イメコン診断と性格診断の共通点〜MBTIって何ですか?

皆様、お久しぶりです

突然ですが
「MBTI診断」
「16パーソナリティ性格診断」

というワードを聞いた事はありますか?

これ、ざっくり申し上げると
とある診断方式により
自分の性格や行動パターンを
タイプ別に分類して解説/考察する
性格分類診断テストの事です。

なぜ?唐突に?と思われた方も
いらっしゃるかもしれませんが
「あ〜」と心当たりのある方も居るはず!

今日はこの性格診断と
イメコン診断の関係性について
書いてみようと思います。

なぜなら???
イメコン診断を受けたor好きな人には
この性格診断を参考にしている方や
関心がある方が多い
と感じたからです。
一体なぜなのでしょうね?

ちなみに私はこの性格診断については
ど素人です…

それではいってみましょう。

①「16パーソナリティ性格診断」


知らない方はまずやってみませんか?
こちらから実際に診断してみましょう。
そして、自分のタイプと解説について
一度ご覧になってみて下さい。
(少し時間がかかるかもしれないのでお時間ある時に)

各タイプの種類や解説について

どうですか?当たっていそうですか?
一旦そのタイプを覚えておいて下さい。
ちなみに私は何回かしましたが
2つのタイプの答えが出ました。

②私達がイメコン診断にハマる理由

そもそも私達はなぜイメコン診断を受けたのか?思い出してみましょう?

オシャレになりたい、
自分に似合うものが知りたいというのは
最終的な目的ではあるものの
端的に申し上げて「自分のタイプ
を知りたかったからではありませんか?

イエベ?ブルベ?キュート?エレガント?
ナチュラル?ウェーブ?ストレート?
オシャレになれる情報って
探せばSNSですぐ手に入りますよね?

ただその情報は常にグループ毎に
カテゴライズ』されています。

自分がどのカテゴリーに属しているのか?
わからないと求める情報に辿り着けない…

そもそもなぜカテゴライズされるの?

ここで面白い記事と見解をご紹介します。

歴史学者の磯田道史氏は「血液型は”血液”と”型”ですよね。血液って言うよりは型が好きなんですよ」と説明。日本人は、

「血液型など、外側から決めてくれるようなもので説明されると割と安心する」
と、特徴や属性が規定されると安心感を覚える傾向があると指摘する。

出典元は下記の記事より

断定してもらうことで得られる「安心感」

人がこうなってしまう要因は、「自分とは何か」「人からどう見られているのか」という、自分の存在を明確に理解したい心理にあります。

人間の気持ちというものは、自分でも正確に理解することが難しく、しかも絶えず変化をし続けています。どこに自分の本質があるのかは、自分自身が把握するのも難しく、外部から「あなたって○○な人ね!」と断定してもらうことで、安心感を得ることができます

出典元:下記記事より

「○○タイプ」とお互いを診断することは、職場での話題作りやコミュニケーションツールとして、いい面もあるでしょう。また、自分自身の存在を知ってもらいたい時などに、ある特徴を強く示すことによって、効果的にアピールすることもできます。

出典元:下記記事より

特徴や属性を『自分以外の他人』から
客観視してもらい特定する事で
安心感や納得感を得られる

それが日本人w

そしてそれを「話のネタ」として盛り上がる事ができるのも日本人らしさなのかも?

薄々感づいてはいましたが
日本人がそのような国民性だから?
イメコン診断がこんなに流行る(儲かる?)
のだと思います…

加えて細かくカテゴライズする事で
「自分が何者か」という情報の
信憑性や納得感が上がる効果も
あるかと思われます。


③このタイプは特にハマる?イメコン沼


その中でも特に何度も何度もイメコン診断を繰り返していらっしゃる方は結構いらっしゃいます。
受けても受けても迷子??
だから受ける方もいらっしゃいますが
もはやそれを趣味としている強者の方もいらっしゃいます。

ここにも実は「性格」が関係しているのではないか?と私は考えています。

一般的にイメコン診断を受ける方の特徴として、

・ファッションに対する関心はある
・ファッション=流行先端主義に懐疑的
・自分に似合うかどうか重要視する
・他人からどうみられるかを気にする
・他人からの好感度も大事にする
・自分の理想or好みが実はハッキリしている
・他人の意見、アドバイスも大事にしたい
・自己探求心が強い

という点が挙げられるかと思います…


ここで注目したいのは

❶ものの見方についてのタイプ

感覚(S)タイプと直観(N)タイプ

感覚(S)が強い人は、具体的で実際的なことや事実に惹きつけられ、はっきりしていることを求めます。周りからは着実で規則正しく、詳細を極めると思われることが多くあります。

直観(N)が強い人は、比喩的なものやアイディアや可能性を関連づけていくことに惹きつけられます。明らかなことより、洞察することや複雑な体系を探し求めることを求めます。

私が思うに
感覚(S)タイプの方は
キチンと論理的にカテゴライズされる事
それに準ずる適切なアドバイス
与えられた結果に対して自分で納得すると
そのタイプやセオリーをきちんと踏襲していくタイプかと想像できます。

直観(N)タイプの方は考察好き

私がこう判断されたのはなぜ?
他の可能性は?他の人の見方も知りたい!
もっと自分を深掘りしたくなるタイプ
かと思うのです…

そう、知らず知らずのうちに自ら迷う…
こちらの方が「イメコン沼」にハマる可能性は高そうです

❷判断の仕方についてのタイプ
思考機能(T)タイプと感情機能(F)タイプ

人は、感覚機能・直観機能によって情報を集めた後、その情報の価値や使い道を判断する。この判断の方法が2つあり、それは思考機能(T)と感情機能(F)です。

思考機能(T)は、因果関係から判断する方法。

感情機能(F)は、個人の価値観や人間関係の調和に重きを置いて判断する方法。

思考 (T)が強い人は、経験を論理で捉えることを重視し、世界を客体として捉えます。周りからしばしば批判的で、論理的かつ懐疑的な人だと思われることがあります。

感情(F)が強い人は、経験を好きや嫌いといった気持ちで捉えることを重視し、世界を主体として捉えます。周りから受容的で、気持ちを大切にし、素直で人間関係の調和を求めているように思われることが多くあります。

さて、これは診断結果を経た後に
それをどう判断して活用するのか?
に関わってくると考えました。

想像するに、思考機能タイプの方は
因果関係がはっきり論理的に解明される
事を重視します。

「私の似合うはここが違ってたのか!」
「このタイプだとこうする方がいいのね」
「よし!明日から私は生まれ変わる!」

自分のタイプが解明されたら
診断結果をそのまま上手く活用されるのではないでしょうか。

一方で感情機能タイプの方は、
「今までの自分の予想や好み」
と結果が異なった場合のパターンが大変です…

例え自分のタイプが解明されて
理論的に説明を受けたとしても…
その場はプロに共感して納得すると思います。

ただ
「アナリストさんはそう言うけど?」
「え、今まで私コレで来てますけど」
「自分の好きを諦めきれない」
「手持ちの断捨離するの無理!」

「だけども周囲の目を気にせず強引に自我を突き通すのも不安」

冷静になってみて後に
↑のような板挟みな状況に陥りやすいのではないのかな…と思うのです…

こうなると、日を経てまた違う結果を求めて
別のアナリストや診断を探し始める…
かもしれませんね…
沼の入り口に立っているタイプかも?

ちなみにこちらの記事によりますと
日本人の方で多いMBTIのトップ3は

・INFP(仲介者)=直観&感情機能タイプを含む
・ENFP(広報運動家)=同上
・INTP(論理学者)=直観&思考機能タイプを含む

出典【MBTI診断】16パーソナリティの割合/比率ランキング | 各タイプの相性も 

だそうなので…
そもそも日本人の
イメコン沼人潜在センスは高いと見ますw

ちなみに私も
直観タイプ&感情機能タイプです😇
ドンズバ、沼にハマるタイプですね…

③性格診断とイメコン診断にハマる共通点は◯◯だった

私が経験、見聞きした事&個人的見解ですが
ズバリ

『生きづらさの悩み』

が根底に共通してあるのではないかと考えます。
実はこんな記事や投稿を見つけました。

『生きづらさランキング』
何とも言えない…切ないランキングですが
一方で共感する方もいらっしゃるのでは?

周りと考え方や感覚が違う
上手くコミュニケーションが取れない

そんな疎外感や積年の疑問が
MBTIのタイプを知ることにより
納得、安心、解決策を見出せたという方は
実は少なくないようです。

実はイメコン診断者からも
同じ感想や意見を呟かれる方は多い…

・流行りの格好がイマイチ似合わない
・周りの人達の格好から浮いて見える
・派手にみられやすい/地味にみられやすい
・なめられやすい
・異性からモテる/モテない

自分なりに一生懸命に努力しているのに
ファッションやスタイリングが
思うように上手くいかないのは
「生きづらさ」を抱えるのと同意義
だと
私もそう思います。

だからこそ、その理由を知りたいのでは?
だからこそ、解放されたいのでは?

 『そうか、私は私でいいんだ!

そう思えるきっかけを与えてもらって
ファッション面における生きづらさから
解放されたという話もよく聞きます。

あなたはどうですか?

④まとめ〜性格診断と沼に浸かる前のアドバイス〜


ファッションに関する生きづらさの
解決の糸口になるかもしれないイメコン診断。

生きづらさから解放されて、ファッションが楽しくなりハマる方も多いです。

ただ受けた後の行動、判断、受け取り方って
全然違う
なと私は感じています。

特にイメコン診断を複数受けて
その度に結果が違う事(=転生)を繰り返す方。

「昨日までイエベ春でしたが明日からブルベで生きます!PDもわかったしコスメも服も全部買い直します!」

のタイプの人も居れば

「診断行ったらブルベ冬って言われたよ…PD的にも鮮やかな方が良いって…今までのヤツ合わないって…どうしよ?というか私の憧れのブルベ夏じゃなくてショック…」

のタイプの人も居らっしゃいます。

「まだまだもっと自分の解像度上げたい!」
のタイプの人もいらっしゃる。

「昨日までの自分を捨てられる人」
「昨日までの自分も大事にしたい人」
「昨日も明日も明後日も違う自分に出会いたい人」

イメコンの沼にハマりやすいかは
性格のタイプと無関係ではなさそうだ
という事を今回の考察をしていく中で
強く感じました。

日本人と生きづらさとイメコン。
これはまだまだイメコン診断は廃れそうにありませんね…
むしろ進化しそうですw

さあ、私のタイプは何タイプだったでしょう?
皆様のご想像にお任せして本日の考察を締めたいと思います。

最後にこちらの記事より
性格分類有識者からの興味深いアドバイスを。

そう考えてみると、「自分自身を納得させたい」「ちょっと後押しが欲しい」という場合には、有効だとは思いますが、一方では危険もはらんでいます。それは、「自分にレッテルを張ってしまう」というものです。
(中略)

出典:なぜ人は「性格分類」に翻弄されてしまうのか
「図星!」と思い込むのにはワケがある
大野 萌子

いつもプラス方向に働けば問題はないのですが、マイナス方向に向かってしまう場合は厄介です。
また、問題になるのは、「あの人たちは○○タイプだから」というふうに、一掃してしまうことです。これはラべリングと言われる、いわゆる他人への「レッテル貼り」です


人の性格やタイプは、単純に判別したり、区別したりできるものではありません。ただ、忙しい毎日の中では自分に向き合う時間をなかなか取れないので、診断結果をうまく活用すれば、自分がどんな人間なのかを考えてみるきっかけになるはずです。

自分探しの旅は、複雑で簡単には答えが見えないからこそ、奥深く、楽しいものです。あなたは「どのタイプにも属さない特別な感覚の持ち主」なのですから!

同上記事より

「自分探しの旅」を楽しむ程度にとどめよう

イメコンも性格診断もほどほどに
楽しみながらやりましょう♪

本日もお付き合い頂きありがとうございました。

◉オマケ〜性格診断別ファッション分析〜

せっかく性格診断を絡めたテーマを書いたのでこんな記事もご紹介します!

性格別に似合うファッションやファッションとの付き合い方がわかる??
良ければこちらもご覧下さい♪

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