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「自分らしさ」を引き出してくれる仲間

「関西弁出していこ」
何気ない言葉かもしれない。
だけど大阪出身の私にとっては、自分らしさを解放してくれる言葉だったように思う。

コロナが世間で騒がれている時期に就職、上京した。
新しい知人や友人ができると期待していたのに、ワンルームに引きこもるしかない日々が続く。

言葉を発さない日も多々あり、人と話す方法を忘れかけていた。
話すのはスーパーで「ありがとうございます。」の一言。

上京して、自然と標準語を使うことが増えていた。
年が離れた方が多い会社で、敬語を使っていたのも理由のひとつだと思う。

話さない、話しても敬語という状況から、常に猫をかぶった状態。
自分らしく話すことができなくなっていった。
明るくて人と話すことが好きな私から静かで大人しすぎる私へ。
断然、前者の自分が好きだった。


2023年に入り、コロナも落ち着いてきた。
世界は、元に戻りつつある。
自分は、戻り方が分からない。

そんな時に出会った『POOLO JOB』というコミュニティ。

POOLO JOBは、旅先の経験をコンテンツ化する力と、ブランディング・発信力を磨く3ヶ月のコースです。ライティング、写真、SNSブランディングについて学びます。実際に旅を仕事にしているトラベルクリエイター講師の講座や添削サポートを通じてスキルや経験を積み、仲間と切磋琢磨する、あたらしいスキルアップコミュニティです。

『POOLO JOB』では5人ごとのチームが割り当てられた。
緊張しながら参加した初回のミーティング。

「出身大阪なの?関西弁で話して!」
「関西弁出していこ!」

この言葉を聞き、戸惑いながらも徐々に関西弁を解禁していく。
チームメンバーとのミーティングをしたり、オフラインで会えたりしたことで、縛られていた何かがほどけていくような感覚がした。

明るくて優しいチームメンバーのおかげか、リラックスした状態で『POOLO JOB』に携わることができているように思う。黙り込んでいた私だったが、他のコミュニティでも自分らしく話せるようになってきた

『POOLO JOB』でのチームメンバー5人とサポーター

「なんか、本来あるべき姿になってる気がする。イキイキしてるよね。」
先日、一年ぶりに電話で話した友人が話してくれた。
私が好きな私の状態に、少しずつ戻っているのかもしれない。

まだ2ヶ月にもかかわらず、間違いなく私の人生に影響を与えてくれている『POOLO JOB』。

講座は残り1ヶ月。
課題を頑張りつつ、メンバーとの時間も楽しみたいと思う。








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