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アケルナルの夢見

アケルナル(エリダヌス座α星)を夢見した。

偏ったもの

下の2つの夢はどちらも、偏った見かたをしている人が登場する。

夢1:熱狂的なファン
私は年配芸能人のマネージャーをしている。バスの中で、その芸能人の癖を、ほかの関係者と話していると、バスの運転手が聞いていて、運転手はその芸能人の熱狂的なファンだった。あの人の事を悪く言うヤツは絶対に許さないと猛烈に非難される。私はすかさず、その芸能人の良い面などを話して、運転手の気持ちを落ち着かせ、丸く収めた。

夢2:差別的な試験官
病院で、キャスター付きの椅子に座らされて、前後左右に揺さぶられたり、回転したりする検査を受ける。気分が悪くなったが、すぐに次の検査を促される。私は、パニックになりそうなので上着を1枚脱がせてくれと言う。
すると、その検査は何かの試験だったようで、4人のスーツ姿の試験官が、「パニック」という言葉に反応した。パニック症があるなら、君は試験を受ける資格すらないというようなことを、汚いものを見るような目つきで言われる。
私はこれが試験だなどと知らなかったという話をしたが、聞く耳を持たない。すると若い医師が試験官に対して、あなたたちのやり方は間違っていると怒り始めた。

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夢1の熱狂的なファンは偏った視点で、すぐに周りが見えなくなる。
夢2の試験官は、自分が上層の人間だと勘違いしているようなところがある。
この偏りのある人たちから被害を受けるというのが、夢の共通点だ。しかしどちらも何とかうまくいきそうな感じがある。

対応力が求められる

アケルナルはエリダヌス川の下流に位置しており、アケルナルとは「河の果て」という意味だ。神話では、父アポロンから太陽の戦車を借りた息子のパエトンが、上手く御せずに暴走して、あちこち大火災が起きたので、ゼウスがエリダヌス川に撃ち落としたという話がある。また、火災を消すためにエリダヌス川を氾濫させたという話も。

制御できない火の車というと、最近のSNSでの炎上なども連想する。炎上商法や、反対に炎上を素早く鎮火する能力なども、アケルナルと関連付けても良いかもしれない。

夢では偏った人たちが出てきたので、これは地上では、四元素のバランスが崩れることで起きる被害と考えても良い。世界とは、いつでも四元素のバランスが崩れているものであり、バランスが整うと、世界は消えてしまう。ときどき、一部の地域で水が過剰になったり、火が過剰になったり、風が過剰になったり、土が脆くなったりするのが世界だ。
夢1ではファンの怒りをなんとか沈めたし、夢2では助け舟を出してきた若い医者がいて、こちらも何とかなりそうだった。アケルナルは危機に直面しても、うまく渡っていく能力がある。

夢2で、キャスター付きの椅子で揺さぶられるのは、災害や災難に巻き込まれる象徴であり、そこでパニックを起こす人間は失格だというのも、もちろんアケルナルは冷静に対処できなければならないからだ。

川の起点から見る

川の上流にあたるのは、β星クルサ。
これを牡羊座0度の起点として可変サイドリアルで見てみると、川の果てのアケルナルは、山羊座1度「認識を求めるインディアンの酋長」になる。
川を潜在意識とか目に見えないものの流れと考えた時、川の始まりの、湧いて出てくる場所をクルサとすると、そこからさまざまな意識が流出して、最終的に形になる部分がアケルナルになる。
山羊座1度「認識を求めるインディアンの酋長」は、自分が長であることを周りに認めさせる。それは氾濫する川のようにあれこれ言う仲間をうまくまとめることでもあり、また、酋長として仲間を危険にさらさないように守っていく能力があることを、皆に認めてもらうのだ。それは川の穏やかなところも急流も、すべて渡ってきたアケルナルにしかできない。

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