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代表、アントレプレナー育成講座にダイブ!

森農場の代表がアントレプレナー育成講座(以下、アントレと略させていただきます!)を受講中。

今回は代表の紹介やアントレに飛び込むまでを、一方的に妻目線で書いてみようと思います。

代表の紹介

数年前の代表

代表は齢42で経営者1年目。今年の1月に経営委譲したばかりの3代目です。4人兄弟の長男として、産まれた時から後継者と決まっていたそう。

森農場は祖父が江別に入植して開拓、父の代で規模を拡大し現在の敷地面積は44ヘクタール(東京ドーム約9個分)。面積のほとんどを米、小麦、大豆の栽培にあてています。

実は野菜の栽培面積は総面積のうちほんのわずか。代表が本格的に野菜に力を入れ始め、品目を増やし、一部有機栽培も始めました。

農業を一緒にするようになると、代表と一緒に勉強会に参加する機会も出てきます。

夫婦で共通認識を持つのは大切です。やり取りがスムーズになるしお互いの考えを理解しやすくなります。

ただ。

夫婦同席で勉強会に出て、講師の方から『今後どんな方向性でいきたい?』のような質問が出た時。

代表はいつも先に『まさみはどう?』って振るんです。私の考えも取り入れようとして言ってくれている、きっと代表なりの優しさです。


でも私はすんごい嫌だった!w


嬉しい奥様もきっといるでしょう。そんな奥様がパートナーだったらよかったのかもしれません。

本当に申し訳ないのだけれど『私はこうしたい!』って先頭に立ってみんなを引っ張っていくのはとても不得手で。誰かの『こうしたい!』をサポートする方が性に合っている気がする。

だからすんごい嫌だった!w(2回言う)

まずさ、トップのあなたがどうしたいかじゃないのかな。農場の方向性を決めるのは私の課題じゃなくて代表の課題じゃないかしら。そのために出来ることを考えてやらせてほしい(妻、心の声)

私が隣で学ぶのは代表のためにならないような気がして、同じ内容の勉強会も別で受けるようになりました。

そんな中で見つけたアントレ開講の告知。


42才で経営1年目というのは、経営委譲のタイミングとしては遅い方だと思います。
私が先に受講し、代表に説明して中から変えていくことも方法としてはあり。

けれども。

トップが受けてトップの意識がまず変わるのが私の考え得るベスト。

半ば強制的に『受けなよ!』って押すこともできたのですがそうしたくはありません。
代表には、自分で考えて、決めて、納得したうえで飛び込んで欲しかった。これは私の勝手な願いですが、その後の自信に繋がるはずです。

私から見た代表。

夫に対する贔屓目も入りますが、いい経営者になっていける人だと思っています。

トップダウンではないしスタッフの意見も柔軟に取り入れる、失敗を人のせいにしない、誰よりも真面目に仕事に取り組んでいて、もちろん彼の作る野菜は美味しい。もっと自信を持っていい人。

そしてなぜだか、周りの人が応援したくなっちゃう人。これもある種の才能ですね。

周りには幼い頃から知っている同業者も多く、情報交換をし合い切磋琢磨し合える、横の繋がりに恵まれた環境。

プラスして異業種の方や実際に事業で成功した方、見識の高い方々から沢山のことを学べるチャンス。私では絶対に補えない部分。今後の森農場に必要なことが、アントレには詰まっている気がする。

凄い方達に囲まれて落ち込むこともあるかもしれないけれど、そこを乗り越える力はある人(ハードル上げ過ぎたかもしれないw)。


こうして『代表をアントレに放り込むぞ作戦』が私の中で密かに始まったのであります。

開講のお知らせが出た時、代表にそれとなく言ってみたら反応が鈍かった。まずSUNABACOという場をよく知らない。

ならばSUNABACOを知ってもらうことからだ。

さあどうしましょう。

まず、単発の講座やなかまこさんのトークイベントの動画を『私が見たいから食事中に流してもいい?』と家族の前で流します。

当然代表の目にも入りますからね!代表に刺さる内容もありますからね!でも押し付けてるわけじゃないから。私が見たくて流してるだけだからw

そして、私がなかじまさんと一緒にSUNABACO江別で『こどもチャレンジキッチン』というイベントをさせていただけることになりました。

1回目の告知(作:なかじまさん)


まだ講座も受けていない私が、イベントの場をいただけるなんてこんなありがたいことはありません。

私1人ではできないことを、SUNABACOに関わっている人達が一緒なら実現できそう、と代表にも伝えていきます。

代表というより、夫の立場からすれば怪しいじゃないですか。一般的なプログラミングスクールを謳いながらカレーを作るって。うちの妻、知らない人ばかりの中に飛び込んで大丈夫なのかって。

だからこそ、一度SUNABACO江別に来てもらいたいなと。来てもらえたら理解してもらえるんじゃないかな、そんなことを考えていました。

こどもチャレンジキッチンのメンバーには我が家の娘も入っていました。

これはもう、誘い文句はこれしかない。

『娘が作ったカレー、食べに来ない?』

夏真っ盛りで農家は多忙&無休。家族での外出もなかなかできない時期なので『私の勇姿を見に来ない?』じゃ来なかったと思います。娘に勝てる相手はいません。


当日。


来ました。そりゃ来ます。娘への愛の勝利!w

その日、代表から出た言葉は『(SUNABACO)いい所だね。』でした。

そして繁忙期のピークが過ぎた頃、改めて『こういう講座があるよ』とアントレの案内をしてみました。

『お、面白そうだね』との反応。

お!もうひと押し。

一体どういう講座なのかイメージがつかない、そこだけが引っ掛かっている模様。

私も受けていないので、代表が腑に落ちる説明がうまくできません。色んな方が講座について書いたブログを教えてみても、全部を読む時間がない。5時〜20時の肉体労働、寝る前に翌日のオーダー確認やらを済ませる生活。意外と勉強会や会議も入る。そして週休0日だもんなあ。

どうしよう、あとひと押しができない。

悩んだ末にSUNABACO江別のオノちゃん先生に相談してみました。

過去のDX育成講座卒業制作発表の動画と併せて森農場の参考にできる事例、どんなことができるようになるかなどを教えてくださいました。動画であれば、仕事しながら音声を聴いて知ることもできますもんね。湯船に浸かりながら視聴したりもしていました。

代表、その中身を見て参加を決めます。

オノちゃん先生の凄さと、私に足りない要素を見た瞬間でした。オノちゃん先生、その節は本当にありがとうございました。

アントレプレナーに飛び込んで2ヶ月弱。『難しい、、、!』『卒業制作どうなるの、、、』と言いながらアーカイブを何度も見ていたり、見る専だったXも呟き始めています。驚き。

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私との会話にも講座の話がよく出ます。

講座も残すところあと少し。きっと中身濃いめのあと少し。私は皆さんの卒業制作発表で勉強させていただきます!

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