10/10(日)東京11R毎日王冠予想‼甘ちゃんデータ派の本命

◎5枠7番ダノンキングリー/川田将雅

・前走安田記念 1-3-2-19 24.0
 馬券内の内訳はほぼ1,2着馬でした。
・父ディープインパクト×母父Storm Cat 3-1-0-0 100%
・東京芝重賞勝ち実績のある当日1番人気 7-0-0-1 87.5%
 こちらはシュネルマイスターとどちらになるか不明

メンバーの中では間違いなく東京芝1800mを走らせれば力は抜けているはず。個人的には想定1番人気のシュネルマイスターとは力関係の格付けは終わっているように感じますし、東京芝1600mで4㎏の斤量差があってあの結果なら、今回の斤量差2㎏だとこちらに明らかに分があるように思えます。

不安視されているのは今回の調教についてです。
前走の安田記念では軽めの調教を貫き、馬体の作成というよりも精神面の立て直しを課題にし、その結果が今まで折り合いのつかない競馬で惜敗してきたこの馬にハマり、しっかりと溜める競馬が出来たため、前走のような勝ち方が出来たとは思います。
その点、今回は馬体の向上のために強め追切を行っているように思えます。
故に馬体的には調子は良いと思いますが、ここに来て気性難が出てしまう結果になると巻き返される可能性は十分にあると思います。
ここは鞍上の川田騎手がどこまで制御出来るか腕の見せ所だと思います。

〇8枠12番ヴァンドギャルド/福永祐一

この馬はこれと言って強いデータに該当しなかったものの、逆に悪いデータにも一切該当しませんでした。
強いて言うなら…
・当日4番人気以内の福永祐一騎乗馬2-0-1-0 100%
・秋成績(9~11月)5-0-1-1
9月から11月の出走は目を見張るものがあります。
これはあくまでオカルトの範囲を出ないのでそこまで信用するデータではないと思いますので過信しないように。

この馬を対抗評価した理由は4走前の富士Sと3走前のマイルCSです。

まずは富士Sですが、このレースではラウダシオン、ケイアイノーテック、ペルシアンナイトと名立たるG1馬たちに対して上がり最速での圧勝。
次走となったマイルCSでは、完全に前有利の展開になっていた中、この馬とサリオスだけが後方から飛んで来ての惜しくも6着と掲示板を外しましたが、1着グランアレグリアとのタイム差は0.5秒は負けて強しだったのではないでしょうか。

今回はトーラスジェミニが楽逃げする展開で、最終直線をよーいドンの闘いになるのなら、この馬が差し切り勝ちなんてこともあると思います。

▲1枠1番シュネルマイスター/C.ルメール

・前走安田記念 1-3-2-19 24.0%
・東京芝重賞勝ち実績のある当日1番人気 7-0-0-1 87.5%

ポテンシャルで語るならメンバー随一のこの馬。
春にはNHKマイルからの安田記念と入れのローテーションでも好走しているのはある程度の評価が必要だと思います。

距離に関して今回の1800mが不安視されています。
弥生賞で2000mを熟しているので1800m自体は問題ないと思いますが、個人的にはあそこまで1600mで年上のG1馬たちを撃破して着たのですから、1600mがこの馬にとっての適正距離なのではないかと思います。
左回りに関してはNHKマイルに安田記念を熟している以上、ケチのつけるところはないと思います。

この馬は夏の休養期間でどれだけ成長分があるかが今回のカギになると思います。春の時点、特に安田記念出走時には他馬に比べると、馬体が出来上がっていたようには素人目には思いましたが、それでいて3着に突っ込んで着たのですから、もしこの夏の間に成長が見込めるのであれば、ここでも馬券内は堅いのではないと思います。

推奨買い目

単複 ◎7.ダノンキングリー/川田将雅

追記:過去の穴馬共通点と今年の該当馬

過去10年間で馬券内になった人気薄(5番人気以下)13頭には共通点がありました。

・牡馬 13/13
・前走馬体重460kg以上 13/13
・関西馬 10/13
・前走1600〜2400mのOP以上 13/13(12頭が重賞)
・芝1800m重賞で3着以内経験 9/13
・前走上がり3Fで3位以内 7/13

以上項目で多く該当する今回のメンバーは…
4枠5番ポタジェ/吉田隼人
5枠6番カデナ/田辺裕信
7枠10番ケイデンスコール/岩田康誠
8枠12番ヴァンドギャルド/福永祐一

ポタジェ、ヴァンドギャルドは人気の中から該当。
人気もあるということは"確率の高い強い馬"と自分は認識してます。

そして人気薄からカデナ、ケイデンスコールです。

ケイデンスコールは前走の安田記念の手応え的にもそうですし、先着を許した面々が揃い踏みという事です。
距離も1600mが合ってるように見えますし、1800mは少し長いのかなと疑問です。

カデナです。
前々走の安田記念では後方直線一気での上がり3位で惜しくも6着と掲示板外の惜敗でした。

1つ上の着順に5着は0.1秒差でトーラスジェミニ、その上には今回のメンバーではダノンキングリーとシュネルマイスターの3頭。

勝ち馬のダノンキングリーとは0.5秒差、この時の決着が外目の進路を選択した馬からと言うのを考えると、進路を荒れた最内に決めたこの馬には不利だったはず。

今回ダノンキングリー、シュネルマイスターに先着を許すことはあっても、トーラスジェミニに先着されるとは思い辛く、トーラスジェミニはここまでに休み明けの安田記念からの4走目と多少なり疲れもあると思います。

今回は開幕週に斤量2kg減と馬券に絡んでいた頃の56kgとこの馬にチャンスがあるのではないかと思います。

よって今回のイチオシの穴馬はカデナとします。

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