Acapellaでの合わせの時、音声の遅延が気になる事があります。最近iPhoneを入手したので、状況などまとめてみました。

1.遅延しやすい録音環境

・マイク無しのイヤホン、本体マイクで録音
・マイク有りのイヤホンだが100均などの三極延長コード(結果、本体マイクで録音。スマホで録音するには四極のものが必要…写真①)

※イヤホンマイクでも遅延している人がいるのですが、今のところ原因など不明です。

録音する時のイヤホンをつないで写真②→③もしくは④と画面を開いて音声の遅れの数字を確認してみてください。イヤホンマイクを使い、1ms前後～0に近いとほぼ遅延なしで録音出来ます。本体マイク(表示はiPhoneマイク)だとこの数字が40～60ms程度になり、遅延を体感出来るようになってしまいます(数人で合わせられるのは遅延が10ms程度まで。1msは0.001秒)

マイクボタンを押すと次の画面(③か④のようになります)

③は本体マイクで録音している時の画面

④はイヤホンマイクや外付けマイクで録音している時の画面

2.対策

(1)純正イヤホンマイクを使用(純正でなくてもいいですが、100均の物はさすがに音が悪いです。純正は持っている人が多いと思うので)

(2)スマホ用のマイクを使う

(3)延長コードの使用をやめる

(4)どうしても延長したい場合は4極の延長コードを購入
・100均の2mのものは3極なので不可
・100均に10センチのものはありました(写真⑤上手く録音出来るかは未検証)
・もっと長いものはAmazonで600円弱～

(5)イヤホンマイクでは録音がうまくいかなかったり、購入しても今後使うか？→録音順を後の方にして編集で遅延を調整(GarageBandや動画編集アプリ、音声編集ソフトなど使用)

マイクなどに関してはまた記事を書くかもしれません。