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子々孫々、お金は生きている者優先で使えばいい。

「これは、一千万円級のお仏壇やで。」
と、近所のおばあさんは言った。

ちゃお。量産型現場猫です。

僕の実家は、築100年を超える古民家。最近、たぬきだか、アライグマだかに、天井を踏み抜かれた。雨漏りはもちろん、歩けば床は沈むし、目視で傾いている。襖が閉まりにくいどころか、外れて倒れてくる始末。

先日、カレンダーを掛けようと、柱に釘を打ったら、一打で釘が埋まった。何を言っているのかわからないと思うが、白アリに食われて、中身がスカスカになっているのだと思う。

正直、家は大きい。かつては富の象徴だったような感じ。ただ、逆にその規模を修繕しようとすると、令和のビンボーサラリーマンには不可能。仮にひとところを直したって、毎年違うところがダメになってくるので、修繕費を垂れ流して、じり貧になるのは目に見えてる。

庭だってそう。立派な松などが生えていたが、毎年その剪定などに15万円のコストがかかる。植物に15万円(※個人の価値観です)って。

僕の長男は発達障害(ASD)持ち。ただでさえ子供たちの時代は貧乏日本が加速するだろうに、ハンデを抱えた子が相続したとして、維持することも、処分することも難しいと思う。まあ、別に娘達が相続しても、あるいは相続放棄したって良いのだけれど。

この庭に関しては、今年に入って、大枚をはたいて撤去した。立派な庭を勿体ないとか言ってくるひともいるが、じゃあ、維持費を払ってくれるのか?と、小一時間問い詰めたい。

さて、ある日、仏具屋のおっちゃんが訪ねてきた。
前述のような家だから、お仏壇もかなり立派なものがある。ただ、言わずもがな、かなり年季の入ったものだ。

仏具屋のおっちゃんは、お仏壇のクリーニングを提案してきた。立派なお仏壇なので、ピカピカにしませんか?と。

そして、提示された金額に戦慄が走る。

¥3,000,000-

仏壇の修繕に三百万円。仏具屋しか喜ばない(※個人の価値観です)。

仏壇ローン組まされるレベル。三百万円とか、迷わず子供の学費とかに回すわ。お仏壇も今より大きくすることはあっても、小さくするなんてバチあたりだとか言う人もいるけれど、僕の代で縮小しようと思っています。

亡き父とも話したことがあるけれど、お金は生きている世代の生活を優先して使うと。そしていつか、僕が逝ったときは、葬式すらいらない。火葬して手を合わせてくれるだけでいいと、子供たちには伝えてある。まだ小さいのでわかってないと思うけど。

僕がご先祖様と言われる立場になって願うのは、子々孫々の幸せであって、立派な仏壇の維持のために生活苦に陥る姿ではないのだから。


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