こんばんは、ぽんです。
この度、FOD(フジテレビオンデマンド)×THINKRによる「さいはてれび」というドラマプロジェクトに参加させて頂きました。

http://saihatv.jp/

「さいはてれび」とは、詩人の最果タヒさんの詩集「死んでしまう系のぼくらに」「夜空はいつでも最高密度の青色だ」を原作に、新進気鋭の監督3名が独自の視点で描き出すショートフィルム。そしてその作品をそれぞれ3名の女性アーティストが演じています。

その中でわたしは荒船泰廣監督の作品、「恋する心臓」に出演させて頂きます。

この作品でわたしが演じる主人公のフクは、まるでわたしの内面の映し鏡のような子でした。
内向的で、自信がなくて、臆病。
だから、彼女の言葉や行動ひとつにどんな気持ちが込められているのか、今なにを感じて、なにを思っているのか、手に取るように分かるような気がして…。
初めて台本を頂いた時から今でも、ずっと彼女を抱きしめてあげたい気持ちでいっぱいです。

私自身、演技はまったく初めてのことだったので正直とても不安でしたが、自分のような、自分ではない他人を演じているような、なんともいえない不思議な感覚でした。

今までとは全く違った表現の方法なので、今後の歌手としてのわたしとどうリンクしていくのかはまだ分からないけれど、しっかりとこれからの糧にしていけたらと思います。

荒船監督をはじめ、たくさんの方々のお力により、奇妙で切ない、とても素敵な作品になりました。このようなカタチで最果さんの作品に関わることが出来て、とても幸せです。

さいはてれび「恋する心臓」、是非見て頂けたら嬉しいです。

読んでくれてありがとう。

ぽん(ORESAMA)