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世界は自分へのプレゼント。

これまでの常識だったり古い思い込みが反転して変わっていくのは、
これからの新しい時代の流れとなっています。

その中で、人間の信じて来た現象へのリアリティの深さだったり、
シリアスさを軽減させていく出来事はこれから沢山起こります。

もしかするとそれらは、一見して不安を仰ぐことからかもしれませんが
全体がニューリアルすることからの一時的なものです。

ここをどう受け取っていくかはそれぞれでも、
“自分の世界に起こることは、すべて自分へのプレゼント。” として、
あっと驚く新展開を楽しめますように。

そんな想いを込めて、ここで一つお話をさせてください。

畑にあるじゃがいもって、じゃがいも自身なので
自分がじゃがいもだとは分からないです。

逆立ちしたって、大笑いしたって、
分かることは自分を除いたその他全てのことだけで、
自分でじぶんのことは分からないんです。

もし横でとある人参が、じゃがいもを見ていたなら、
あなたはじゃがいもだよ。って教えてくれて
はじめて自分がじゃがいもなんだ。と気づきます。

なんなら、あなたはフライドポテトに相応しいじゃがなんだよ。とか、
あなたは縦長という部類の身体特徴をもっているよ。とか、
出来るだけ深く土に潜っていた方が成長にいいよ。とか、...

教えてもらいます。

こんな風に、外側からいろいろ教えてもらったことが
自分リストに蓄積されていくことで、

それ以外をアウトプットしづらくなるのが、
外の世界の狭き所以です。

そこでじゃがいもは、狭い世界をもっと広げたいと決意し、
周りからでなく自分自身で自分のルーツ探しを!と立ち上がります。

するとある時、自分の内にある“こころ”という全部と繋がっている場所を
見つけて、自分はじゃがいもという身でありながらも
実はすべての表現と関わっていることを知るんです。

いろいろと自分のことを教えてくれた人参ですらも、
自分が創造していたんだなと。

狭いって思ってたけど、けっこうというか ものすごい広かったよね。
ってことが分かるのがここです。

そしてここで初めて自分の個人空間がどれほど制限されていたかに
気づけるので、なんていうか...自由の幅は広がるし、
肩の力も抜けるというか。

これまでのスペースを壊すとかではなく、
新しい可能性と空間によって大幅に拡張します。

そんな感じのことが、非物質的な世界の扉が開けるタイミングで
今わたしたちに起こっている広がりです。

『私たちは外から見える単なる物質的な存在ではない』
『外側には見つけられない永遠すらも内側に秘めている。』

なんてことが分かって来ると、

これまでの思考のキャパシティではもう追い付かないので、
その奥深くに眠ってた力がじわじわと目覚めて活動を再開し
自分たちの知識で空間を拡張し始めます。

そんなことから、隠れていた魔法の様な力が使えてしまう領域に
いまの私たちは模様替えをしているのです。

そんな目覚めの狭間では、

人参も自分が創造していた?なんてことを聞くと意味不明になるし、

たとえそれが本当だとしても、

その中に出てくる物・登場人物って
好きな物ばかりではないと思うので、

なんでスキじゃないことまで自分が創るの?って
不思議に思うかもしれません。

私もこれを不思議に思っていました。

スキがあるってことは嫌いがあるということで、
両方一緒にある裏表の関係性です。

現象世界ではこのどちらか一つだけ出て来るのが不可能なので、
”現象界の出し入れの仕組みの理解上”としてはそうなります。

では 、広くて豊かな空間になることで
ここがどう変わっていくのかと見てみると、

単純に好きなもの。が減っていけば、嫌いも同じだけ減っていきます。

でもこれは すべて満遍なく愛するから。とかではなく、

満遍なく”執着が減少していく” ことで起こってきます。

スキは好きでそのままあるし、苦手は苦手でそのままでも
『物質世界は非物質世界の想像力に動かされている。』という
気づきにあればどうでしょうか。

全ては自分の内側に揃ってるから
いつでも望むときに外に出すことができると分かれば、
人生の重荷は確実に減っていきます。

これも一つの、現実に対するシリアスさの後退みたいなことで、
新しい時代の鍵となる、まあ、どっちでもいいか。みたいな、
ニュートラルな視界です。

“自分の世界に起こることは、すべて自分へのプレゼント。”
じゃがいもさんもきっと、そう感じているに違いありません。🌟


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