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海外旅行でのネット接続はeSIMが便利!eSIM(Soracom Mobile)を台湾旅行で使ってみた

海外旅行でのネット環境確保

3年ぶりの海外旅行。久しぶりの海外は、安心感のある台湾の台北市。

私の場合、旅先でも地図や調べ物などスマートフォンに依存しており、ネットに繋がることは必須。

今までの旅行では、現地でSIMカードを調達するのが何だか難しそうという理由で、モバイルWi-Fiルーターをレンタルして持っていっていた。
このWi-Fiルーター、とにかく持ち歩くには重い。1日中使っていると充電切れになることもあるため、バッテリーも持ち歩いており、なかなか重かった。
そして、受領と返却の手続きが面倒。宅配便でやり取りする方法もあるが、当日空港で受け取って、帰国時にまた空港で返すようにしていたので、大した時間ではないけど、面倒に感じていた。

今回の旅では、モバイルルーターレンタルをやめ、気になっていたeSIMにチャレンジしてみることにした。
使ったのはSoracom Mobile(SIMフリー・iPhone 13 Pro Maxでの利用)。

出国前の設定

設定については、こちらの記事を参考にした。検索すれば、他にもいくつか設定方法が解説されているものが見つかる。

私は出発ギリギリに設定するのが不安だったので、3日前くらいにアプリをダウンロード、台湾1GB、$3.19を購入し、設定を済ませておいた。
買った日から180日間有効なので、短期間の旅行なら早めに設定しておいても困ることはない。
設定が完了すると、SIM自体は使えないが、こんな感じでアンテナマークが二重になる。このまま日本で過ごして問題なし。

現地で

現地に着いたら、「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」で、出国前に設定しておいた副回線を選択する。
私の場合、1分も待たずにすぐに繋がった。 

台北市内のみで使用だったが、速度が遅いこともなく、繋がりにくいということも全くなかった。

2泊3日の旅行で、事前に購入していた1GB中の半分以上を1日目で使い果たしてしまっていたので、さらに1GB追加購入。これも手軽でとってもよかった。
アプリのMy eSIMから「データプランをチャージ」とすると追加容量を選べ、購入可能。
追加の場合は、出国前に行ったようなインストール作業は不要。購入したらすぐに今使っているeSIM残量に容量が加算される。

Wi-Fiルーターレンタル時は、最初に契約していた容量を超えると速度制限がかかり、ほぼ使えなくなったことがあったが(どのくらい使ったかも分かりにくかった)、今回はアプリで簡単に残量が確認できるので、便利だった。

データプランは、1、3、5、10GBとなっているので、どのくらい使うかわからない場合は、まずは最初に1GBを購入して、現地で様子を見ながら追加購入するのも良いと思う。

この記事を書くにあたり少し調べたら、iPhoneの詳しいことは以下ヘルプが参考になる。(私の場合、これを知らなくても、現地では困ることがなかった)

帰国したら

日本に帰ってきたら、現地に着いたときと逆の設定。
「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」で、主回線に戻す。

回線を切り替えただけでもいいが、「出国前の設定」に貼り付けた画面のように、アンテナマークが二重になったままで、ちょっと気持ち悪いので、「設定」→「モバイル通信」→「SIM」からソラコムのeSIMを選択。その後「この回線をオンにする」の緑色をスライドして、オフにする。
これをするとアンテナマークは通常に戻る。
もう使わないのならば、一番下の「eSIMを削除」をしてもいいと思う。

料金

私の場合、初回の1GBが440円、追加の1GBが442円だった。
モバイルルーターのときは、3000円以上払っていた気がするので、ものすごく安い。
ちなみに、eSIMを購入した日から2〜3日後には、クレジットカードへの請求があがってきていた。

次回もeSIM

簡単と言いつつ難しかったり、トラブル多いんじゃないか?と少し疑っていたけれど、本当に何もかも簡単だった。
「出国前の設定」、「帰国したら」の手順以外に特に設定したこともなかったし、困ったこともなかった。
Soracom以外のeSIMでは、QRコードが送られてきて読み込んで設定というのもあるみたいだけれど、Soracomアプリ操作と若干のiPhone設定変更くらいなので、ちゃんと説明を読みながら行えば、ほとんどの人が簡単に使えるようになると思う。
とにかく、快適に旅が過ごせたことに感動したので、次回の旅もまたSoracom Mobileを使用するつもりだ。

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