【ほぼ毎日エッセイ】奥田民生を語るには

【2019/06/13】
奥田民生の素晴らしさを語るには、まだ若過ぎるかもしれない。

けど、どうしても話したい時があるのだ。
それはこんな風に2時間近く残業し「へっ、2時間くらい序の口だろ?まだまだ。俺なんかさ…」とマウンティングを取られたりした日なんかは特に。
そんな奴らには言ってやりたい。
「余計なお世話だよばーか」と。
おっと。
これはクリープハイプだった。

違う違う。
奥田民生の話がしたいのだ、私は。
2時間くらいの残業の時は「ふはぁー疲れた」くらいな気持ちでガス抜きがしたくなる気持ちお分かりいただけるだろうか?
3時間を超えてくるとクリープハイプになってくるが、2時間くらいだと民生なのだ。
なんだろうか、この感じは。
結構疲れてはいるもののどこか気が抜けるのが2時間残業で、そんな時に民生を聴くと「まぁゆっくりやれや」と言われる気になるからかもしれない。
どこか肩の力がすっと抜けるのだ。
残業を超えて家に帰る道すがらはバンドマンが歌い上げる熱い歌詞はうざったるいし、かと言って西野カナで震える気分でもないわけで、ましてや洋楽の気分でもなかったりする。
そんな時はやっぱり民生なのだ。
熱くさせ過ぎないし、ヒステリックになるわけでもない。
かと思えば、決して応援してくれるわけでもないという絶妙な距離感を保ってくれているのだ。
何してるかわからないけどいつも陽気で、けれどもどこか影があるし仕事何してるかわからないんだけど、でもずっとそこにいてビールを飲んでいるおっさんのような、そんな曲ばかりな気がする。
知らない人だけど安心感があって、なんだか会いたくなってしまうのだ。

同じ道にいる歌手は斉藤和義。
この人もまた住所不定無職な臭いを醸し出しながら色気がばっちこいしている。
この2人で歌った「歌うたいのバラッド」なんかは、家に帰る途中に路上タバコをしたくなるほど感情を揺さぶられる、
もっぱら最近は吸わないけれど、こんな時はちょっぴり吸いたくなってしまう。
最後の方に出てくる「wowwow〜」の時にタバコを口から話して声は出さないまでも一緒に口ずさんだりなんかして。
自分が菅田将暉だったら最後の「愛してる〜」を呟くんだろうけど、残念ながら舞の海なので、うぉうぉーうーで我慢する。

奥田民生の話が斉藤和義に変わって、最終的に舞の海でオチをつけようという無茶苦茶具合から分かる通り、少し疲れているので今日はこの辺にする。
やっぱり奥田民生を語るにはまだ若過ぎた。
民生の良さが語れる大人になるにはもう少し時間がかかりそうだ。

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