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夢日記~中国の月蝕と豚の角煮。

山の方へ向かって散歩をする。川にかかった橋を渡っていると、路面が徐々にダンボールになっていき、ついに視界が積み上げられたダンボールの箱で一杯になる。こういうところをバランス取って歩くのは実は得意なんだ、と思いながら進んでいくと、すぐに箱の山は低くなって大理石の床になる。

そこは中国の奥地にある某省の省都で、着地したのは、日本の外務省が共同出資して作った迎賓館のような施設の床だ。元妻そっくりの女性が現れてガイドにつくことになる。小さな男の子も一緒にいる。20年ほど前に付き合いのあった友人に携帯で電話をかけて、「中国の○○省の外交施設に来ちゃったよ」と伝えて少し話をする。

施設の窓から見える空(青々と広くて雲ひとつない、いかにも大陸奥地の高原の空)だけが、瞬間的に夜に変わって、皆既月蝕が始まる。月蝕は赤くなく、青白く輝いて美しい。唐突に豚の角煮のイメージが、ビジュアルではなく触感として現れたので、それを食べる。豚の角煮はとても美味しい。

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