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英国王室主催、ロイヤルアスコットの「普通」の人々。

ロイヤルアスコットというのは、イギリス王室主催の競馬。毎年6月の第3週目に行われる由緒ただしき大会です。
映画『マイフェアレディ』で オードリーがセシル・ビートンの(ジバンシーではない!)印象的な大きなハット&白黒のドレスで「How do you do?」を言いまくるシーンがありますが、あれはこのロイヤルアスコットが舞台になっている。

で、このロイヤルアスコット、何が面白いって、ドレスコードが存在すること。

チケットは値段で区切られ、上から↓


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★ Royal Enclosure
会員からの招待でしかゲットできない。貴族はここ。ドレスコードは
男:黒かグレーのモーニング、帽子、黒い靴
女:フォーマルドレス(詳細な規約あり)、帽子(直径10インチ以上のヘッドピース可)
子供の服装への言及もあるが(10-17歳)のものしかない
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★ Queen Anne Enclosure
★ Village Enclosure

ここから一般の人も買えるチケット。ドレスコードは
男:スーツ(シャツ・ネクタイ/ 帽子はいらない)←でもかぶっている人いる。
女:フォーマルドレス(規約ゆる)、帽子かヘッドピース(大きさ規約なし)
女児:17歳以下はサマードレスなど。帽子は着用望ましいが義務ではない
男児:13-16歳はスーツかジャケット。12歳以下はスマートな格好。
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★ Windsor Enclosure
諸注意のぞき、ドレスコード特になし。でもみんなおしゃれして行く。
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ちなみに “Enclosure” とは「(塀などで)囲まれた場所」という意味。その名の通りで、各チケットで入れる場所が違う。下にいくほど…つまり安いチケットのEnclosureほど混み合う。さて、そんなロイヤルアスコット。注目が集まるのは皇室の方々の服装だったり、気合の入ったおしゃれ帽子の方々だったりして、イギリスの情報サイトやインスタグラムなどでも、この時期になるとそういった写真が多く見られる。

まあ、そういうのはVOUGUEとかおしゃれインスタグラマーさんに任せておいて、ロイヤルアスコットに来ている皇室でもセレブでも無い、普通の人々の格好をメモっておきます。ロイヤルアスコットの会場ではなく、ウォータールー駅(アスコットまでの中継駅)で撮ってきた写真から抜粋。駅にいて電車で行くってことは「普通の人」に違いないってことで。



↑女の人はもれなくみんな帽子をかぶっている!

絵中では「ヘッドドレス」と書いているが、ロイヤルアスコット公式サイトの各Enclosureドレスコード解説ページでは「headpiece」「faschinator」という書き方になっている。しかしこのヘッドピース、どこで買うねん。と思ったのだけど、ウォータールー駅中に入っている“Accesories(イギリスに展開されている安い若者向けアクセサリー屋さん 日本の高校生でも買えそうな感じ)”にいっぱい売っていた。ということで、最悪、当日に駅で買えるわけだ。


↑ピクニック大好きイギリス人。

競馬場でもピクニックします。基本的に食べ物の持ち込み可なのは下位チケット区分のウィンザーエンクロージャーとヒースエンクロージャー(当日券)だけ。この二つの区分には椅子があまりなく、コース脇の芝生にみんながシート敷いて座る感じなのだ。だからそこがピクニック会場(酒あり)になっているってわけ。競馬場内にもレストランあるんですけどね。ちなみに「ロイヤルアスコットアプリ」なるものがあり、これでレストランの場所等が確認できる。行く人はこれを予めDLしていこう。


↑サンダルっていうかビーサン。

ロイヤルアスコットからの帰り、駅までの道沿いにはビーサン売りが沢山いる。もちろん履きなれないドレッシーなヒールに足がボロボロの方狙い。どこにでも商機を見出す感じ、いいね!…しかし実際は、ビーサンなんて買わずに裸足で闊歩して帰る人がチラホラ(笑)。


今ちょうど、ロイヤルアスコット2019が開催されているところですね。本当はもう少し早くこの記事をnoteに上げる予定でしたが、娘がアデノウイルスにかかったり赤ん坊の息子の検診があったりで遅れちゃいました。ロイヤルアスコットは子連れも禁止されていないので、今度は家族みんなで行ってみたいもんです。


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ロンドンおさなご育成記

ロンドンで娘を育てていた2015.9〜2019.2のアレコレ。
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