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愛は先手で、スピードが速くて、意志と結びついている。

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愛は存在のカウントで、それは意志と結びついている。
だから必ず先手でスピードが速い。
誰かや何かを愛している場合、想いや行動は相手に先立つ。
後手で遅いのは愛ではないし、余裕のあるなしとも関係がない。

カウントするとは相手の存在を認めること。「認める」の「認」には「それが何であるかをよく見分ける、見定める」という意味があり「漢語でnienといい、これを表記するために認が考案された」
刀を鍛えるには、粘り強く惜しみない意志が必要で、使う時は一瞬だ。

「AがAであってBではないとはっきり見分ける」ことが認。
認に従って躊躇なく行動する(しない)のが愛だ。

愛は先手でスピードが速くて意志と結びついている。
情は後手でスピードが遅くて都合と結びついている。
振動数のケタがふたつ違う。

愛が速いのは相手を自分の中に含んでいるから。
認めるも相手を自分の中に含む。

相手=自分なので迷う理由が存在しない。
情は相手と自分が分離していて、表面で癒着している状態。
くっついてはいるけど自分ではないので、理由を探して揺らいで迷う。


何かに執着すればするほど、それを失うことに恐怖する。
なら、恐怖を感じれば感じるほど、その対象に強く執着していく逆パターンもあるわけだ。ネガポジ良し悪し関係なしで、強い感情を抱いたものに、人間の脳は囚われる。なので自分が「囚われてもいい」対象に絞って、感情の上書きをしないといけない。


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