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主婦時短社員・パート社員は往々にして仕事の効率が良い!   と、泥だらけのズボンを洗いながら思ったお話

北陸地方の転職エージェントに勤務する古狸の独り言ページです。    今回はタイトルでいいたいこと全てが伝えられているので、「以上終わり。」でも良いのですが笑

何故泥だらけのズボンを洗いながら思ったか、をお話したいと思います。 余計なエピソードが多く大分長くなってしまったので、時間と心に余裕が あったら読んでみてください。

昭和の扱い

時短やパートで働かれる方の多くは、子育てや介護など、主婦(夫)としてご家庭のことを切り盛りしながら仕事をされています。

一昔前までは、
「あの人はパートだから責任のある仕事は任せらけない」
「子育て中の主婦は仕事をおろそかにする」              なんて失礼極まりない意見も少なくありませんでした。

もしかしてまだそんな考えの方がいらしたら時代に取り残されているかもと反省することをお勧めします。

といっても、昭和の時代の意見にもちゃんと理由があります。      それはきっとこんなシュエ―ションを経験しているから。

【1】新しい仕事を振ったら嫌な顔をされる
【2】部署内で皆が忙しくしていても時間になったらさっさと帰る
【3】残業や休日出勤をよしとしない
【4】突然早退したりお休みしたりすることがある

※令和になって、【2】【3】は男女・フルタイム/時短に関係なく見られるようになってきましたね。
でも昭和の労働者と言えば「24時間働けますか」がキャッチコピー。
企業戦士として働くことがカッコイイ、24時間働けることは「出来るビジネスマン」の代名詞でした。

泥だらけのズボン

話はぶっ飛びますが・・・ 私には野球部に所属する息子がいます。
雪が溶けたこの季節、毎日のように泥だらけにしたユニフォームを持ち帰り私を悩ませてくれます。
泥汚れってホンっとうに落ちません。
一晩漬けおきしたら白い部分が真っ茶色に染まり逆効果。
軽く揉み洗い、ではなく、ひたすらゴシゴシが要求されます。
毎日その為に確実に30分以上は時間を取られます。

我が家の場合、夜お風呂、翌朝残り湯を使ってお洗濯なので
19時頃 ⇒  息子帰宅 / ユニフォーム一式軽く外ではたく / 洗剤とお湯  
        の入ったバケツに漬ける
0時頃 ⇒ (私が)お風呂に入り石鹼とブラシで格闘 / 何度も押し洗い / 絞る 翌朝6時 ⇒ 洗濯機へ 

の流れになります。 
日々この泥汚れが私の睡眠時間を削ってくれるので、ちょっとでも早く楽に出来るよう散々試行錯誤を繰り返しています。

試行錯誤 

(多分に愚痴なので飛ばして次に行ってOK)  
学校のグラウンドの泥でも苦戦しますが、球場の土は特に落ちません。
でもプロ野球の選手たちはいつも真っ白なズボンを履いている・・・?
ということは、落とせる業があるはず!!!

漂白剤、スーパーで買える各種洗剤、泥汚れ専門の洗剤、石鹸、使う順番を変えてみる、ネット検索で先人の知恵を借り、先輩ママさんにもアドバイスを乞い、自己流で、そもそも泥汚れを避けるために撥水スプレーをかけてみるなどの実験もしました笑
(それはかえって汚れが落ちにくくなり大失敗に終わりました・・・)

そうやって泥だらけのズボンと格闘しながら、小さな成功を喜び、より良い方法はないかと模索しています。
その日も「これでダメだったから次はこうしてみよう」と考えていて、
ふと、
主婦(主夫)は毎日こんな試行錯誤の連続よね~ 
時間に追われている主婦(主夫)ほど仕事が出来る人はいないと思う!

と、ここでやっと冒頭につながります笑

とある主婦の一日

小さなお子様や被介護の方がいて仕事も家事も全てこなされているパートや時短社員の方々は、いつも時間に追われています。

銀行でパート勤務をされている実在の知人のお話です。
3人のお子様がいらして、ご主人とそのご両親と生活されていて、子供たちはそれぞれ習い事をしていました。

その方のタイムラインはこんな感じです。

5時半起床  7人分の朝食用意  お弁当用意
6時半~6時半 子供の支度をさせ学校に送り出す
7時~8時半  朝食の片付け、洗濯、軽い掃除
9時     パートに向けて出勤
9時半~16時  銀行で事務
17時     買い物を終えて帰宅 
~18時半  洗濯物の取り込み、夕飯の支度
19時    子供の習い事の送迎、手伝い
21時    帰宅
~23時   夕飯の片付け、洗濯物の片付け、学校関係の書類確認等
~1時   お風呂、翌日の準備、就寝

習い事は毎日ではないので、いつもこうではありませんが、突発的な予定も入るので、結局時間に追われています。

この合間に、夕食のメニューやお弁当の中身を考えて、食材のあまりものをどう使うか計算もしています。
そしてそれだけではありません。
子供の宿題を見てやることも、ママ友との情報交換も、学校や塾や習い事の先生との関係づくりも大事。

何時までに何をして、抱えている仕事を如何に効率よくこなすか、
どんな段取りで何をしたら時間内に出来るか、を考えて行動しなければとても無理です。

ズボンの洗濯と同じく、どうしたら早くきれいに出来るのか、どう動けば家事を早めに終わらせられるか、食事の洗い物を減らせるか、美味しいものを安く作れるか、衣替えを楽に出来るのか、お風呂をカビから守れるか…etc. 

もちろん、全てを無視しても生きていけます。
が、家族が絡むとそうもいきません。

主婦(主夫)に仕事を頼むなら

もし職場という一部だけを切り取ったら、フルタイムで残業している方からしたら、この方の仕事は楽に見えるでしょう。
忙しい時に残業を断り帰宅されると、「この人には責任感がない」と思ってしまうかもしれません。
でも、その方にしてみたら、ここで残業をしたら、家族は食事の時間が遅れ、習い事に間に合わず、など、その後全ての予定が狂います。

冒頭の
【1】新しい仕事を振ったら嫌な顔をされる
【2】部署内で皆が忙しくしていても時間になったらさっさと帰る

こうなるのも必然ですよね。
一日の仕事をしっかり段取りよく組立計算し、時間内に終わらせるため工夫しながら仕事をこなしているので、イレギュラーな仕事は眉をしかめたくなります。

でもよく見ると、ダラダラ残っている方よりよっぽど仕事の効率が良いことに気付くと思います。

仕事を振る時には、状況を見たうえで時間に余裕をもって相談されると反応は違ってくると思います。
良かったら是非効率化について相談してみてください。
きっと素敵なアイディアが出てくると思います。
残業しないで業務をきっちり終わらせている方も同じですね。

かくいう私は、時間に追われるより睡眠時間を削る方を選ぶタイプなのでいつも眠いです笑スーパー主婦さん達には到底かないません。

ちなみに・・
うちの社員は皆、子育てしている方もしていない方も、この時間の使い方、効率化は素晴らしいです。 実は唯一出来ていないのが私・・・

その私が言っても説得力ないですが、そんな私ですら時間効率化のために出来ることはやっていて、さらに素晴らしい例を見て脱帽しているというお話ですので、

是非とも、周囲の時短社員、パート社員、残業お断りの社員さんの仕事ぶりをじっくり見てみてください。

長い長いお話を最後までお読みいただきありがとうございました!
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