の意見なんて誰も聞いてないよ」と思う方はページを閉じて頂ければと思います。

本題に戻りましょう。
NSC福岡と太田プロのどちらを選ぶべきか。
個人的な意見としては、NSC東京かNSC大阪です。
一応書いておきますが、地方でもお笑いができないわけではないんですよ。
それぞれの地域でしっかりと根を張って頑張っておられる芸人さんはたくさんいらっしゃいますし、お笑いができるかどうかは本人の気持ち次第だと思います。
ただ、東京・大阪で活動する最大のメリットは『ずば抜けた才能を身近に感じられること』。
地方では圧倒的な実力者が少ないせいか、そこそこ声が出ていて、そこそこのネタであれば舞台に出ることができます。
「○○で一番面白い芸人を決める」というイベントで優勝してしまった日にはその地方で一番面白い芸人になってしまうことだってあります。
ただ、地方で一番面白い芸人という肩書を得たとしても、M-1という全国標準のものさしで計れば2回戦止まり・・・といったケースは各地方で共通しているのではないでしょうか。
一方、東京・大阪のNSCでは現役の在学生がM-1準決勝に進出するなど、実力の差は明らかに存在します。
身近な存在が賞レースで結果を残すということは賞レースで結果を残す為の基準を肌で感じることができるということ。
残念ながら地方でその感覚を掴める可能性はほぼゼロです。
どうしても井の中の蛙大海を知らず状態になってしまい、自分達に何が足りないのかを悟る機会も無いままに「仕事が無い」と嘆き続ける芸人さんの姿を数年見てきました。
数年間も状況が変わらないのであれば、何かを変えない限りずっとそのままです。
時間を無駄にしない為にも、早めに東京か大阪へと活動拠点を移すという選択はアリだと思います。

ただ、地方で活動するメリットもあります。
東京・大阪に比べると芸人さんの数も少ないので、早い段階で舞台デビューすることが可能なのは地方ならではのメリット。
また、デビュー早々に東京・大阪からの人気ゲストと一緒に仕事ができるチャンスもあったり、他にも東京・大阪では体験できないような仕事が後々エピソードトークになったり、その他様々です。
意外と多かったです、地方のメリット。
地方ならではのメリットを理解した上で活動の場所を選ぶのも悪くない気がします。

この投稿が進路に悩む人にとって少しでもお役に立てたら幸いです。
まぁどちらにせよ、今の時代であればYouTuberを始めた方が成功する可能性は大きいと思いますが。←←←

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