文系学生だった私がデータエンジニア2年目になって感じだことをまとめます

入社前までの筆者

入社までは情報と縁がない畑にいました。専攻を特定しない学部だったので、社会学・政治学・経営学などを浅く広く学んでいました。情報系の勉強は内定が決まる前くらいに、ITパスポートから始めました。

この記事の目指すところ

この記事では私の就職〜今の約2年を振り返っていきます。
文系だけどITエンジニアに興味がある人には、実際働いたらどんな感じかのサンプル+1になるかもしれません。

ということで、以下の流れで進んでいきます。
⚫︎どんな仕事をしてきたか
⚫︎違う畑に飛び込んだからこそ得られたと思うもの
⚫︎大変だったこと

どんな仕事をしてきたか

今は入社後2つめの案件にいます。案件内容は似たテーマですが、使うソフトや案件の進め方はかなり違っています。
▶︎1つめ 会計データ分析基盤構築
私の仕事:
議事録、社内会議のファシリテーション、先輩が設計したデータ加工部品作成〜テスト、その他書類作成など
▶︎2つめ 複数部署/テーマのデータ分析基盤構築
私の仕事:
議事録、担当になった部署の設計〜テスト、お客さまへの説明資料作成など

違う畑に飛び込んだからこそ得られたと思うもの

▶︎新たな自分に(多分より簡単に)出会える
もちろん他の仕事でも違う自分に会えたとは思うけど。
情報系や統計、数学を学んできた方々と働くとお互い日本語を話しているはずなのに、使っている言語が違う感覚になります。自分と得意が被ってない人たちと働くことが多く、新たな強みや役割を多く見つけられた気がします。

(2つめは文系とか関係なく、私の性格上の話です。)
▶︎何か一つのことにのめり込むのが得意でないからこそ、バランスを保った働き方が出来る
物事にのめり込んでとことん探求していく力は何か技術を身につけるのには強い武器になります。しかし、時にそれが自分を苦しめるということをこの2年で少なくない人数見聞きしました。
大学の専門からも見て取れますが、私はとことん追求するのが得意ではなく、その点ITエンジニアには向いてないなと思います。
でもだからこそ、いつも心身のコンディション良く仕事できている気がします。どっちも出来るのが一番良いですけどね。

大変だったこと

▶︎数学力・技術力、とにかく足りない
ここは皆さんの想定通りですかね。
とにかく基礎が足りず、実務と勉強内容もなかなか紐づかなかったのですが、私の場合は画面で色々設定出来てしまう優秀なソフトよりもプログラミング言語を学んだ方が理解が進みました。
就職時(業界人材不足だからか)、数学の力は必須ではないと色々な人に言われましたが、ないと困るのは自分です。仕事内容によっては不要なのかもですが、少なくとも開発案件で、ロジックを組み立てるときに遠回りせずに済みます(= 残業が減ります)。

▶︎今までのセルフイメージが壊れて苦しむ
これは良いこと1つめの反対ですね。
全然違う畑に来ているということは、今まで得意だと思っていたことが必ずしも発揮される・発揮する場面があるとは限りません。
自ずと何もできない自分と向き合う時間が多くなります。
そこのギャップを乗り越えると良いこと1つ目に会えるイメージかもしれません。

おわりに

得意なこととやりたいことが違うことも全然あると思います。やりたいことや興味があるなら、今まで経験したことがない業界でも飛び込んでみるのはありだと思います。
私の経験がどこかの誰かの参考になったら嬉しいです。

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